今年の桜の思い出を残しておこうと思う。
思いがけず満開だった場所。
公園で久しぶりにブランコ漕いだ。
夜桜を見ながら港まで。
その夜、船で出港した。
誰もいない離島の山桜。
山中では、散ってはじめて桜があったことを知る。
晴れるとは思わなかった日の空。
風で散る花弁を今でも思い出せる。
豊かになれば、幸せになると思っていた。
今もまだ、あの人の存在を遠くに感じる。なかなか近づかないのは、私は満たされているからだろうか。辛いときにだけすがるのは、信仰心ではないと背中を向けてくれればいいのに、あの人はただ、そこにいる。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？