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自動車学校経営者が気にしている免許制度の変化

津市のホテルからおはようございます。

昨日は三重県の指定自動車学校協会さんにてSDGsと経営というテーマで講演をしてきました。SDGsカードゲームと弊社の取り組みについてお話させていただき、その後は懇親会にも参加。朝からホテルの朝食を会長と一緒に楽しんだ後、出発前にコーヒーを片手に、皆さんへ音声をお届けしています。

昨夜は友人から「免許の更新が切れたらどうすればいい?」という質問がLINEで届き、分かる範囲でお答えしました。

私は自動車学校の3代目に生まれたので、自動車学校の存在は生まれた時から身近なもの。でも、改めて考えてみると、多くの人にとって自動車学校は人生で一度関わるかどうかの場所ですよね。

そこで今日は、全国の自動車学校について少しお話ししたいと思います。

指定自動車学校と未指定校


自動車学校には大きく分けて2種類あります。

指定自動車学校:公安委員会から指定を受けているので、仮免許や検定を代わりにすることができ、実技などが免除になります。
未指定校:練習などはできますが、試験は試験場で直接受ける必要があります。多くの場合、試験場のそばにあります。
私は長崎県で指定自動車学校を経営していますが、昨日は三重県の指定自動車学校の皆さんで作られている学校協会にお呼ばれしました。三重県には30校、長崎県には18校の自動車学校があるそうです。

全国には現在1200校ほどの自動車学校があり、子どもの減少に比べると減少率は緩やかだと聞いています。

自動車学校経営者の特徴


自動車学校は車社会が始まってからできた産業なので、歴史はそれほど古くありません。そのため、同じぐらいの世代の方が創業し、経営されているところが多く、長崎県の場合はほとんどが3代目経営者です。私と同世代の方もたくさんいます。

また、自動車学校業界は数が多くないので、業界内の交流が活発です。私も全国100校以上と繋がりがあります。

業界がいま気にしていること


昨日の懇親会では、

令和7年から変わる免許の種類(AT・MTの基準)
マイナ免許証の導入
について話題になりました。特にマイナ免許証については、まだ詳しい情報が届いておらず、現場としては少し心配しています。

免許の種類については、私が会社に入ってからも増え続け、中型、準中型などが新たに加わりました。私のところは普通車と二輪しか扱っていないので大きな影響はありませんでしたが、大型免許を扱っているところは、法改正のたびに車やコースを整備しなければならず、大変だと聞きます。

最後に


最近、本や読書についてばかり話していたので、今回は少しだけ自動車学校業界のリアルをお届けしました。

これからも様々なテーマで情報発信していきますので、どうぞお楽しみに!

株式会社ヒューマングループでは、自動車学校事業以外にも、観光事業、人材育成事業、マーケティング・コンサルティング事業など、幅広い事業を展開しています。SDGsの推進にも積極的に取り組んでおり、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。

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