ラグ馬鹿サバイバーRickyの、こんな時だからこそ役に立つかもしれない 楽しくしぶとく生き残るためのサバイブ術 その16 時代は回転寿司 Version3.0へ
はじめに
今回は自分なりに悩みに悩みいろいろ考えた末、想いを込めてようやくかき上げたラブレターでもあるので、もし想いが届いたらうれしい。
この50年くらいの間に世の中はものすごい早さで変化し、今もなおそのスピードをさらに上げながら変わろうとしている。特にTVやパソコン、電話などはこの20-30年くらいの間にめまぐるしい変化を遂げ、今もなお変化し続けており、正直そのあまりのスピードについていけるのか不安をおぼえることも多い。
まるでSF映画のような世界がどんどん現実となり生活は便利になっていく一方で、ゾンビのような人々が街にあふれ、目には見えにくい偏見や差別・格差などの壁や溝のようなものがどんどん大きくなる氣がして、こんなに無理や我慢をしないと生きられないものなのかという疑問がどんどん膨らんできた。
そんな矢先コロナというものがあらわれ、世界はいやおうにも大きな選択と変化を迫られることになった。そして今までの常識がくずれ、新たな価値観が生まれはじめている。
これからの時代、いったいどうなっていくのか。
私は『回転寿司 Version3.0』の時代に、いやそうなってほしいと思っている。どういうことか。
私が子供の頃は田舎の山奥だったのもあり新鮮な海魚を食せる機会はなかなかなく、そもそもお寿司やさん自体が町にはなかったから、握り寿司を口にできるのはちょっと都会の地域に出かけることが出来た特別な時だけ。しかも当時はお寿司屋さん=高級店で敷居も高く、当然寿司も回っていなかった。これが回転寿司Version0.0だとしよう。
やがて回転寿司というものが世に登場し*、庶民でも氣軽に寿司を食べに行くことが出来るようになってきた。ただその頃はベルトに乗ってまわってくる寿司の皿をひたすら待つというもので、途中で誰かがその皿を取ってしまったら自分まで回ってくるまでにはさらに長い間待たなければならない完全受け身状態。幼なごころに「どうか誰もとらないで」とお目当てのお皿が目の前に届くのを祈りながらずっと眺めていたのを思い出す。これが回転寿司Version1.0時代。
*回転寿司が出来たのは60年くらい前らしい。
その後、これまでは寿司としてはありえなかったようなものが変わり寿司となって次々と出はじめ、寿司以外にもデザートやスープ、それ以外の食べ物やおもちゃまでベルトに乗って回りはじめるようになった。どの席に座っていてもタッチパネルを押して注文することで好きなものを好きなように氣兼ねなく注文できるようになり、会計も自動化されはじめたことでそれ自体がちょっとしたゲーム感覚になるなど、工夫や遊び心があらわれはじめたのが回転寿司Version2.0時代。
ここ1~2年回転寿司に行ってないから、もしかしたらもっと進化しているかもしれないが、これが現在といったところ。
そしてここからいよいよ『回転寿司Version3.0』という、新たな時代へと突入していくのだが
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