昔僕が考えてたデッキ作りの考え方

(これは僕が少し年下の友人に対して送った文、デッキの作り方が分からないって言われてた時に書いたもの)

ちょっと、個人的にデュエマと言うか人生論的なところも出て来るかもなんだけど
自分のデュエマのデッキの作り方、勝ちたいからこそ考えてる事を言語化してみようと思う
1
まずはデッキの作り方
デッキのコンセプトカード、もしくはテーマを考える。例えば自分の「キリコ3」最初にカードのスペックを程よく理解してみている。例えば、
8コスト
パワー12000
クリスタルコマンドドラゴン
Tブレイカー:進化条件「自分の水のドラゴン1体の上に置く」が基本的な効果、
登場した時の効果で手札を好きな順序で山札の下に置いて、山札を呪文が3枚出るまで表向きにし、その後こうして見せた呪文3枚以外の山札を山札に戻し、シャッフルした後、その3枚の呪文を唱える。
と言う効果
まずは、このカードのスペックを見て色々必要な所を抽出していってく
[進化:水のドラゴンのため、水のドラゴンを入れなければならない]
[Tブレイカーがあるので、カツキングケアをしてからビートするなら使った方がいい]
[コマンドとドラゴンが付いてるため、革命チェンジや侵略のギミックとも相性が良い]
[コストが高い為ブーストをデッキに回す時に必要になるだろう]
と言う何となくの動きの想定や、細かなカードパワーの要素を抽出していく
そして、このカードを主軸に置いた時の最も重要な点
[どの呪文を使うか?]
[インビンシブルフォートレスで盾を焼却する]
[轟破天等の踏み倒しが使えるので、沢山クリーチャーを出す事が出来る]
[デリートを使う事で何時でも盤面を更地にできる]
[3枚まで使えるから、呪文同士のコンボを考えてみる]
の3点だろう、一昨年までのキリコキュービックは基本的にアドバンスのデッキだったがオリジナルの環境にも顔を出し、一時期は環境デッキにまで上り詰めた。
それは何故か?
最後に言った[呪文同士のシナジー]を見つけた点が1番大きいと思われる
デリートはマナまでは破壊しないカードな為、本来マナを払って使うとお互いトップを祈る運ゲーになってしまう。だがマクスカルゴトラップ、蒼龍の大地等によってマナからクリーチャーを出す事が出来るようになったため、今の環境、強い呪文が当時に比べて増えている
だが、問題点として、そもそも論、キリコ系を採用したデッキタイプはマナが多く必要なカードであり、フェアリーライフ等のブースト系の呪文のカードが使えない事が痛手にもなってしまう

2
方向性の決定
個人的に以前出てきたデリートマクスカルゴトラップのギミックを用意してみようと思う。
それに伴って6コスト以下のSAを用意しなければならない。
また、呪文をデリートとマクスカルゴトラップのみにしたいため、ジャスミンとデドダムを採用し初動を8枚、安定度をさらに上げるためにはジャスミンの地板等を追加するのもありだと考えている。
2▶4▶7で動くのが理想だが手札とマナをしっかりと用意しなければ、キリコキュービックとマクスカルゴトラップの強さを出せない為、
カツキングとバラドを搭載して長期戦を想定する
3▶5▶6▶7の動きを取れるようにする
カツキング、バラドはマクスカルゴトラップから出る優秀なSAになりつつ、相手の動きを阻害したりする事もできる。また、カツキングは採用価値が高くカードのサーチ効果や除去能力が強いため確定で入れたいところである。
さて、とりあえず今まで出た記述されたカードをまとめてみよう
ジャスミン、ジャスミンの地板、デドダム、カツキング、バラド、マクスカルゴトラップ、キリコ、デリート
の8種類×4枚全て採用の場合=32枚ができた
次に行うのは相性が良いカード
例えばカツキングの場合革命チェンジは基本的に相性がいい為、バスター、ミラダンテは採用が確定である。
更にキリコにも相性の良いカードを探していこう水のコマンドドラゴンであるため、先程のミラダンテはもちろん。デッドダムド等は相性がいいだろう。更に出て効果で、すぐに進化できるイザナミテラスは採用したいところである
だがここで1つ今相性の良いカードを殿堂を覗いて全て入れてみよう42枚になってしまう。
インビンシブル13使えばいい、と思うがそれだと禁断デリートの方が圧倒的であり、ギミックを色々と変える必要がある
なら、カードを減らしていこう。
デドダムとカツキングを採用しているだけあって山札をサーチする事に秀でている。そのためキリコ3は2枚にしても良いかもしれない。だけれど2枚の場合どちらも盾に行く可能性が高いため、3枚にしておく。
また、デリート、マクスカルゴトラップは極力手札に来て欲しくないカードのため、3枚にしておく
そしてバラドだが、スペックを見ると敗北回避があるが鬼エンド時、以外手札から出したところで、そこまで良い動きをしてくれない。ましてはデッキの枠の邪魔になってしまうため、3枚にする。
初動カードと言われるジャスミン、ジャスミン地板、デドダム全て入れると12枚と若干多すぎると個人的には感じてしまうので、マナを必ずタップインで置いてしまうジャスミンの地板の枚数を減らし1枚程度減らしておく。
こうした理論的な取捨選択をする事でプレイングの幅が広いデッキになる。
またカードの枚数確認と行こう
ジャスミン4、デドダム4、カツキング4、イザナミ4、デッドダムド4
バラド3、マクスカルゴトラップ3、デリート3キリコ3
ミラダンテ、バスター
(4×5)+(3×4)+(1×2)の34枚まで圧縮ができた
残りの6枚を環境事の変化に対応する自由枠として、話を進めていこう

3
環境デッキとの相性
まず初めに現環境のデッキタイプを把握しておく
現環境はサガ、OB、クラジャ、青魔、赤単、アポロ、キラスター、4邪、5cコン、アビスを初めとする。群雄割拠な環境である。
更には今後環境に出る可能性があるメクレイドや種族らの存在もある
個人的なデッキタイプの考えだが、5種類のタイプに分けている
速攻デッキ:赤単、緑単OB、アポロ
準速攻:アナOB(緑多いタイプ)キラスター、サガループ
中速:クラジャ、青魔、メクレイド、アビス
遅い:5cコン
さて、ここからはデッキとの対戦相性を考える。どのデッキにどこまで勝率が取れるよになるか、がカギになる
キリコキュービックは速攻、準速攻に弱いため、何かしら割り切るか対策が必要になってくる。
速攻デッキの特徴として、最近は3、4ターン目に複数並べたりする事で倒してくる。なので召喚制限ができ、どかすことが難しいDGパルテノン
中速デッキも似たような特徴で特にサガは最速3ターン目にループに突入するため、パルテノンが刺さるだろう。また、アビスやメクレイド、最近は1ターンで並ぶデッキが多いので、パルテノンは3枚欲しいところだ、
5cコンや邪王門はキルターンより早く動けるキリコキュービックのが強い為、そこまで気にしなくていいが、5Cはドルファなどの呪文ロックだけ警戒すべきだろう。
4邪もパルテノンがあるが最近除去が増えたりしてるので、苦手対面の可能性がある。だがここはパルテノン破壊された後の事は割り切って何も対策無しで行く
そして、最近OBや赤単、クラジャは小型で殴る事が多いので、カウンターになるイザナミテラスの3000以下をマナ送りにする効果を巧みに利用していきたい。
その為にはイザナミテラスを相手ターンに出せるのが1番手っ取り早いだろう。相手ターンに出せるカードとしてはSトリガー付きの踏み倒し呪文があるが、デッキの回転率を上げたい事も含め、種族にポセイディアドラゴンを持つ水のタマシード、バイケンの海幻を採用したいと思う。
また、トリガーケアをしてくるデッキもあるだろう。
そのトリガーケアを破壊する手段として、ヴィオラの黒像を採用したい。だがデッキの色バランスを考えると赤が少なく感じるため、キラーザキルの黒像も採用がありだと思われる。
このカードはタマシードにも対応したデーモンハンドのような効果なので、サガ環境前に居た、青単ドラッヘの様なデッキと当たった時にも活躍をしてくれると思っている。
さて、このようにカードを入れていくと当然40枚には収まらない。
環境に合わないカードを引き抜く(自由枠を増やす)
では今の環境に合わないカードをピックアップして行く
今回目を付けたのはデッドダムドである
このカード盾と山札、次元以外の場所から侵略する強力な効果があり、除去やデドダムビートの強化に繋がる優秀優秀なカードだが、最近永久の超人が環境に増えており、滅多に侵略ができる場面が減ってきている。その為、今回はデッドダムドを解雇とする。
自由枠が4枚増え、10枚になったので、ここで先程あげたパルテノン、バイケンの海幻、ヴィオラ、キラーザキルを割り振っていこう
まずはパルテノン3枚、無色のカードなのでデッキの邪魔をしないようにだ、そしてバイケン、これは4枚採用したいところだが、トリガーを増やしたいため、3枚にしておく、残りは除去トリガーなので、気軽に撃てるキラーザキル、トリガーとして優秀なヴィオラを2枚づつ採用
そうする事で綺麗に10枚になった。

4
言いたい事
自分のデッキの作り方やゲームのプレイングとして、理由をなるべく頭の中で言語化して行く事を心がけている。
これは勉学でも共通で、数学等の言わゆる理系科目で該当するだろう。また、文章を作る時にも根拠を根拠として出せる言語を出力する能力も必要になってくる。
これは趣味にも言える
例えば、どんな趣味にしても、みんな楽しいや好きと言う気持ちがあると思う。
だが何故楽しいのか?なんで好きなのか?と言う箇所を深く言える事の方が、その趣味を魅力的に聞こえる人が増える。言わゆる布教活動にも繋がる。
僕の場合デュエマは好きである
何故かと言われるとカードゲームとしてルールさえ理解出来れば、読めばすぐ動きが分かる効果、様々なデッキが活躍できるカードの柔軟性、更に自分は、1枚のカードで盤面をひっくり返す。形勢逆転する楽しさがとても気持ちよく、楽しいと感じる
理由を付けるだけでも物事には深みが出て来る
自己理解にも繋がるため、是非色々な物事に理由を付けてみてほしい。
より楽しいものを楽しいと感じられるから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?