アルカン・アルケン・アルキン (856文字)
炭化水素の名称の話です。
鎖式飽和炭化水素や鎖式不飽和炭化水素の名称にアルカン・アルケン・アルキンがあります。
詳しくは『宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学』(船登惟希著 Gakken)のp68,69,p74,75)や他の有機化学の書籍をご覧ください。
とにかく、アルカン・アルケン・アルキンの三つの言葉を各々の意味するところとともに覚えなければなりません。
まずは、言葉の暗記です。意味はそれから。
で、私は語呂で覚えることにしました。この方法は、どこどこの面積・人口などを覚えるときに威力を発揮しますが、今回は有機化学でその威力を発揮してもらいます。
まず、上記の三語の「アル」を取ります。
すると、カン・ケン・キンになります。
ここで語呂を使い、「肝臓、剣菱(けんびし)、緊急搬送」という単文を作りました。肝臓のカン、剣菱のケン、緊急搬送のキンです。イメージは、「肝臓に剣菱という日本酒を直に入れ、アルコール中毒で緊急搬送される。」という世にも恐ろしい状態を述べたものです。
なお、剣菱というのは日本酒の名称で、私が独身寮にいたころ先輩たちに大人気の日本酒でした。私が先輩たちの機嫌を損ねる失敗をしたときは、剣菱を買って謝れば大概許してもらえました。
なお当時の独身寮では、剣菱で体を壊したとか飲みすぎてアルコール中毒で緊急搬送されたなどということはまったくありませんでした。上記の語呂は、事実を記述したものではなく、単に暗記のための創作の作文です。
話を戻します。
剣菱は酒ですから、大括りに「アルコール」と言っていいでしょう。
よって、カン・ケン・キンにアルコールのアルを各の語に接頭語にように付けて、「アルカン・アルケン・アルキン」。
私は、「剣菱」になじみがあるので、すぐ覚えることができました。
このアルカン・アルケン・アルキンの語は、このあと頻繁に登場するので、暗記必須だと思います。それには、「肝臓、剣菱、緊急搬送」の語呂が便利ですよ。
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