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架空の鬼Pを生み出せ!!!

ご無沙汰ーんのHYPER NEO SOLOIST Rickyです!!!

現在音源制作の真っ只中ということで、なかなかこちらを更新することができずで、、2記事書いただけでまたフェードアウトかRickyそれでいいのかRickyさんよ〜!?

それじゃあよろしくないので書きますw

前記事に次回はスパルタなメジャーライフをお届けします!って書いてあったので、今回も約束通り、、、、

私がどのようにしてメジャーライフを勝ち取ったかの経緯は前記事を見てもらえればわかるのでここでは割愛しますが、、、とにかくこれといった苦労もなく割とすんなりメジャーデビューできたって話なんですが、、、

すんなり行かなかったのはメジャーデビューしてからということなんですね〜大変でしたね〜よく失踪しなかったな〜とw

私の場合、あまりに実績がなくとにかく事務所からの信用が無さ過ぎたのが原因でもあるのですが、、まあ社長もPも気持ち理不尽なぐらい厳しかったですねw 

まずは見た目の問題がありました。私はどちらかといえば沼…こないだTVでヴィジュアル系特集がやっていてその中でV系用語のコーナーがあって、イケメン=池、ブサメン=沼ということを学んだので早速引用してみましたw

そうなんです私が沼なんです!!!しかも二人組の相方のJさんはドラムなのに超池メン!!!ドラムなのにというのは偏見ですがw まあそりゃ〜ボーカルが池のほうがいいに決まってるじゃないですか。。。。

そこでそれをどうカバーするかの会議が事務所で行われたかどうかは定かではありませんが、、、とりあえずメイクは必須、金髪、近未来的なサングラス、もともと大きかった頭をさらにヘアセットで大きくして、サイバーな衣装を着て、宇宙人キャラとして売り出そうという話になったんだと思いますw

いや、そもそも私は宇宙人出身なのでキャラではないのですが、、、はい、ゆうこりんの類ですw

こうして生まれたのが、ボーカルがへんてこな風貌で歌が上手い宇宙人、ドラムが超絶イケメンでドラムもパじゃね巧い地球人という異色の音楽ユニット「DASEIN」なのであります。

あ、ダーザインと読みます。ハイデガーという哲学者の言葉らしいですw 哲学のの字も知らないので、、、あ、は入ってなかったですねww

というわけで、見た目に関しては色々言われた挙句そうなったわけです。そして次はなんだ?そうだ!キャラクターだ!!!

正直もともと引っ込み思案な私Rickyですから、当然人前で何かをアピールするのが大の苦手で、、、ってボーカリストのくせに致命的!って感じなんですが、アマチュア時代のステージ経験により少しは改善されたかに思えたその性格、、、

なかなか人の根本は変われない変わらないカルビーかっぱえびせんのごとく、基本は自信がなくて人生ビビりがちの私、社長やPと食事に行くたびに何か面白いことをしろ!言え!と、、、じゃないと飯にありつけなかったりして、、、

事務所の所属バンドの打ち上げなどに参加した際には、乾杯の音頭を任され何かひとネタかまさないと許されなかったり、、、とにかく所属アーティストの中でも新人下っ端底辺のRickyでしたので色々とイジられては今に見てろ!と歯を食いしばる日々だったように思います。

他には、当時DASEINには2人のP(音楽Pと総合P)が付いていて、そういう意味では期待されていたのかもしれませんが、、、その2人のPが揃うとこれまたRickyイジりが激しくなるわけですが、、、デビュー間もない頃、そのP二人と相方と私でクラブに行きまして、、、行かされましてのほうがしっくりくるのかもw 

目的としては流行りの音楽をリサーチしに行くという感じだったようなそうでもないような、、、そこで私が受けた使命は「ナンパ」Pいわく「これからお前は何百人何千人というファンを魅了していかなければいけないんだから一人の女を口説けないでどうする!?」

もちろん口説けるわけもなく、ほんとダメだな〜おまえは!という感じになりますわね。まあでもそのナンパの仕方が面白かったらしくのちにステージで使えるネタとして活躍したお話ですw

まあそんなこんなで色々と事務所時代の過去をお届けしたわけですが、これだけ聞くとなんとも酷い理不尽な事務所だな〜と思われそうですが、、、

全てが地獄だったかといえばそうではありません!!!その当時は理不尽だと思うようなことも度々ありはしましたが、、、今の私があるのはそのようなイジりや自分だけでは到底できないような経験をさせて頂いたおかげであり、何よりその二人のPの愛の鞭(ポジティブ解釈w)があったからこそだと感謝しております。

おそらく当時のPのお二人はDASEINを売るために本気で私に向き合ってくれていたと思うし、朝方までコメント録り(CDTVをご覧の皆様〜的なやつ)の練習に付き合ってくれたり、P自身もレコード会社に売り込んだ以上DASEINのブランディングもしないといけなかっただろうし、何よりも結果を出さないといけなかったと思うのでそりゃ必死になりますよね(汗)

今になって思うのは、あの当時、プロデュースする側とされる側の熱量を比べたらおそらくする側のほうが熱かったのではないかと、される側って案外それに気づかなかったり煙たく感じたりするのかな〜なんて自分がプロデュースする側になって初めて感じるわけです。

今の私があの頃の私を見たら、やはり同じように厳しく接していたと思うし、もっと本気になれ!熱くなれ!って怒鳴っていたかもしれない。フリーになって思うことは、誰も背中を押してくれない!という寂しさにも似た心許なさというのか、、、自分を自分で奮い立たせ、追い込める才能がないとただのお気楽ノータリンになってしまう。

自由って状態は一見理想の環境に思えるけど、実はかなりリスキーで孤独でいつでも堕落できるというデメリットもあって、実際それに陥りそうな時は独立してから何度もありました。おそらく今後もそのリスクは何度となく訪れると思います。

ある一定期間頑張ることはできるけど、それを継続し続けなければいつか終わるわけですから。会社も立ち上げるのは簡単だけど3年維持するのは難しいらしいですし、、、

継続は力なり

今はそれを強く感じてます。と同時に、やり方を間違えたまま継続することは恐ろしいとも。。。あの頃に戻りたいとは思いませんが、フリー=セルフプロデュースという意味では、私はアーティストという商品でありながらそれをブランディングし世の中に発信し売り込んでいく立場、、、あの頃私を叱り追い込んでくれたお二人のPのような存在がどれだけ有り難かったか、、、

なんとなくいい話にまとめようという流れになってますが、今の自分を5年後10年後の自分が見たらどう思うかという俯瞰の目を持つことでセルフプロデュースする、、すなわちそれは自分の中に架空のPを作ることでもあるのかなと思います。できることなら恐ろしく厳しい鬼Pを作りたいところですが、、、なかなか過去のトラウマがね〜。。。。

そういえば、人間を立ち止まらせるのは過去のトラウマではなく未来への不安だというのを何かで読んだな〜、、、その不安を払拭するのはなんだろう。。。

長くなってしまったので今回はこのへんで!!!

ご一読頂き39ベリーマッチョマンでございました💪✨

HYPER NEO SOLOIST Ricky



















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