稲見教授の「Sensory Attenuation with a Virtual Robotic ArmControlled Using Facial Movements」を読む
稲見教授の論文を読み込む。
目的としては最先端の科学技術を知るとともに今後の社会に大きなインパクトを与え得る可能性を多分に秘めた研究の骨子を理解することを目指す。
なお私自身には一度ですべてを読めるほど学力には恵まれていないので少しずつかみ砕いて読み込んでいく。
Introduction内の用語をまとめる
SA Sensory Attenuation 感覚の減衰
SoBO the sense of body ownership 身体所有感
SoA sense of agency 主体感
『This is explained by the forward model associated with the efference copy, which is a copy of the motor command signal created when executing a self-generated motor command.』
(人体が生まれながらにして持つ身体は強度の感覚が弱い。)
これはモータ指令信号のコピーであるエレファンスコピーに関連するフォワードモデルで説明ができる。自己生成されたモーターコマンドを実行する際に作成されます。
エレファンスコピーは遠心性コピーのこと?
フォワードモデルは順モデルのこと?
『ある運動指令を入力したときに出力される運動軌道の関係を順モデルと呼び』
http://www.bekkoame.ne.jp/~domen/cerebellummc.html#:~:text=%E4%BE%8B%E3%81%88%E3%81%B0%E3%80%81%E3%81%82%E3%82%8B%E9%81%8B%E5%8B%95%E6%8C%87%E4%BB%A4%E3%82%92,%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%82
以下の論文を参考にすると運動指令生成のことを指している?
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicejl/48/1/48_88/_pdf/-char/en
前回読んだAbstractの詳細な説明が書かれている。
今回は特に自己生成とそうでないときの感覚の減衰についての有意性を見出したことが記載されている。
1節読み込むだけでも知らない単語が山積みなので少しずつ咀嚼していきたいところ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?