最終報告書
6月から始まった研究員活動が開始から5カ月経過したところで、まとめたいと思います。
この結果はあくまでも私の場合なので、この結果が正解だとはいいきれません。その点はご了承ください。
おばさんになって若い時のように体も動かなくなり衰えて焦りを覚える中、
20Kg超えの激太りで減量しないと服が無い!
年齢的にも就職が難しく、自力で稼がないと後がない!
これらの状態から働き方を研究することになりました。
具体的には減量しながらスキルを生業にすることです。
目的と変更事項
代謝の落ちたおばさんでも減量しながらWebデザインの仕事が出来るようになるか?
1カ月後⇒
減量活動とWebデザインの習得は活動が真逆のため、私の場合はWebデザインの言語学習に集中できないため両立は無理でした。
その結果⇒
Webデザイン関連でも何でもフリーランスとして仕事が出来るようになる方を優先して、減量活動は後回しにしました。
仮説立案
独学でWebデザイン全般の知識習得と制作スキルをつけて、実績はポートフォリオにまとめてクラウドソーシングで提案していけば、仕事が取れるようになっていくだろうと想定しました。
既往の研究
https://e-journal.gsum.osaka-cu.ac.jp/ejcc/article/view/876/845
出島秀保(2019)「デザイナーの起業に関する研究」
『創造都市研究e』14巻1号(大阪市立大学大学院創造都市研究科電子ジャーナル)http://creativecity.gscc.osaka-cu.ac.jp/ejcc7
(以下論文の一部抜粋)
デザイン技能を拠り所に起業するデザイナー起業家の多くは、起業機会を認識しても (Timmons, 1997; Bygrage & Zacharakis, 2009)、実際起業するまでには至らず、あるいは起業しても、事業を発展できていない、即ちTimmons(1997)の言う「起業機会の入り口」で停滞している状態が確認されている。
(中略)
デザイン起業家は、デザイン技術をもとに起業機会を見出すが、収益を得るためには、自ら生み出した製品についての付加価値を顧客に評価されるために、主に販売を手掛ける第三者の関与が必要となる。言い換えれば、起業してもデザイナーとしての視点だけでは、会社としての収益確保や、継続的な受注は困難なため、チームの形成による経営資源の補完がなされなければならない。
こちらの論文はデザイナーに成れたとしても、事業展開が難しいといった話のようです。まずはデザイン起業家になるまでのスキルを身に着けないと起業すらできません。
実証実験を行う
Webサイト制作にかかわる技術は幅か広くWeb言語の習得だけではなく、画像やイラストを加工修正出来ないといけません。
・進捗過程での作品成果の進歩をみる
・関連の案件トライ
学習と挑戦の記録
6月の費用:3,035円
6月の学習時間:51.5時間、ウェビナー15時間、合計66.5時間、平均2.21時間
Web言語のHTML・CSS、jQuery、JavaScript、デザインの勉強
7月の費用:2,980円
7月の学習時間:50.5時間、ウェビナー14時間、合計64.5時間、平均2.08時間
jQuery、JavaScript、illustrator、Photoshop、Dreamweaver
8月の費用:39,800
8月の学習時間:34時間、ウェビナー12時間、合計46時間、平均1.48時間
ロゴ制作、動画編集、Dreamweaver、illustrator
9月の費用:2,530円
9月の学習時間:65時間、ウェビナー8.5時間、合計73.5時間、平均2.45時間
Dreamweaver、PremierePro、AftterEfects、キャラクターデザイン、アニメ制作
10月の費用:6,568円
10月の学習時間:74時間、ウェビナー5時間、合計79時間、平均2.28時間
Webサイト制作・イラスト・PhotoshopのWebデザインの画像スライスからcording
作品制作と報酬発生
◎Photoshop で画像編集したTシャツ作成
~LAB storeで販売(オンラインショップ)https://labstore-hp.com/
~静岡で展示販売(10/2・3)
サザナミインコ Tシャツ半袖(白・黒・紺、サイズ各種有)
https://labstore-hp.com/products/puipopo_2
サザナミインコ Tシャツ長袖(カラーバリエーション⇩、サイズ各種有)
https://labstore-hp.com/products/puipopo_1
◎Adobeの1週間無料期間で作成したコンペ作品
◎AdobeCC購入直後に作成したコンペ作品
◎ブライダルフェアのA4サイズチラシ(デジハリ課題)
◎お友達のアイコン作成するためにアニメキャラの書き方学習して制作
(納品物は別のものになります)無償
◎スパのWebサイト(デジハリ課題)
◎以下2つは昨年コンペで作ったサイトになります。
https://ishinomiseindo.jimdofree.com/
https://competition20201028.jimdofree.com/
まとめ
1番目の研究:
代謝の落ちたおばさんでも減量しながらWebデザインの仕事が出来るようになるか?
1番目の研究の結果:
1カ月後、減量活動とWebデザインの習得は活動が真逆のため、私の場合はWebデザインの言語学習に集中できないため「両立は無理でした。」
あくまでも私の場合です。減量活動は中止。(延期して活動後に再チャレンジ予定)
追記:
研究期間の終わりに「体重が2Kg減りました。」食生活に気を使いながらも好きな物の制限はしない生活でした。3か月前から紫玉ねぎの甘酢漬けをサラダに合わせて食べてきたのが効果があったのかも知れません。
2番目の研究:
Webデザイン関連でも何でもフリーランスとして仕事が出来るようになることを優先してスキル習得に専念し、案件に応募してみる。
2番目の研究の結果:
スキル範囲内の案件に応募することができて、収入に繋げられました。ポートフォリオを準備しておくことで声をかけてもらいやすくなりました。日々のスキルの積上げとポートフォリオの充実が収入アップに関係しているようです。ただポートフォリオが古いので作り直している最中です。WEBサイトが今回は上手く出来なかったので、研究機関が終わってから作り直します。
フリーランスの先輩方も効果が出始めるまでには時間が掛かり、人それぞれの差はあるものの継続することで結果を出されていらっしゃると伺いました。私も学習や作品制作の継続で成果は少しずつ上がってきていると感じます。
諦めずに正しいやり方を続けていれば仕事になっていくと思われる。プロとして仕事を受けられるようになるには並大抵の努力ではダメなので日々の精進を怠ってはいけない。また積極的な情報を集めと仲間とのコミュニケーションで相談できる相手がいることが大切です。
成長には個人差があるので私の場合は期間内に納得のいくところまでは達成することは出来ませんでしたが、パソコン操作の全くの初心者でなければ、人によっては達成できる人もいると思います。そういう可能性を感じます。正確なプログラミングを要しないデザインのみであれば、すでにデザイナーともいえるかも知れません。
総学習費用:54,913円
総学習時間:275時間+ウェビナー54.5時間=329.5時間 1日平均2時間
デザインTシャツ売上21,315円の中から少ない金額が後日報酬予定です。
今後の課題
今後もスキルアップのためと日々進歩するツールや技術の勉強を続けていきます。習得したもので作品を作り腕を磨いていきながら、創ったものはポートフォリオサイトに掲載して行きながら案件に応募していく流れを作ることが不可欠だと分かりました。この流れが営業につながるのでSNSの運用も大切です。
あとがき
フリーランスを中心として色んな働き方を目指す人達の集まりの「新しい働き方LAB」に所属させていただき、仲間に混ぜて頂けたことが一番の収穫です。所長の市川さんの言葉だったと思いますが、「早くいきたければひとりで行け、遠くへ行きたければみんなで行け」一人で学ぶと集中して早く習得できますが、みんなでワチャワチャしながらいるとあちこち寄り道しながら色んな化学反応が起こるので想定外の素晴らしい結果が生まれて楽しいです。集団生活が苦手で片すみでウロウロしているだけでしたが貴重な経験をさせていただきました。新しい働き方LABを設立されたこと、運営の皆様、所属の皆様に感謝いたします。こういう組織や仲間と組むことは仕事上も情報の上でも大変役に立つので大切にしたいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ
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