映画『ダイヤルMを廻せ』 感情移入できない。
『ダイヤルMを廻せ』は、故アルフレッド・ヒッチコック監督のミステリ映画です。
私はこの映画の意味がよく理解できません。
主人公が妻を殺害しようとすることは分かります。
その妻が正当防衛で侵入者(妻を殺す目的で侵入しています。)を殺したことも分かります。
その後、主人公が妻を裁判で死刑にすべくいろいろ工夫するのも分かります。
しかし、そのあとがすんなり入ってきません。
まず、この妻は不倫しています。それだけで、この妻への同情心が薄れます。同情心が薄れるので、逆に主人公を責める気持ちも高まりません。だから、映画に感情移入できません。
そして、ラストシーンですが、主人公が鍵を見つけて部屋に入ってきたらどうして犯行を自白したことになるのでしょうか。警察に「どうして鍵が階段のカーペットの下に隠してあると知っていたのですか?」と聞かれても、「さぁ、なんとなく。」とか「階段のカーペットが心持ち浮いていたので、見てみたら鍵がありました。」とか、なんとでも言い逃れできそうな気がします。
みなさんはどうお考えでしょうか。
この映画って納得できますか。
#ダイヤルMを廻せ #アルフレッド・ヒッチコック
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?