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『グリーン・ホーネット』

 かなり前に映画が公開されましたが、ここで扱うのはアメリカのテレビドラマの『グリーン・ホーネット』です。

 このドラマで記憶に残っているのは、ブルース・リーが日本人のカトー(加藤でしょうか。)役で出演していたことと、グリーン・ホーネットの愛車ブラックビューティーが駐車場のどんでん返しの床とともに回転し、天地逆で格納されることです。
 少年だった私はこのクルマのシーンを見て、車体の天地が逆になったら車内の飲みかけのコーヒーとか灰皿のタバコの灰とか(当時は喫煙が当たり前でした。)がどうなるかと心配しました。

 それにしても、バットマンといいグリーン・ホーネットといい、資産家が自前の装備を駆使して悪と戦う設定が流行っていたのでしょうか。
 この民間人が個人的にすごい装備を持つという設定は、『鉄人28号』と似ています。『鉄人28号』の場合も、金田正太郎君が半ズボン履いている少年なのに自動車を運転するしコルトガバメントを撃つしと超法規的存在となっています。なにより、大量破壊兵器ともなり得る遠隔操作の巨大ロボット鉄人28号を自由に使っています。

 そういえば、『マジンガーZ』も個人の所有みたいですし(光子力研究所は、マジンガーZの所有者ではないようです。)、『スーパーロボット・レッドバロン』もそのようです。
 ただ、『ジャイアント・ロボ』は、ユニコーンという安全保障の組織が管理していました。

 町の治安を正体不明の者が守るという環境って、西部劇でよくある設定という気がします。そういう自警団が活躍する物語って、アメリカでは受け入れやすいのでしょうか。

#グリーン・ホーネット #自警団

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