見出し画像

自分って飛べるんだよね

自分は太った彼女と付き合っていた。
で、学校で他の女子と話をしていたら
その娘と気が合って、改めてあの太った娘と
一緒にいるの嫌だなぁって感じた。

場面は移り、自分の家の二階自室。
太った彼女とだらだら過ごしていて、
自分は体がすっごく重くて動きづらかった。

携帯が鳴って見てみると、学校で話をした
気の合う娘からで、
ライン登録しといたらね~、
C君もよかったら
登録しといて~、
どっちでもいいから気にしなくていいよ~
って言われた。
あっ、ラッキーって思った。

晩御飯の時間になって
重い体をなんとか起こして、
実は俺飛べるんだよ、って言って
ベランダまで行って飛ぼうとしたとき
その太った彼女が
ちょちょちょっとまってー、あぶないよ!
って言って
自分の腕をつかんだけど、
その手を振りほどいて
ベランダから田んぼのほうへ
ふわ~~って飛んだ。

ふわふわ飛んで
家の道路に面している付近まで行ったら
少し離れた坂の上のほうにある家のおばちゃんから
テレパシーが届いて
今幸せなんだね~、付き合ってるひと大切にしなよ~
って言われた。

このおばちゃんわかってねーなーって思って
実は今付き合ってる人なんか嫌なんで別れようと思って
って言って、浮遊しながら自宅に戻る途中で
道路際に二匹の柴犬を散歩させてる女の子が
突っ立って携帯を見ていた。

空を浮いている自分を見てその子はびっくり
していたようだった。

勝手口からキッチンに入ったら晩御飯が
始まってた。

そこには一匹のマルチーズ的な犬がいて
その犬の毛が藁半紙を細かく裂いたような
バサバサした毛になっていて、その犬を
触ってたら。あまがみより若干強いチカラで
前腕部をカプッとかまれた。

あっ、痛って思って、これ以上
チカラ込めて噛まれたら結構痛いだろうなぁ
と思っていたら、彼女に助けられた。

さて
飯を食べるかと思って
おかずに塩をかけようかと思ったときに
その太った彼女が
自分のおかずに赤い蓋の食卓塩を
かけようとしたので、いやいやいや
それいらない。と言ったら、今度は
水色の蓋の味塩をかけてこようとしたから
ちょっと待って!っていって、
自分がいつも使っている岩塩をかけて
やっぱこの人と別れるしかないな、って
思ったら夢が覚めた。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?