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山陰再訪

2020/11/23

11月初旬、最後と思われた台風が発生し西へ向かっていました。

四国の河口の地形もまだ決まっているそうで居ても立ってもいられずに店の連休を使って西へ。夜通し走って河口に着くと綺麗な膝の波がブレイクしていました。もう台風も期待できない感じ。逆に冬型が決まって強いオフショアが、、

路線変更で前回の旅で完全にハマってしまった山陰方面へ。途中、香川でしっかり讃岐うどんだけはメイク。

これで波を外しても大丈夫。

前日の夜出発してひたすら移動して翌日の夕方、サイドオンショアが吹き荒ぶもここが一番風を交わしているであろうレフトのポイントに到着。

誰もいないこのポイントには200Mは乗り繋げるパワフルな波がひたすらブレイクし続けていました。疲労困憊ながら海に浸かれば疲れは吹き飛び、JoshのLiberator7'4で日が暮れるまでの短い時間でしたが、ひたすら乗り続けました。

*  *  *  *

翌日、予報通り風は止み、穏やかな空気の中柔らかい綺麗な波が出現しました。

手前のセクションで一人だけ女性のロガーが入っていました。挨拶して奥のピークへ。胸くらいと小さくともクオリティーの高さを誇るこのレフト。

JoshのLiberator6'10 Twinはテイクオフも素晴らしく早く、動きはまるで6台前半の感じ。7'6とはまた違うボトムデザインで安定感もありながらルースな動きという不思議な感触は他にない感じ。

素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。

大阪から来ていた親切な方にアドバイスをいただき東へ向かうことに。

途中いい感じの定食屋さんを見つけてノンアルでプシュッと。

日本海は魚が美味い。脂の乗ったブリが絶品でした。

途中無数にあるポイントをチェックしながら噂に聞くポイントに着くともう夕方。

素晴らしいライトとレフトがブレイクしていました。

先ほどの親切な大阪の方も偶然同じポイントに。ローカルの方をご紹介いただき緊張しながらもご一緒させていただく事が出来ました。

ブレイクした後のスープがパワフルに縦に上がっているのと、全員がショートボードなのを見て尖ったノーズでクリアのNealさんのStinger Fish Duo6'10で入ることに。

私にとってはバックサイドのレフトの波でやりましたが板も調子良く、掘れたバックサイドの波でも安心の早いテイクオフからクイックな切り返しが素晴らしい大人のショートボードといった感じ。TravisさんのWidow Makerと用途が近い感じです。finは従来からあるDUO finより一回り小さいものを試してみましたが、より抵抗が少なくなり速さと軽快な感じが味わえます。軽快とは言えDUOですのでテールにはかなりのグリップ感があります。

皆さん朝はもっと良かったと言っていましたが私にとってはパワーもあるかなりのクオリティーの波でした。

その後温泉までご一緒していただきなんとも最高な2日目となりました。

*  *  *  *

翌朝、3日目。流石に波も小さくなり、うねりに敏感なさらなる東を目指して移動しつつ帰路につこうという目論見。

県境のトンネルに入る直前の川に架かる橋の上から見えるビーチに何やら良さそうな波が、、

Uターンしてそのビーチに行くと

200M程右から左へ崩れ続けて行くロングウォールを発見。

ここも無人、、

腰くらいの癒し系の波には間違いなくThick Lizzyの7'4。

移動疲れも吹き飛ぶ素晴らしい波で最終ラウンドを終える事が出来ました。

3日間に渡り山陰地方の素晴らしい波を堪能できました。

今回は一人旅。サーフトリップはぜひ少人数で。良い出会いと波が待っています。

さー、帰路はここから9時間。頑張りますか、、


2020/11/23

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