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2023年度現場Top5

こんばんは。
新年になったばかりですが去年の振り返りをしたいなと思いまして、私が行ったライブやトーク等の52のイベントの中からTop5をまとめてみました 。


5位 THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-1 H@PPY 4 YOU!

5位はミリオン10th埼玉公演です。
ミリオンライブの現場、6thを最後に行っていなかったのですが、たまたま友人から「10thツアーはActごとに過去の公演を振り返ったセトリになるらしい」みたいな話を聞きまして、私が全盛期だった頃、所謂老害セットリストを期待してAct1に2日間赴いたわけです。
結論から言うと、大満足でした。
いつものアイマスDBさんのセットリストを共有しておきます。

2日目も良かったのですが尺の関係で今回は割愛、1日目を取り上げさせてもらいます。
とにかくもう望んでいたものをやってくれたな、という感想でした。
一緒に行った連番者共々、ミリオンライブが大好きだったあの頃を思い出してとにかく体が熱くなりました。
特に好きだったのはEternal HarmonyからBlue Symphony、それとPRETTY DREAMER〜Shooting stars〜STANDING ALIVE。
私の青春時代を彩ってくれた楽曲たちをもう一度こうして拝めるのは本当に幸せでした。

10thツアー、Act1である埼玉公演しか参加していないので他会場と横の比較ができないのが悔やまれるところですが、とにかく本当に楽しくて満足でした。
最新曲をやっていくライブも好きですが、やっぱりこうして昔の曲を振り返ってくれる機会があると嬉しいものですね。

4位 Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail

4位はナナシスから2053の1st Live。
つい先日2ndライブがあったばかりですが、私はこちらをランクインさせました。
ナナシスといえば、昔はアイマスラブライブに並ばないながらそこそこ名の知れてるコンテンツだったと思うんです。
ただコロナ以降思うようにライブができず、当時現行組だった2034がシナリオにおいて完結。
総監督も離れてしまい、新体制で始まったのがこの2053でした。
少しだけアプリゲームのシナリオの話をさせてください。

総監督がいた頃のシナリオはとにかくボリュームがすごく、ファンからも支持されていました。
その人がいなくなり、もうナナシスとは呼べないという声も十分に理解できます。
確かに、ボリュームのあったシナリオはよくあるソシャゲのシナリオくらいの尺になり、登場キャラクターもすべて一新されました。
それでも私はこのシナリオから、彼がいなくても懸命に「ナナシス」を作ろうという明確な熱意を感じますし、それは2053という新しいキャラクターたちに抜擢されたキャストの方たちにも感じています。

その熱意を真っ向から浴びることとなったのがこの1stライブ「Startrail」でした。
先人たちが作り上げた「ナナシス」という世界、それを崩さずに、でも自分たちで新たな物語を作り出して見せるという意思。
ライブ本編を通してしっかり伝わりました。
そして最後に披露されたのがAlong the Wayという曲。
2034のメンバーたちと歌っていたこの曲を、改めて2053組だけで歌うということにどれほどの意味があるか。
Along the Wayには、「道の途中」という意味があります。
今までの「ナナシス」がこれまでに切り開いてきた道、その先を2053という新しい彼女たちがどう彩っていくのか、楽しみで仕方ないです。

3位 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~

3位は今年始まったラブライブ!シリーズの新コンテンツ、蓮ノ空の1st ツアーがランクイン。
こちらは5位のミリオン10thとは違い、福岡、東京、愛知、全公演を通しての評価になります。
蓮ノ空、まだまだ始動したばかりなんですが、本当に凄いコンテンツなんですよ。
異次元フェスで相当なバズり方をしまして、今更私がどうこう言うことでもないと思うので詳しく言及はしませんが、とにかく興味あってまだ手を出してないなら今すぐ手をつけていただきたい。

さて、ライブ本編の話を。
ツアー開幕は福岡公演でした。
当時のセットリストがこちらなんですが……

え?これホントに1stライブツアーのセトリですか??
本当にビビりました、まあラブライブだし20以上はやるかな、とは思っていましたが、怒涛の26曲、加減を知らないのかこいつらは?
とにかくもうとんでもねえのが出てきたなというのが初日終えた時の感想でした。
ただでさえ、アプリゲームの方のシナリオが相当な高評価を得ているのに、リアルライブもこれだけ全力投球で来るのかと。

詳しいところは蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん(そういうファンの呼び方、公式です)がさんざん布教のために記事興してくれてるはずなので割愛しますが、毎月末にFes×LIVEと称して実際にキャストがモーションキャプチャを用いた3Dモデルのキャラクターとして歌って踊ってをやっているんです。
だからこそ、ライブのために一から振り入れをする必要が無い、それ故の全力投球なのかなぁと。
ライブあるあるだと思うんですけど、新曲をやるのかやらないのか問題。
この点についてですが、蓮ノ空は新曲が出る度に件のFes×LIVEで毎月披露しています。
だからこそリアルライブでわざわざ一から振り入れをする時間が取れない、よってやらない、という事が起こらないというのは凄いアドバンテージだなと。
その結果が東京、愛知公演へと反映されているのですが……(東京公演のセトリは愛知とほとんど一緒なので割愛します)

アホなんか?
なんだよアンコール7曲って。

このアンコールで披露された曲、ノンフィクションヒーローショーからTrick & Cuteはですね、福岡公演を終えたあと、アプリ内で10月度のFes×LIVEにて初めて披露された楽曲なんです。
前述したアドバンテージが遺憾なく発揮されてるってわけです。
やるのかなとはもちろん思っていた訳ですが、まさかアンコールでぶち込んでくるとは。
しかも福岡から曲を削ることなく、ただ純粋に数を増やしているところでコンテンツのやばさ、すごさが伝わるでしょうか。

しかし、やっぱりまだ始動したばかりの彼女たち、ツアー全編が順風満帆とはいかなかったのもまた事実です。
1日目で喉を傷めてしまい、2日目は歌唱を控えてダンスやパフォーマンスに専念するといったことも起こりました。
ただ、ここでも前述したFes×LIVEを行っていた恩恵がありました。
歌唱を控える、ということになれば当然音源を流すことになります。
そういった時に主に用いられるのはCDの音源だと思うのですが、彼女たちにはもっと適した音源が存在してました。
そうです、Fes×LIVEの歌唱音源です。
恐らくなんですが、私の耳で聞いた感じCDではなくこちらを使っているのかなと。
そのおかげで違和感が無かったため、「途中から音源に差し替えていました」というアナウンスを公演後に聞くまで気づかなかったりしたものです。
まあ恐らくそこまで最初から想定していた訳ではないのでしょうが、こういうところでも他者と差別化していけるのは純粋に強みなのかなと。

そんなアクシデントも起こってしまいましたが、1stライブとしては本当に大成功だったんじゃないかなと思います。
後述するオープニングライブイベントから確実に成長した姿を見せてくれた彼女たち。
2ndライブツアーではどんな姿を見せてくれるか本当に楽しみです。

2位 BanG Dream! 12th☆LIVE DAY2 : MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」

2位はバンドリ12thからMyGO!!!!!の単独公演。
今までZeppや立川ステージガーデンのような2000〜3000規模の会場を使っていたMyGO!!!!!が初めて8000人規模のガーデンシアターの会場に立ちました。
キャパ人数は大幅増、なのにも関わらずチケットは見切れ席を含めて完全SOLD OUT。
直前にアニメが放映され爆発的に人気が出たとはいえこの伸び方は正直驚きでした。

まずこの公演について触れる前に、前述したMyGO!!!!!のアニメ、「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」の話からさせてください。
実は私はリアルタイムで追いかけていたわけではないんです。
というのも、アニメバンドリ1期はそれなりに好きではあったのですが、2期3期がどうにも受け入れられなくて。
3Dというのもあったかもしれませんが、それにしてもなかなか面白いと思えるものではなかったんです。
そして今回も3Dアニメかあ……と思っていたところ、おやおや何だか世間の評判が抜群に良いではないですか。
それでもわざわざ重い腰上げて見る気にもならず、どうしたもんかなと思っていたところ、友人から「チケット余ってるから代わりに行ってくれん?」というお話が。
ちょうど酒の席で言われたこともありよく考えずノリノリでOK出しました。
当日同じとこに行って連番するって言ってくれた連番者にも感謝。
そんなこんなで、ライブに行くからにはアニメは見ておいた方がいいだろうと思い視聴をし始めたのです。
確か当時11話くらいまで放送されていたんだったかと思います。
アマプラで1話から追っかけて見たのですが、もう面白くて一気に見てしまいましたね。
ライブに関しての記事なのでここではアニメの感想は割愛しますが、残り2話をまだかまだかと楽しみにしていたことを覚えています。

さてアニメの話はこれぐらいにして本題へ。
セットリストがこちら。(PR TIMES様より引用)

M1 無路矢
M2 名無声
M3 Henceforth
M4 猛独が襲う
M5 影色舞
M6 swim
M7 音一会
M8 人間になりたいうた Piano ver.
M9 詩超絆
M10 迷路日々
M11 迷星叫
M12 碧天伴走
EN1 栞
EN2 壱雫空
EN3 焚音打

MyGO!!!!!はまだ始動し始めたばかりのバンドですので、曲数も多くないですし公演時間も2時間に満たなかったぐらいでした。
ですが、とにかく満足感が凄がった。
最初はステージと客席の間に半透明の幕を張り、キャストの顔が見えづらい演出を取っていました。
これはアニメ以前、キャストを正式発表してなかった頃のやり方と同じですね。
そして途中から幕が降り、証明もガッツリ演者を照らすようになります。

特に評価したいのがM8人間になりたいうたからM12、本編最後の碧天伴走までの流れ。
これ、今回のライブにアニメを見ずに参加した方には本当にアニメを見ろ!!!と大声で叫びたい。
ここのアニメ再現が本当に素晴らしくて、これこそブシロードが目指したメディアミックスのひとつの完成系なのかなとさえ思いました。

個人的にライブっていうものは何を表現したいか、というのを大事に思っています。
曲をたくさんやるのも大事ですが、少ないなら少ないなりにどう観客に見せていくか、という所を気にして見ていたりします。
その点において、今回のライブはMCも最低限にしつつ、ただどうしても生まれてしまう間にはアニメ連動の演出を差し込むなど、本当に時間の使い方が上手でした。
これこそ『何かを表現するライブ』として素晴らしいものを見せてもらえたなと。
大人気すぎてZeppツアーのチケットが全然握れなくて不参加になりそうですが、今後このバンドがどんな表現をしてどう成長していくかは気にしていきたいと強く思いました。

1位 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~

1位は蓮ノ空からオープニングライブイベント。
いや、また蓮ノ空で申し訳ないんですけどこれだけは絶対に外せなかった。
このイベントの前に、1stアルバムの「Dream Believers」のリリイベがありましたが、ライブイベントとしてはこちらが初めてのイベント。
リリイベ……行きたかったんですが……(豊洲PITで席有りは狭すぎなんでオルスタにしてくれよ)

失礼、話がそれました。
こちらは昼夜2公演で開催されました。
実は夜の部は別現場に行っていたので昼の部だけの感想です。
それなのにも関わらず1位にしたのはまあそれ相応の理由があります。
ライブイベントと言いつつ、トークパートも設けてイベントが行われました。
まずはトークパートの方から。

昼の部のトークテーマは、蓮ノ空のファンの呼称を決めるというものでした。
といってもここで完全に決めきるわけではなく、最終候補をいくつか残しリンクラのアプリ内アンケートで最終的に決めるというもの。
なるほど、考えたなと当時思いましたね。
この頃はまだほんとにメンバーの定期配信「With×MEETS」も動かし始めて日が浅かったですし、よく知らないけどライブには来てみたという層に向けてうまく導線を引いているなと。
それで公募した候補を紹介して、キャストが最終候補に残すか否かを決めていく、という流れで進みます。
そのトークパートなんですが、声優さんが可愛くてめっちゃニコニコしてたんですがまあそんな事はどうでもよくて、すごく仲良さげなんですよね。
後から知ったことですがこの日から数えて一年以上も前から動いていたみたいですね、そりゃ仲もいいわけだ。
後述するライブパートにも繋がるところが有るので、耳に入れておいてもらえると。

それで、そこそこまともなファンネームが出てくる中、「蓮ノ空のこと好き好きクラブ」とかいう悪ふざけ全開な名前が出てくるわけですよ。
まぁ当時はまさかこれになるわけないよなぁと笑っていたんですが、結果これに決まってしまい、「いいのか…?」と心配したもんです。
しかも当時、「もし蓮ノ空のこと好き好きクラブに決定した場合、蓮っ子に省略されます。」と釘まで刺されてましたし。
その後、蓮っ子と略されたことはただの一回も無いんですがね。
それにこのファンネームの異質さが、異次元フェスでの蓮ノ空の大バズりに一役買ったと思うと人生はつくづくわからないもんだなと感じます。

さてではライブパートの方へ。
物販に並んでいる間、連れと「何曲やるんだろうね、昼夜である程度わけんのかな」みたいな会話をしていました。
それで、セットリストがこれなんですが。

いやほぼ全部じゃねーか!
たまげましたね、なんか1stツアーの項目でも似たようなこと言った気がしますが、時系列的にはこちらが先です。
蓋を開けてみれば昼夜で分けたのはスケイプゴート or Tragic DropsとHoliday∞Holiday or 謳歌爛漫だけ。
この曲たちも1stツアーのときに述べたように、音源がまだ世に出てないけどFes×LIVEで披露されていた曲なんですよね。
確かにこんだけの曲を詰め込むなら、1年以上前から動いてるよなぁと納得しました。
今思えば、ここから1stツアーまでもそうとうな曲数リリースしてますから、むしろここでやっとかないとやる機会が無いってことだったのかもしれません。
事実ツキマカセと希望的プリズムはこれ以来一回も披露されてません。
半年でやらない曲が出始める蓮ノ空、恐ろしい子。

とまぁこんなセットリストを出されてしまって、本当に想定外だったもんでがっつり心臓を掴まれてしまったと。
間違いなく2023年で一番衝撃だった瞬間です。
とんでもないもんに出会っちゃったなーと。
初めてのライブイベントでここまでする彼女たちは、これから先どんな景色を見せてくれるのか。
見届けていきます、今後ずっと。
出会わせてくれて、ありがとう。

番外編 異次元フェス

まぁあえて入れるほどでも無いかと思ったんですが、少しだけ触れさせてください。
異次元フェス、2日間参加してきました。
その上で最初に感じたのは、「時代は変わったな」と。
アイドルマスターとラブライブ!、2つのコンテンツが対立してた時代も少なからずありました。
それでも公演後には両者とも笑顔で、互いを讃えあえるのは本当に素晴らしいなと。
Vtuberのくだりとかで期待値だいぶ下がってましたが、蓋を開けてみればこんなにも全員が笑顔になれるイベントだった。
こういうコンテンツの垣根を超えたイベントは今後もあるといいなと心の底から思いましたね。
この業界に敵なんかいない、お互いが手を取り合える。
素敵なことだと思います。

以上。
2024年度も素晴らしいイベントと出会えることを祈って。
それではまた。



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