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シティシーズン6 (5/4) 4勝2敗 アルセウスレックウザ

 はじめまして。フーパと申します。普段は大学のサークルでポケモンカードをしています。外の皆様と対戦する機会としてはシティリーグのほか、自主大会や、時折地元溝の口のジムバトルに出ることもあります。CLは2021の横浜が最後で、リザードンVMAXを使って5-3でした。ああいったワンパンデッキが好きで、XY期には「ガリョウテンセイ」のメガレックウザEXを愛用していました。
 さて、今回はシティリーグにアルセウスレックウザで出場し、4-2オポ落ち(CSPゲット)の結果を残したので備忘録としてnoteを書くこととしました。力不足でトーナメントには上がれませんでしたが、レックウザデッキのnoteもあまり見かけないので、僕の記事が何かの参考になれば幸いです。

◎当日のマッチング
1回戦:× ドガスダイナダイケンキ(DDD) 0-6
2回戦:× パルキアVSTAR 0-6
3回戦:○ パルキアVSTAR 6-2
4回戦:○ れんげきカラマネロ 6-0
5回戦:○ パルキアVSTAR 6-3?
6回戦:○ レジギガス 6-4
→26位(4-2の選手中、オポネント最弱)

◎デッキ解説
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/Y8c8cD-OQrKdM-c8ccax/

ポケモン(19)
アルセウスVSTAR(2)、アルセウスV(3)
…アルセウスとVMAXのデッキによくある配分です。基本的にアルセウスVSTARは試合中1回しか使わないため(非Vと戦うときはこの限りではない)、2枚の採用となっています。
レックウザVMAX(2)、レックウザV(2)
…レックウザラインは上2―下3も考えたのですが、釣り竿を採用していること、そして後述のメタモンVの存在から2―2の採用としました。
ライコウV(1)
…対パルキアでは欠かせないカードです。ミュウなどの他のデッキと対戦するときも、少ないエネ要求でゲノセクトV等を倒せるアタッカーとして重宝します。終盤に山脈から出てこられるのも偉い。
メタモンV(1)
…最強カード。アルセウス、レックウザ、ライコウのどれにもなれます。パルキア戦ではこのカードが2枚目のライコウになって試合を決めに行くことが多いです。
モココ(2)、メリープ(3)
…このデッキのエレキダイナモはダイバーストを打った後のリカバリーに間に合えばよいので、最速で立てる必要はありません。(例外として、1ターン目にアルセウスに手貼りできなかった際にはエレキダイナモから起動したいのでモココが必要になります。) とはいえメリープでスタートできれば、後1エコーの受けにも便利なので2-3の採用になりました。
マナフィ(1)
…月光手裏剣が怖いので採用。モココ2面取りでなくても、90を2箇所に置かれてしまうとパルキア側に先にサイドを取り切られてしまうので必須だと思います。
かがやくゲッコウガ(1)
…2枚目のダブルターボエネルギーを切ってドローしたり、エレキダイナモ用の雷エネルギーを切ったりと使いやすいカードです。正直「ゲッコウガで引けたから勝った」と実感できた試合はほぼないのですが、隠し札の圧縮が巡りめぐって役立ったときもあったのでしょう。もしどうしても入れたいカードがあるなら、ここが入れ替え候補だと思います。
ネオラントV(1)
…初手の事故回避。温存できれば、終盤でボスやローズを引くのに使います。負け筋になるとはいえ、試合を決めうるカードなので採用しておきたいです。

トレーナーズ(29)
グッズ
クイックボール(4)、ハイパーボール(3)、しんかのおこう(2)
…初動が大事なのでクイックは4。ハイパーは当初4にしていたのですが、枠に困って3枚になりました。モココラインを置くよりもアルセウスやレックウザが進化することの方が大事なので、レベルボールではなくしんかのおこうになっています。メリープは嵐の山脈でも置けます。
ふつうのつりざお(1)
…序盤に切ってしまったレックウザVMAXやモココ、基本炎エネルギーを戻すのに使います。終盤にライコウを戻して、嵐の山脈から起動するルートもあります。
ともだちてちょう(1)
…後述のサポート配分だと必要です。ボスの指令やローズを戻すことが多いです。
ポケモンいれかえ(2)、ふうせん(2)
入れ替え札は4枚。レックウザにはベルトを着ける可能性があるので、風船はモココに貼ることをオススメします。ローズ+エレキダイナモで同じレックウザを2回動かす場合、ポケモンいれかえが必要になります。
こだわりベルト(1)
…エネ3枚のダイバーストの打点が260→290となり、VSTARを少ないエネ要求でワンパンできるようになります。相手の展開が上手くいっていないときは、アルセウスに貼ってテンポを取ることもできます。
サポート
博士の研究(4)、マリィ(3)
…裏工作やゲノセクトが使えるデッキではないので、ドローサポートは枠が許す限り採用したいです。雑に打つマリィで勝てる試合もそこそこあります。
ボスの指令(2)
…当初は序盤に捨てる前提で3枚採用だったのですが、レックウザデッキはその性質上前を取りたいことが多く1枚が友達手帳になりました。
ローズ(1)
…試合を決めうるカード。1試合で使うとしても1回です。元々2枚にしていましたが、手帳を採用したことで1枚になりました。
スタジアム
嵐の山脈(3)
…雪道を割るのにも使えますし、序盤の展開も助けてくれます。パルキア戦では温存を、ミュウ戦ではどんどん使って展開を目指しましょう。
エネルギー(12)
基本炎エネルギー(3)、基本雷エネルギー(7)、ダブルターボエネルギー(2)
…この配分がオススメです。サイド落ち、初手に引けるかどうか等も考慮すると、これ以上は減らせないと思います。

◎基本的なプラン
(1)1ターン目
・スタートするたねポケモンの優先度は、メリープ→かがやくゲッコウガ→アルセウスV→ライコウV→メタモンV→レックウザV→マナフィ→ネオラントV の順です。ただし、相手がミュウでないとわかっているならアルセウスVを優先して下さい。
・1ターン目に必要な行動は、①アルセウスVを出す ②アルセウスVに手貼りする ③レックウザVを出す の3つです。
※①ができなかった場合は、メタモンVだとしても置いておくとよいです。次のターンにVへんげでアルセウスになれれば、VSTARに進化することができます。
※②ができなかった場合は、メリープも置いておきましょう。エレキダイナモから巻き返せる可能性があります。
・後攻のトリニティチャージは、「言える手札なら言う」感覚で大丈夫です。ダブルターボが2枚採用なので、無理して狙いに行くと失敗します。
(2)2ターン目
・アルセウスを進化させて、トリニティノヴァを宣言するターンです。後ろのレックウザも進化させておくことが望ましいです。(VMAXになれればボスから取られることも基本的にないため)
・これらの行動をするのに、スターバースは用いて構いません。手札がよくて温存できるようなら、終盤の詰めに残しておきましょう。
(3)3ターン目
・アルセウスが生き残っているならトリニティノヴァで、倒されたならダイバーストで攻撃していきます。2-3ターン目でモココが用意できると強いです。
・ダイバーストは攻撃後に隙ができるので、レックウザで殴らずとも倒せるなら他のアタッカー(主にライコウ)を使うようにしましょう。もちろん、サイドプラン的に危ないならレックウザを使って大丈夫です。
(4)4~5ターン目
・「ポケモンいれかえ→ローズ→エレキダイナモ→風船」や、「ネオラントV→ボスの指令」で試合を決めにいきます。

◎よくある対面の勝率と立ち回り
(1)パルキアVSTAR:6割
・互いに2-2-2を狙いたい対面なので、どこかのターンで1発耐えれば勝てます。
・その耐えるタイミングとして、①トリニティノヴァの返しにアルセウスが耐える ②ダイバーストの返しにレックウザが耐える の2通りのプランがあります。うまくベンチを絞れた場合は①を、並べざるを得ない場合は②を狙っていきましょう。
・逆に「ダイバーストをお守りパルキアに耐えられる」などするとこちらが厳しいので、トリニティノヴァ以外の攻撃ではワンパンを心がけましょう。
・耐えた後は、ライコウを動かしてワンパン合戦を制しましょう。例えベルトがついていてもアクアバレットは耐えるので、インテレオンを挟まれても安心して殴り続けて大丈夫です。(もちろん、ボスが引けたら使うに越したことはないですが。)メタモンや釣り竿を使って、ライコウを2回押しつけられるとなおよいです。

(2)ミュウVMAX:4割
・全てのターンで理想の動きをしてくると厳しいですが、どこかで1ターンもらえると十分に勝つことができます。
・先攻を取れたら、後1エコーの受けに気をつけて立ち回りましょう。手貼りの出来次第ですが、メリープを差し出せるとよいです。
・後攻になってしまったら、「アルセウスV、レックウザV、メタモンV」と並べることが望ましいです。「ボス+クロスフュージョン→テクノバスター」の返しに、メタモンが「アルセウスかレックウザの取られた方」になることで、両方ともそのターンに進化することができます。
・ミュウは雪道デッキではないので、山脈は展開のために惜しまず使って下さい。ベンチも絞っている余裕はありません。
・トリニティノヴァでメロエッタを、ダイバーストでミュウVMAXを、ボス+ライトニングロンドでゲノセクトVをワンパンして勝つことが目標です。この組み合わせでなくてもいいですが、1-3-2(時折ノヴァでミュウVを倒せて2-3-1になる)を意識することが重要です。

(3)アルセウスジュラルドン:7割
・基本のプランで勝つことができるため、有利対面です。
・ノヴァ2発でアルセウスを取って、十分にエネがついたレックウザでジュラルドンを倒しましょう。余裕があるうちにモココを育てておくと、ローズから2体目のジュラルドンを取って勝利することができます。
・クラッシュハンマーを警戒し、余裕があるならレックウザには2枚炎エネルギーをつけておくようにしましょう。

(4)アルセウス裏工作:4割
・先攻を取ってノヴァまでいければこちらに分があります。アルセウスで殴り合うとチェレンループで不利なので、ベルトのついたレックウザで一撃するようにしましょう。ローズとモココで無理矢理ダイバースト連発を狙うことになるので、その辺りのリソース管理も気をつけて。
・ボスの指令が少ない構築だと、にげる+エレキダイナモでの受け回しで時間が稼げるかもしれません。

(5)DDD:5割
・初動がとても大事です。先2/後2のトリニティノヴァでガラルマタドガスを倒せれば優勢ですが、マリィ+覚醒で止まってしまうとそのまま押しきられます。
・多少リソースを切ってでも、先1/後1でのアルセウスへの手貼りが必須です。エレキダイナモからエネルギーを間に合わせることができないので、貼れないと攻撃が1ターン遅れてしまいます。

いかがでしたでしょうか。正直ゾロアークには分が悪いのでダークファンタズマ環境で生き残れるかは微妙ですが、「レックウザを使ってみよう」という方が一人でもいらっしゃれば幸いです。

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