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【劇症1型糖尿病】~発症当日~

2017年11月20日(月)

前日・前々日の週末は
18日(土)は日帰りで大分県に仕事で行き
19日(日)は朝から夜遅くまで仕事をしていたため

午前中はゆっくりして
午後から数日出来てなかった自宅の掃除・溜まってる書類整理をするぞー!
と午前中はゆっくり横になってました。

お昼12時過ぎ
突然、吐き気を感じて(気持ち悪くなり)、トイレに駆け込む。
前日の夜の会食から食事をしていないから、吐くものは無い。

胃腸炎?
昨日の夜ってお酒も飲んでないし、
食べた物って
サラダ以外は地鶏とかチキン南蛮とか
火が通ってる物しか食べてないけどなぁ。

と思いつつ
30分ほどトイレにこもっていたけど
トイレにずっと居ても、吐くもの無いし、
何より体が冷えて寒い!と思い
ベッドに戻って横になる。

スマホの時計を見たら12:35。
仕事中の母に体調悪いことを伝えた方がいいな。
あっでもお昼休憩中かもしれないから、少し横になって様子みて連絡しよう!

吐き気を感じつつ、1時間ほどウトウトする。

13:35 吐き気がおさまらないなぁと感じて、仕事中の母に電話をする。

お昼過ぎから吐き気がして、今もおさまらない。
仕事の帰りにどこかでポカリスエット(体調が悪い時の救世主)を買ってきて。
とお願いする。

このあたりから
異常な喉の渇きでお水を飲む

その後、飲んだお水を吐く。
というループを繰り返し始める。

18:30過ぎ お願いしたポカリスエットを買って母が帰宅。

あまりにも体調(症状)が悪い私の様子をみて、風邪や胃腸炎じゃないと感じたのか
(これはただ事じゃないと感じたのか)
今から診察可能な内科の病院を探してくれ、なんとか診察可能な病院が自宅から近い所でみつかり

18:50 母の運転で自宅から車で数分の病院に向う。

この時、意識は途切れ途切れし始めて、なんとか立ってるフラフラ状態だったけど、壁づたいで手すりを使って自力で歩くことは出来た。

移動中の車の揺れにさらに吐き気を感じつつ、19時ごろ病院に到着。

病院に到着して、ここはどこの病院?と入口を見て、ふと思い出したのは
この病院に来たの小学生の時以来だわ。
検査を受けてる最中に気を失って、幽体離脱した病院だわ~と呑気に思いながら院内へ。

受付に向かうと
なんとか立ってるフラフラな私の状態を見て、車椅子を用意してくださる。
診察室・処置室の移動は車椅子で。

病院に来て診察してもらえる安心感と
車椅子だから自分で歩かないからラクだ~と一瞬思ったけど、喉の渇き・吐き気は収まらず。
体のキツさはほとんど変わらなかった。

診察を受け
血液検査で炎症があり、脱水症状もあり、日中の症状と照らし合わせて季節的に胃腸炎なのでは?
とのことで点滴を打つことに。

点滴をしている最中、吐き気は一瞬おさったが、喉の渇きはどんどん酷くなる。

点滴が終わり
大事をとって病院で朝まで様子をみますか?と親切な対応をされるが、
意識も思考回路も朦朧としていたけど、点滴打ったしゆっくり寝れば落ち着くでしょ!と楽観的な考えで自宅に戻ることを選択。

あとは寝るだけ!と思いながら
相変わらずフラフラ状態で
21時ころ自宅に戻る。

自宅に戻って1時間ほど横になっていたところで

激しい喉の渇きで大量にお水を飲む

飲んだお水を吐く

の間隔が病院に行く前より短くなる。
お腹も下し始めた。
吐きすぎて背中も痛い。

胃腸炎でこんなに喉が渇いて吐く?
吐き気がおさまらないし、お腹も痛くてトイレから動けない…

トイレから唸り声がして出てこない私を心配した母が
「もう一回、病院に行こう!
今度は夜間救急で診てもらおう」と。

病院はさっき行ったじゃん!
もう動けないんだけど!!
と思いつつ、
明らかに悪化している症状から解放されたい!と思い、病院に向うことを決心。


※私の体感ではトイレから動けなくなって、2時間くらいだと思っていたが、
実際は5時間以上、経過していた。


最初に病院に行った時は
車の乗り降りは時間がかかったけど助手席に座ることが出来たが、
もうこの時は座ることも出来ず、後部座席で横になって病院に向かった。

時間感覚が麻痺している私は
まだ病院に着かないの!?
もう限界なんだけど!!!
と何度も思いながら、なんとか病院に到着。
やっと着いた…
(所要時間は15分程度)


壁づたいで夜間救急センター入口を入り、受付で
「診察をお願いします。
付き添いの家族が駐車場に車を停めているので、受付は家族が……」
と話している途中で、

スローモーションで体が倒れていくのを感じながら、目の前が真っ暗になった。

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