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「エズラ記・ネヘミヤ記」
「内容」
もともとエズラ記とネヘミヤ記は一つの書物であったので、今回も1書つして扱う。エズラ記は、キュロス勅令(前539年)から第二神殿の完成(前515年)までの捕囚後の初期の時代に関するものである。
第一の主要部分(エズラ:1~6)は三人称の語りによって記されており、神殿再建のために、ユダの民がエルサレムに帰還するとることを許可するキュロスの勅命から始まる。彼らは帰還後すぐに祭殿を再建し、
「神のシャロ-ムプロジェクト」①
今秋から神学校のオンライン講義が始まりましたので、授業の内容をまとめていきます。
講義名は「神のシャロームプロジェクト」です。
「物語について」
この講義の目的は、聖書の物語を、通して信仰生活に何らかの益になることです。本書を通して聖書という一つの物語をみていきます。
次に、有名な神学者、学者の物語についての記述を紹介します。
クリストファー・ライトは聖書をひとつの偉大な物語としてと