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これからの時代生き残れるのは、、、



 AI(人工知能)は今、あらゆる分野で急速に活用が進んでいて、これからAIによってどんどん仕事が奪われていきます。私も就職活動中AIにとって変わられない仕事につくべきだよと散々言われてきました。

 今では、携帯ショップや銀行、ホテルのエントランスなどなど。自分でも気づかないうちにAI技術と接している人も多いでしょう。これまで人間が担ってきた仕事の極めて多くが、AIによって代替されていく「AIの時代」が到来してしまうのです。

 では、どのようなAIの時代に活躍する人材なのでしょうか。人間が叶わない能力と、AIが代替できない人間の持つ能力をそれぞれ上げてみましょう。

1.人間が絶対に叶わない「三つの能力」

第一に「無限の集中力と持続力」。
 コンピューターは、どれほど莫大な情報でも、どれほどの時間がかかっても、全く疲れを知らず処理することができます。

これは人間の持つ集中力や持続力という「基礎的能力」は全く勝負になりません。


第二に「超高速の論理的思考力」。
 囲碁AI「AlphaGo」に敗北した世界チャンピョンが「AIを負かすことはできない」と棋士を引退したというニュースが、2019年11月にありました。このようにAIは何手も先を読む「論理的思考力」という点で、人間はコンピュータに全く叶わない爺実が既に突きつけられています。

そして近年では、大手の都市銀行がAIの導入計画と大幅な合理化・リストラ計画を発表しているように、既に日常のビジネスの世界でも次々と起こっています。 


第三に「膨大な記憶力と検索力」。

 ウェブの世界そのものが、世界中の情報や知識を記録している「巨大な保管庫」となっています。今では、スマホやパソコンで、誰でも世界中の知識を瞬時に検索できるようになりました。そのため、私たちが身につけた「知識の修得力」という能力、そして、それに基づく「専門的知識」という能力も極めて高度なレベルでAIによって置き換わっていくことになります。

2.AIが代替できない「三つの能力」

第一「クリエイティビティ」(創造力)
 よく「AIは創造的な作業はできない」と言われています。AIは賢いですが、データがなければ学習することができません。今までにない新たな発想が示されたとき、AIは人間に勝つことが困難になります。

常に新しい発想で取り組む人、突然変異的な、異端な発想やものの見方ができるスキルが重要になります。

第二「ホスピタリティ」(接客力) 
 「ホスピタリティ」は日本語で、「接客力」と呼ばれるもので、顧客の気持ちを細やかに感じ取り、顧客に対して温かいおもてなしの心でサービスを提供できる能力のことです。「ホスピタリティ」や「おもてなし」を発揮するために必要不可欠なのが「コミュニケーション能力」です。

「コミュニケーション能力」の最も重要な部分は言葉によるものではなく、眼差しや目つき、表情や仕草や身振り、姿勢による言葉以外によるものなのです。人間の心に対する推察力や想像力といった曖昧さのある「非言語的コミュニケーション」においては、やはり、AIは、人間の高度な能力には追いつくことはできないのです。

第三「マネジメント」(管理力)
 この能力は、一つの組織やチームをリーダーとして率い、マネジメントしていく能力です。「ここで「マネジメント力」「リーダーシップ力」が必要になってきます。ここでいうマネジメント力は日「人事管理」「工程管理」といった「管理業務」の能力ではなく、人間にしかできない「心のマネジメント」のことです。

「マネジメント力」は部下やメンバーの「心」を、マネージャーやリーダーの都合の良い方向に変えていこうとするマネジメントではなく、部下やメンバーの視点に立ち、その「心」が、自然に、互いの共感力を高めたり、仕事に生きがいを感じることのできるように支援するマネジメントです。

そして、もう一つの「リーダーシップ力」は、リーダーが、ビジョンを魅力的に語るとき、「この人と一緒に仕事がしたい」「この人と何かを成し遂げたい」「この人と共に成長していきたい」と部下やメンバーが一部の人間に対して、こう思うときに生まれてくるものです。

以下の「三つの能力」こそが人間だけが発揮できる能力であり、AI革命の時代にも、人間に求められる能力であると言われています。

3.AI普及に求められる人材と必要な能力

  AIの活用が一般化する時代に求められる能力として、このようなものがしたのグラフのようなことが挙げられます。

1月課題 AI

 「業務遂行能力」や「基礎的素養」より、「チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質」や「企画発想力や創造性」が必要になってくるのです。
 

 今後は知識の量や学校の成績ではなく、人間としての本質的な能力が問われる時代になります。人間はより人間らしく心豊かになる業務を行い、何も考えなくてもいい業務は人工知能が行います。

よって、自分で考え、自分で動くことのできる人材は今後も必要とされるでしょう。

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