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『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』18巻発売

サンデーGXにて連載中の『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』最新18巻が発売されました。
今回は初めて、書き下ろしイラストを使った扇子付き特装版が出ます。
最初は出る予定なかったんですが、私が「ここで出さなきゃもう出す機会じゃないじゃないすかーヤダー!」とワガママ言った結果出してもらえることになったという…いや実際、なかなか出してもらう機会なんてないじゃないすか。
ずっと「特装版はヒット作に許された特権」と思っていたので、出してもらえてもう悔いはないです。ありがとうありがとう。

扇子付き出しましょう!と決まったら、イラストの〆切が二日後でした(11月のお話)

ちなみに特装版と通常版でカバーの柄が違います。
通常版はこの記事のヘッダーの絵なのですが、今回の花はヒマラヤの青い芥子です。しばらく青系のカラーがなかったのと、砦が山の中にあるので高山植物がいいなあと思ってこれにしました。

18巻は子昌の反乱の予兆を知り猫猫の行方を追う壬氏が立ち上がりました。
原作4巻ももう佳境ですね。
4巻は猫猫と壬氏が別行動になってからが結構長くて、小説なら同じ4巻内で再会するも漫画にすると数巻別行動のままになるのが辛いところ。
とはいえここまでの大きな流れが収束していくところなので、じっくり丁寧にやらねばならんのです。

子一族の話はかなり複雑なので、自分もいちいちメモをとり確認しながら進めています。
18巻に収録される73話で子一族周りの家系図を出しましたが、私としてはセリフで説明するのを放棄したような気になっちゃって家系図は入れたくなかった…んですが、実際入れてみて良かったかなと今は思います。せっかく図で説明できるのにセリフだけで説明するのにこだわる必要はなかった。

そしてあの…もう直せないので後から気づいて「ギャッ!」ってなったところを白状しますが、壬氏くんの髪型、戦装束になった後もずっとハーフアップだったんですね…挿絵にまで描かれてるのに、なぜ気づかなかった!!

さすがにもう直せないのでこのままポニーテールで突っ走ります。
ごめんなさい!!


サンデーGX本誌も発売されております。
こちらは表紙・巻頭カラーで、付録にカラーしおりがついてきます。
アニメがはじまるタイミングで出たGXの付録(ステッカー)は、アニメの放送内容に合わせて序盤の方に使われたイラストがメインでしたが、今回は今連載中の内容に合わせたイラストを使ってます。

逆に本文カラーは、内容とは関係なくかつての後宮での猫猫と壬氏(と高順)です。
本文の切りどころがギリギリまで分からなかったのもあってこうなりましたが、塗りを以前も一度お願いした方に依頼できたのでとても素敵なカラーになりました。
「春の昼下がりっぽく」とお願いしましたが、とても清々しい感じ!

特に本編とは関係ないカラー

漫画本編はついに対峙した楼蘭と壬氏。
楼蘭の口から語られる、子一族の昔話とはーーという、なんとも中途半端なところで申し訳ないのですが、しばらく休載をいただきます。
1月に出産しましたので、育休というやつですね。
アニメ放送中は連載に穴を開けたくないなと思っていたので、ここまでは産前に準備していたものでした。

この先はネームすら存在ないぜ!

夏頃復帰を予定しているので、それまでお待ちいただければ幸いです。

とても半端なところで止まってしまってすいまめん。


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