谷家旅行⑧ 「2023GW 錦糸町から吉野ケ里 」前編

はじめに
昨年のGWは沼津(ラブライブ!)～伊豆長岡（鎌倉殿の13人）～実家。盆はお台場(ラブライブ!再び)、年末は越後湯沢（GALA)だった。息子が大学受験を控え、1泊の旅ばかりだったから、今回は久々の長旅で5月3～7日の4泊5日。
目的は息子のアパートを訪ねること。というのも家賃を夫に負担してもらうこと（学費、仕送り、光熱費は私）にしたけれど、前期試験に落ちて後期合格発表が3月末と遅く、4月に夫抜きでバタバタと賃貸契約してしまったから。早めに夫に実際の部屋を見てもらおうと。ちなみに息子の引っ越しは宅急便で送った段ボール数箱のみで、家電も家具も現地調達だった（ニトリとケーズデンキ）。
娘の目的は柳川水族館。超無敵クラス（関東では今も放送しているようだが、こちらは深夜の放送が無くなり見れない・・娘はTver）で見ていて気になっていたよう。
ということで埼玉～実家～柳川の旅を計画した。
１　5月3日　埼玉～錦糸町
息子のアパートを目指し、夫と娘の３人で名古屋駅に。連休初日だから混雑覚悟で30分弱の乗り継ぎ時間を確保していたが、新幹線改札を通ると　遅延とのアナウンス。数分おきのダイヤゆえ続々ホームに人が供給され、馴染みの15号車（喫煙ルーム付近）はホームの先端なのに大混雑で怖いくらいだった。予約をもたもたしていたら、大きい荷物用の最後列しか空いていなかった3人並び席で東京駅に。20分弱の遅れ。
息子の最寄り駅までは　上野東京ラインで赤羽～埼京線が最短。ところが高崎線の人身事故で直通運転を中止しているとのこと。今思えば赤羽まで宇都宮線の列車に乗れば良かっただけのこと、我々はテンパって京浜東北線～埼京線。
息子の部屋は妙に小綺麗で、一安心。一人暮らし1ヶ月足らずで、既に鶏ガラスープの素や片栗粉があってびっくり。息子はあんかけが食べたかったのか？
アパート近くのラーメン屋(豚代官)は臨時休業にて、家族4人びっくりドンキーランチ。さらに歩いて大学構内をチラッと。ビニールハウスのような喫煙所で一服。路線バス～京浜東北線～総武線で錦糸町に。
まずはロッテホテルにチェックイン。連休だからツイン朝食付きで4万円程した、涙。で、子供たちのみ宿泊、夫と私のヤニカス2人は安定のフレッサイン(喫煙)。悲しいかな、こっちのほうが落ち着く。
夫は早速サウナへ。
私と子供達はスカイツリータウンの台湾フェアに。この時私、お恥ずかしながら左膝関節痛のためサンダルからスニーカーに履き替えてスカイツリーを目指した。地図でみると錦糸町からほぼ一直線約1.5km程度に見えたが、まあまあキツく、帰りは半蔵門線1駅乗ってしまったほど。まあ、おかげで声がほぼ大山のぶ代のクレープやさん(夜ふかしで有名)に遭遇～購入したのだけれど。御本人は出勤していなかったが。
サウナ終わりの夫と駅前喫煙所で待ち合わせて、家族4人で夕食。息子がマグロを食べたいというので海鮮居酒屋。その後再び二手に別れ、それぞれのホテルで就寝、初日終了。

スカイツリータウン台湾フェア

2  5月4日  東京～実家
初老の我々夫婦は早々に目覚めてフレッサインをチェックアウトし、ロッテホテルに移動。娘がロッテホテルをリクエストしたのは朝食ブッフェ目当てだった。宿泊していないヤニカス2人が繁忙期に朝食会場に入れるか不安だったが、現金で支払って無事に食事できた。もしかするとツインの部屋に一家4人で宿泊したと思われていたりして・・・なんて小心者は気にしてしまう。娘は朝からコアラのマーチやチョコホンデュに大満足。
常磐線特急の時間から逆算し、朝食の混雑を予想し結果、早々に朝食が済んでしまい、喫煙所を探しがてら（ロッテホテルの喫煙所は閉鎖中）娘と3人で錦糸公園を散歩することに。墨田体育館はその日はカルタ？百人一首？の会場だった。王貞治ゆかりの野球場もあり。
実家までは秋葉原～上野と乗り継ぐ予定が、夫の勧めで総武線快速～東京駅乗り換えで勝田まで移動。やっぱり総武線地下ホームは面倒だった。せっかちは総武線快速は品川だ!!と再認識。
例年ならネモフイラで大混雑のひたち海浜公園。今年はGW前に見頃を過ぎたはずだったけど、勝田駅はまあまあの人出だった。レンタカーで勝田から実家まで向かう途中で昼食予定とした。いつもはニッポンレンタカーだが、今回は茨城空港返却ゆえトヨタレンタカー。
ふと、かつて夫行きつけの「とんこつラーメン屋」を思い付いた。我々が転居してはや10年以上経つのに同じ場所で営業中で感激。味も変わらず、が、翌日は福岡空港でランチの予定、なのにとんこつラーメンって…。
途中、父の老人ホームにアポ無し訪問して、実家に無事到着。元々吃音があり無口な父だから、チラッと顔が見れただけでも有難いことだった。
実家の母に月末、白内障手術で入院するから帰省して欲しいと言われる。3週間後だ。85歳になり、元来のマイペースが強さを増している気がする。母の前頭葉の衰えを覚悟しないと、としみじみ。
夕方、実家最寄駅でえきねっと予約した息子の帰路切符を発券して、2日目終了。

3   5月5日   茨城空港～福岡～柳川
中部－茨城のスカイマークが無くなり久々、10年ぶり？の茨城空港。最後は常磐線が不通だった2011年の4月？震災の時だったかも。
福岡行きは10時発、母に朝食は断り、夫と娘の3人で実家を6時半過ぎには出発。ナビでは高速利用で所要1.5時間となっていた。ところが夫が、久しぶりだから途中まで下道で行きたいと言う。十年一昔というくらいで新しいバイパスもあり、間に合うか不安だったが結局、離陸２時間前には車を返却できた。
空港2階で軽食を済ませ、懐かしの売店をみて搭乗口へ。夫は保安検査場でターボライターを取り上げられ困惑していた。かたや私は喫煙所で同じ境遇の方にライターを貸して下さいと言われ…恐るべし茨城空港。
離陸前に息子が1人常磐線に乗り、埼玉のアパートに帰れるか、LINEするも連絡とれず。ま、いいか。私は子供の頃から「連絡無しは無事な証拠」って言われていた。その息子だもの、仕方ない。
定刻で福岡空港に到着。
以前空港で食べた「呼子のイカ」が忘れられず、お店を探してウロウロ。何せ15年前くらいの思い出で、ターミナルビルは勿論リニューアルされていたから辿り着けずだった。何とか和食屋さんを2店発見、待ち時間の無い方に入店したが、シングル席×3席となってしまって(コロナ対策？)あまりゆっくりできなかった、残念。
空港から柳川までの行程は天神から西鉄、ではなくて、西鉄久留米まで高速バスとした。
初久留米に松田聖子フｧンの私は感無量。
ただ西鉄久留米駅は空きテナントも多く、少し寂しい感じ、時代はやっぱり九州新幹線なのかも。
お腹が空かず久留米ラーメンは諦め、西鉄柳川へ。列車の乗客のマスク装着率がほぼ100%で夫が困惑(本日2回目)していた。5月8日に感染症5類に移行の予定だったから、たった数日足らずの話、なのだけど。
柳川駅からまず一番の目的地、「柳川水族館」を目指す。娘から私的な小さい水族館とは聞いていたし、キャリーバックもあるし、でタクシーで向かうことにした。
松岡修造(こちらもフｧン、高校時代に生写真を持っていた私)の母校、柳川高校の前を通り、駅から15分くらい走っただろうか。大通りを左折すると、何だか様子がおかしい。路地が通行止めだからここまで、と運転手さん。その日は「天神祭」？とやらで、祭りの真っ最中だったのだ。

つづきます。