生き物と私 2

今回は蜂と鳩です。
「虫と私」というタイトルにならなかったのは鳩のせいです。
蜂も鳩も珍しくはないのですが、あまりにも家の近くで見かけるものですから、何か意味があるのかもしれないと思って、それの記録もかねて書いています。

マルハナバチとクマバチ

うちにはアシナガバチが巣を作りがちで、毎年周囲をうろうろしています。
昔、洗濯物のズボンの中に入ってて、履いたら刺されてえらい目にあったりもしました。

そんな我が家にめずらしく一回り大きな蜂がやってきたのは、4月中旬くらいでしたかね。車に乗って発車しようとした瞬間、フロントガラスにぶつかってきました。びっくりしました。
大きいといってもスズメバチではなく、ミツバチみたいだけどそれにしては大きい気がする…と思いました。
その時はそのまま出かけて、帰ってきて二階のベランダのプランターをいじっていてふと顔をあげると、さっきのあの蜂が見上げた先にホバリングしていてまたもやびっくり。
それでなくともめったに見ない大きなハチが、二回も明らかに自分めがけてやってきたので、さすがに何かあるのかと思い調べてみました。
その時調べたのはスピ的な意味で、縁起がいいとかそういうことでしたが、たとえで挙げられていたのがミツバチ、スズメバチ、クマバチで、私が見たのは特徴から言ってクマバチだったのかなとその時は思いました。

しかし数日後、今度は黒い蜂を見かけました。
色からして一瞬大きいハエかと思ったのですが、よく見ると胸のところが黄色く、形もミツバチに似てます。
この時さすがにちゃんと調べてみようと「黒い蜂」で検索してみるとひっかかったのがクマバチでした。

そしたら、この間の蜂は何だったんだろうと、その時改めて調べてみて、特徴的に一番近いのがマルハナバチでした。
子供のころはよく見かけた気がしますが、今となってはめったに見ないし、クマバチもあまり見た記憶はありません。ハエと見間違っていたのかもしれませんが。
どっちにしてもほとんど見かけたことのない蜂が、立て続けにうちの周辺に来たのはほんとに不思議です。
ちなみに、どちらもそれっきり見かけません。
ほんとに何だったのかなと思っています。

キジバトのご夫婦

マルハナバチを見てから間もなく、今度はベランダでキジバトのご夫妻に囲まれました。
また二階のベランダでプランターをいじっていて、鳥の気配を感じて見上げると、一羽のキジバトが電線に止まって私を見ていました。
右側を見ると、もう一羽のキジバトが物干しの台に止まってやはり私を見ていました。鳩はつがいで行動するので、ご夫妻と思われました。
目が合ってるのに逃げもせず、じっと私を見つめてきます。

私たちが日常見かけるハトは、主に日本在来種である「キジバト」と、公園などによくいる「ドバト」になると思います。
昔は近所に葬儀屋があり、ドバトはお葬式の時飛ばしたりしたのでそこで飼ってました。なのでドバトは嫌というほど見ましたし、糞も頭の上に落とされました。
キジバトは「デーデーポッポー」と鳴いてるあいつです。
ドバトより気の良いやつなので私は好きです。

鳩というとベランダなどに巣を作るので悪名高いです。
うちのベランダにやってきたキジバトのご夫妻も、巣を作るための場所探しに来たのだと思います。
しかし、彼らはそれにしてはあまりにも私をガン見してきていました。
下見の邪魔だからどっか行けと思われていたのでしょうか。
むしろ、昔私が巣を撤去してしまったご夫妻がリベンジに来られたのかもしれません。その話はまたそのうち。

でもベランダに巣を作るのは主にドバトで、キジバトはむしろカラスに襲われそうな場所にばかり巣を作ります。先述の撤去してしまった巣も、割れた卵の殻だけが残っていて、ヒナは見当たりませんでした。
しかし鳩は鳥類には珍しく、親鳥がピジョンミルクというものでヒナを育てるので比較的繁殖は旺盛です。なのでその卵やヒナはほかの生き物の貴重な食物になってるとも言えますが、親としてはやっぱり切ないですよね。

ちなみに鳩をベランダで見るのはやっぱり縁起が良いようです。
詳しいことは忘れました。また調べてみます。

とりあえず記事は以上です。が、以前うちの敷地内に巣を作ったキジバトご夫婦の話を次回書いてみようと思います。
それはちょっと趣向を変えて、絵を入れて書いてみようと思うので、時間がかかると思いますが忘れたころにまた、よろしければ。

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