見出し画像

【ファンデッキ】【ポケモン映画デッキ②】『ボルケニオンと機巧のマギアナ』

1.はじめに


 フーパです。
 「ポケモン映画デッキ」シリーズ、第二弾は『ボルケニオンと機巧のマギアナ』です。荒っぽくて、けれどポケモン想いでカッコいいボルケニオン。「ポケモン映画で一番好きな作品は?」と聞かれたら、僕はまず間違いなくこれを答えます。キャラ好きが高じて「スチームアップ」のボルケニオンEXはめちゃくちゃ使ったし、ORASではスカーフを巻いてスチームバーストをぶっ放してました。
 え、HNはフーパじゃないかって?僕がこのHNを名乗っているのは、ゲームというよりカードの「フーパ」が好きだったからです。XY7で収録された「バンデットリング」持ちのフーパEXには、いろんなデッキでお世話になりました。伝説・幻のポケモンが大体好きなこともあって、じゃあ何でも呼んでこれるフーパがよいのでは?という理由もあります。『光輪の超魔神 フーパ』デッキも、そのうち組みましょうか。
 そんな話はさておき。「白熱のアルカナ」収録の「マギアナV」「ギギギアル」の存在によって、このデッキもついに機巧(からくり)っぽく仕上がったかなと思っています。以下、デッキ解説です。

2.デッキ解説

https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/FwFVkF-R9EUoR-kkFb1w/

◎ポケモン 15枚
・ボルケニオンV 3枚
 主人公。堂々のメインアタッカーです。まずは上技のヒートブラストから入り、Vガードやタフネスマントでお膳立てして1発耐えます。ダメカンが乗った状態のダイナマイトタックルで決めて、V同士の殴り合いを制していきます。
・マギアナV 1枚
 サブアタッカー。ボルケニオンVは1発攻撃を受けないと高火力が出せませんが、マギアナVはこちらから220を仕掛けにいくことができます。ギアスローは滅多に打ちませんが、ボルケニオンの取りこぼしを倒せる技なので覚えておきましょう。
・マギアナ(オーバーホール) 1枚
 メインがVポケモンなので、サイドをずらす非V枠。からくりカノンで小突きます。初動が弱いときは、オーバーホールが助けてくれることもあります。
・ギギギアル(トリプルギア) 2枚、ギギギアル(ギアウォール) 1枚
 からくり感マシマシのエネ加速枠です。一応補足しておくと、本編にギギギアル系統はほとんど出てきません。なぜ……。
 手貼りの他にキバナや滝壺も入っているので、トリプルギアは序盤に1回使えれば回しきれる印象です。余裕があるときはギアウォールを立てて耐久を上げておくと、ボルケニオンVが生き残る可能性が上がります。
・ギギアル(ビーム) 1枚、ギアル(コールサイン) 3枚
 回収ネットがある関係で、ギギアルが強い場面があるので1枚採用。ギアルは当初4枚にしていましたが、終盤使わなくなるので3枚に減らしました。
・かがやくサーナイト 1枚
 キミア王女のサーナイト。色違いなところまで原作準拠です。ボルケニオンの耐久を上げるカードとして、置けるときに置いておくと強いです。
・クロバットV 1枚、ネオラントV 1枚
 縦引きで戦うデッキなので、補助に1枚ずつ採用。サーナイトやギギギアルのおかげで意外に狙われにくいです。
◎トレーナーズ 33枚
●グッズ 20枚
・クイックボール 4枚、ハイパーボール 3枚、レベルボール 1枚、しんかのおこう 1枚
 たねVで攻撃するので、クイックとハイパーを厚くしました。ギアル4枚目とギギアル2枚目を兼ねられるレベルボール、2種類のギギギアルどちらにもなれるおこうも、1-1で採用しています。
・ふつうのつりざお 1枚
 研究やハイパーボールで切ったカードを戻します。1枚は絶対に必要だが、2枚は過剰だと思ったのでこの枚数。
・ふしぎなアメ 3枚
 ギアルをギギギアルにするためのカード。ハイパーや研究に巻き込まれるので、2枚使えれば十分という認識でいます。
・ポケモンいれかえ 2枚
 入れ替え札は2枚の採用。初動の切り返しや、滝壺を使いながら前に出たいときに重宝します。
・回収ネット 1枚
 トリプルギアを使った後のギギギアルは置物になってしまうので、使い回すための1枚採用。試合によっては3枚目の入れ替え札でもあります。
・ともだちてちょう 1枚
 ハイパーや研究で手札を切りがちなので、早期に捨てたサポートを使い回すための1枚。
・タフネスマント 3枚
 ボルケニオンV等の耐久を上げるカード。クロバットやネオラントに貼っても強いです。
●サポート 11枚
・博士の研究 4枚、マリィ 3枚
 調整段階で事故が多かったので、ドローサポートは厚めに。マリィは打つと相手の動きを小さくできるので、間接的にボルケニオンを守るカードでもあります。サポート管理に自信があれば、マリィ2ツツジ1でも強いかもしれません。
・ボスの指令 2枚
 手帳を加味してボスは2枚。基本的には前と殴り合いますが、壁を無視して後ろを取りたい場合などに便利です。
・キバナ 1枚
 あると便利なエネ加速。ギギギアルを連発できるわけではないので、2体目か3体目のボルケニオンはこれで立てます。
・カリンの信念 1枚
 「いちげき」のポケモンであるボルケニオンVで押しきるためのカード。劇中の「ぶっとべ!」を再現できます。基本的にラストターンにしか使わないため、1枚の採用です。
●スタジアム 2枚
・マグマの滝壺 2枚
 雪道を割ることに加え、2体目、3体目のボルケニオンのエネ加速のためのカード。耐久の低下につながるので、ご利用は計画的に。
◎エネルギー 12枚
・基本炎エネルギー 6枚、基本鋼エネルギー 3枚
 基本的にボルケニオンで戦うので炎を多めに。マギアナVの鋼要求が2枚なので、トラッシュないしサイド落ちぶんを鑑み鋼は3枚の採用です。
・Vガードエネルギー 3枚
 このデッキが完成した理由たるカード。スペシャルレーザーの条件も満たせるし、今まであと一歩だった耐久を間に合わせてくれています。1体に2枚貼っても意味がないため3枚の採用。

3.戦い方(一例)

●1ターン目
・先攻を取って、ボルケニオンVに手貼りします。ギアルを1体置けていると強いです。
●2ターン目
・ボルケニオンVの耐久を上げて、最低限ヒートブラストで攻撃します。トリプルギアが言えて下技が使えたら上々です。
●3ターン目
・相手の攻撃を1発耐えて、ダイナマイトタックルで殴り合いを制します。返しで倒される可能性が高いので、2体目のアタッカーの準備を始めましょう。
●4ターン目以降
・キバナや滝壺で後続を用意して、同様に殴り合っていきます。終盤はボスやカリンで試合を決めにいきましょう。

 いかがでしたでしょうか。組み終わってみて「ネーベル高原の主なのだから、ボルケニオンは歯車で戦うことを嫌がらないだろうか……?」と疑問が出てきてしまいました(それだけ、ボルケニオンというキャラクターが好きってことです)が、ファンデッキとしてはなかなかいい仕上がりになっていると思います。ぜひ使ってみてください。
 "そうやって、僕らは声を届けよう。”


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?