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「レビ記」

今回は、「レビ記」です。ひたすら○○してはいけない。と書いており、読んでいて面白みがないので、創世記から通読してたら挫折するところです。


「内容」

・最初の主題はささげものである。(レビ記1~7章)
以下5つのささげものの儀式の手順に重点を置いて記述されている。
 1 全焼のささげものは、罪の贖いをするためである。
  動物は、神との関係を回復する必要のある罪人を象徴するため、火で完
  全に焼き尽くされる。
 2 穀物のささげものは、贈り物や貢ぎ物を意味する。 
  塩を加えるのは、神の契約が人生の困難な状況においても存続すること 
  を象徴している。
 3 交わりのいけにえは、動物の一部だけささげて、残りは礼拝者で分け        
  あう。
 4 罪の清めのためのいけにえ 
 5 代償のささげもの 賠償金と五分の一の償いが要求
・祭司(レビ記8~10章)
祭司アロンとその子らの任職の執行が記されている。 
・きよめの儀式のための律法(レビ記11~16章)
 儀式の清めや純潔に関することを定めている。聖所に行くためには、清めなければならない。きよいとされる動物や魚は想像の基準に従った。ここでの基準は、健康ではなく完全性である。 
 この区分の最後の章は、宥めの日(人が至聖所には入れる唯一の日)の儀式について詳しく述べている。
・聖なる掟(レビ記17~27章)
 イスラエルが聖なるものとなるよう求められるために結ばれた、独立した律法集

「著者と年代」

 モーセ五書の第3部
詳しくは 創世記の「著者と年代」項目に書いてます。

「文学ジャンル」

律法が大部分であるが、歴史物語もある(8~10章)

「福音書へのつながり」

 イエスは最終的ないけにえであり、イエスはただ一度だけすべての人のためにささげられたいけにえのため、クリスチャンは動物のいけにえを捧げる必要はない。また、究極の祭司でもある。
 儀式的な清めの律法は、ユダヤ人と異邦人を区別するために存在していたが、キリストの働きによって区別が取り払われ、食物律法、儀式的な清めの律法は現在守る必要がない

「適用」

 旧約聖書の時代は、神との関係を人々が保つには、律法の教え通りいけにえを捧げて、生活しないといけなかったことを知ることで、今こうして神との関係が近づけたことに感謝することができます。また、現代はいけにえはいりませんが、朝のディボーションや、収入の十分の一の献金など、神からいただいた恵みの、初物を神に捧げることは大切であると思います。

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