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【Kampo opinion・[Ⅰ]/[6]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅰ章〜6節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅰ章/第6節】]
◉[第Ⅰ章]〜『気虚証体質』/素因12分類、
●『気』が不足している状態の事。
・エネルギーが足りていないので、…
□体のエネルギー源である『気』は、『気/血/水』のリーダー的役割。
『気』が足りないと、下記の症状、…及び「花粉症 等のアレルギー症状」も現れ易い。等の傾向にあります。
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■【実際に『気虚証体質』が影響を受け易い、『五行色体表(それぞれの五行の要素)』とは!?、を「解説⑥」(前編)すると、…
■『五行説』〜 一部抜粋、…
[五臓/五腑/五竅(五官)/五味]と、
『気虚証体質との関係』とは!?、[質問事項]
※『12通りの素因体質』+『五行説』=「身体の不調〜(sineサイン)を知る方法」。
[1]『五臓』〜
➀『肝』〜
『肝気虚』⇒『気虚証体質』が陥る。
※[気機を暢達(伸びやか)にする作用=気の巡りを順調に保つ]これに異常を来す。
◇『肝気虚』に陥ると、「前ファイル参照」…②『心』〜
『心気虚』⇒『気虚証体質』が陥る。
◇『心気虚』に陥ると、「前ファイル参照」
③『脾』〜
『脾気虚』⇒『気虚証体質』が陥る。
◇『脾気虚』に陥ると、「前ファイル参照
④『肺』〜
『肺気虚』⇒『気虚証体質』が陥る。
◇『肺気虚』に陥ると、「前ファイル参照」
⑤『腎』〜
『腎気虚』⇒『気虚証体質』が陥る。
◇『腎気虚』に陥ると、…「前ファイル参照」
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[2]『五腑』〜
➀『胆』〜
『肝気虚』⇒『気虚証体質』が陥る場合。
※[肝の陽であるので、(『肝気鬱結』)等の様に「実」の症状が出易い]〜「前ファイル」
②『小腸』〜
『小腸』⇒『気虚証体質』が陥る場合。
・「上記」の結び付き、… 見受けられない。
③『胃』〜
※[脾の陽であるので、(『脾気虚』)の状態時、…「胃の動きの低下による⇒胃もたれ(胃内停水)」の症状が出易い。]
④『大腸』〜
※[肺の陽であるので、(『肺気虚』)の状態時、…「寒邪の侵入による⇒下痢(冷え)」の症状が出易い。]〜「前ファイル」
⑤『膀胱』〜
※[『腎』が気を収める事が出来ない ⇒「腎の不納気」の状態である時に、「夜間尿」等の症状が起こる。 また、『肺』が腎陽の推し進める活力を失い起こる。 更に『心』が「腎陽の活力を受けられない」等の状態に陥る]〜「前ファイル」
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[3]『五官(五竅)』〜
●『五官』とは、〜
[各臓と繋がっている感覚器官。『五竅』とも表現されます。竅:あな(穴)]
『五主』と同様に、五臓の機能の低下や亢進した状態が現れてくる場所となります。
◆『肝〜目』[ 眼精疲労/かすみ目/視力低下/充血/黄疸/眼科疾患全般]
◆『心〜舌』[ 舌先の赤み/舌の痛み/味覚異常/舌の疾患全般]
◆『脾〜口』[ 食欲低下/味覚異常/口臭/舌苔の異常]
◆『肺〜鼻』[ 鼻づまり/鼻水/嗅覚異常/鼻血 等]
◆『腎〜耳』[ 難聴(老人性)/耳鳴り/目眩い 等]
➀『目』〜『肝』の竅、
□『肝気虚』⇒[かすみ目/眼精疲労]に陥る。
②『舌』〜『心』の竅、
□『心気虚』⇒[舌が白い/舌の痛み]に陥る。
③『口』〜『脾』の竅、
□『脾気虚』⇒[食欲低下/胃もたれ]に陥る。
④『鼻』〜『肺』の竅、
□『肺気虚』⇒[鼻水が出過ぎる]に陥る。
⑤『耳』〜『腎』の竅、
□『腎気虚』⇒[目眩い/老人性難聴]に陥る。
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[4]『五味』〜
●『五味』とは、〜
[陰気は『五味(ごみ)』から生成します。『五味』は五臓を養いますが、その摂り過ぎは臓腑を損傷する。]
◆『肝〜酸』(酸っぱい)[「汗や尿が漏れ出るのを防ぐ働き」がありますが、摂り過ぎると、「肝気が旺盛」になり過ぎて、「脾気が損傷する」。]
◆『心〜苦』[「苦み」は、身体の上部に籠った熱(逆上せ/イライラ/鼻血)を取り除いてくれるが、摂り過ぎると「胃腸を冷やし易い」ので注意]
◆『脾〜甘』[「甘い物」は、「気血を補い」、「体力を増進」し、「疲労を回復」しますが、摂り過ぎると「胸焼け/顔色が黒くなる/腎の働きが悪くなる」。]
◆『肺〜辛』[「辛い物」は、『気/血/水』を全身に巡らす働きがあり、「発汗や、血行不良」に関わっています…。摂り過ぎると「汗💦の掻き過ぎ」で、「乾燥」を引き起こす事がある…。]
◆『腎〜鹹』[『鹹』とは、「塩からさ」の事である…。「便秘や、肥満」を改善する作用があり、…「しこり改善/老化防止」等にも、用いられる。 取り過ぎると、…「血圧が上がり」、…「小腸/腎」にも悪影響を及ぼす…。]
➀『酸』〜『肝』の味、
□『肝気虚』⇒[酸っぱい味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『酸味』を取ると『肝』を補う」
②『苦』〜『心』の味、
□『心気虚』⇒[苦い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『苦味』を取ると『心』を補う」
③『口』〜『脾』の味、
□『脾気虚』⇒[甘い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『甘味』を取ると『脾』を補う」
④『鼻』〜『肺』の味、
□『肺気虚』⇒[辛い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『辛味』を取ると『肺』を補う」
⑤『鹹』〜『腎』の味、
□『腎気虚』⇒[鹹い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『鹹味』を取ると『腎』を補う」
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次回、…
●[Ⅰ]〜【Kampoの章・[Ⅰ]/[7]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅰ章〜7節]「12種の体質/気虚証・質問事項&解説⑦」へ、続く…。
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