見出し画像

地方国公立大学の本当のメリット・デメリット③


地方学生が知る本当のデメリット

・就職活動では情報格差がある

地方国公立大学の懸念点として恐らく地方学生は都心の就職活動に不利というような情報が多くあるからであると考えられる。
この情報は半分正しくて半分間違いな気がします。

正しい部分としては周りの就活生の動き出しが都心に比べて遅い傾向にあり
そういった就活生から入る情報というのは既に遅いと考えられます。
また私立大学などではそれだけお金がかかっていることからも就職活動において力の入れ方が違っており、それ相応の手厚いサポートが整っているとも考えられます。

間違っている部分としては就職活動はサポーターや友人と助け合うという面では団体戦でありますが、基本は個人行動です。同じ企業にみんなで入るのが目的でないことがほとんどだと思います。情報が入るのが遅いと知っているのであるならば自らインターネットを活用したり、インターンシップを利用して情報を自らとる力(情報収集力)が必要であると考られます。
また、都心の学生は都心の動きを知ることにたけています。
つまり、地方学生は地方の動きを良く知っていることになります。
こういった地方から都心の動きを俯瞰で見る視点というのは都心に多くいる学生に比べて希少な視点であり面白い人材として見られます。
こういった情報格差を埋める努力をすることや自分自身のブランド価値を高めることが重要です。

・公共交通機関の機能が悪い
バスや電車の本数が1時間に1本位しかなく、交通の便が悪いことが
デメリットとして挙げられます。
また、都心へのアクセスが悪いこともデメリットとして挙げられます。
新幹線が通っている地域でも地方から都心へ帰るのには片道約1万円程は掛かるという風に考えられます。
飛行機で都心に帰る際にも地方空港から羽田空港や伊丹空港へ行くのでは
片道約2万円程掛かることもあります。
経験則的な話になりますが交通の便が悪いからこそ車を所有する学生が都心に比べて高い傾向にあると考えています。

・物価が都心と変わらない
都心から離れることで家賃などが安くなることから物価もそれなりに安いのでは?と錯覚する人も多いはずです。
しかし、田舎で物を買う時にはその地域の直売所や市場などはありますが、
大きな場所で買い物をする場合は恐らくイオンやyou&meやドン・キホーテ等の大型の小売店が参入しているので物価はほとんど都心と同じくらいであり、地方との物価の差はほとんどないと考えられる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?