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本日はピアノまたは音楽教室における昨今の大人のレッスン事情についてお話させていただきたいと思います。

さて、私は指導を始めてすでに20年が過ぎましたが大手楽器店のグループレッスンから個人レッスン、そして今日に至るまでの大人の生徒さんの意識と現状、その移り変わりなどからお話してみましょう。

私が大手楽器店に所属していた昔からすでに大人の方が習いにいらっしゃる事例が多く見受けられました。

どんな方が対象だったかといいますと OL,主婦、趣味で音楽を習う保育士さんと講師をめざすためにグレードを受験するために勉強されるOLさんが主でした。

男性の方はごく少数はでしたので楽器店ではいつもいろいろな意味で話題になっていたのを覚えています。

年齢層も20代か30代の方ばかりでした。

ブランクをはさんで20年ほど前に独立して数年後、子供の生徒と同数くらいに大人の生徒さんが次々に集まってきました。

その時もやはり20代か30代の方が大半で、後になって40代の方もやってくるようになりました。

では、昨今の音楽教室はどうでしょう?

明らかにターゲットが40代、いいえ50代からそれ以上のシニアの世代が中心となってしまったようです。

何故だかわかりますか?

地域によっては少子化に拍車をかけて高齢化。

そこをターゲットにしてお金を取ろうと考えた大手の戦略です。

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