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アナトリア・小アジア (461文字)

 世界史では、よく「小アジア」という地域名が出てきます。
 世界地図を見ると、トルコ共和国に「アナトリア高原」とあり、その下に小さく「小アジア」と記載されていることがあります。
 なんでかなと思い調べてみると、まず地理的にアナトリア半島というのがあります。現在のトルコ共和国の東側の大きな面積の場所です。アナトリア半島はヨーロッパではアナトリアと呼ばれているそうです。
 また、アナトリア半島は、昔、ここがアジアだと思われていましたが、実はアジアって東の方に大きな面積の地域として存在していることがわかったので、大きなアジアに対する意味で小アジアと呼ばれるそうです。
 なお、トルコって20世紀に入ってから国が成立したので、それ以前の歴史を語るときにアナトリア半島をトルコと呼べないと言うことで、アナトリアとトルコを使い分けているそうです。
 ネット検索の威力は凄いですね。

 なお、アナトリアは、「穴取り亜」と覚えました。「穴取り」は単なる語呂ですが、「亜」は語呂と共に亜細亜(アジア)の「亜」ということで小アジアに掛かっています。


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