戸開走行保護装置とは③

リニューアル工事に戸開走行保護装置を付けて保守契約をその設置したリニューアル工事をした会社以外と結ぼうとした場合、必ず戸開走行保護装置が作動した際の復旧方法のマニュアルを入手して次の保守会社に引き渡してあげてください。マニュアルには解除方法のコード表やブレーキの開放方法等の記載があります。会社によって方法がバラバラですので引き継ぐ保守会社にとっては必要です。解約された腹いせに”企業秘密なので”と要請に応じない会社は国土交通省、消費者センターに報告して指導してもらいましょう。
安全を阻害する行動ですので対応してくれるはずです。
きちんとメンテナンスをして正しく使用していれば、滅多に作動する事はありませんが、中で飛び跳ねたり重量物で衝撃を与えるように床に置いたりすると一瞬でもかごが沈み、それが扉が開いていれば戸開走行発生と認識してしまいますので、保守契約の会社に即時復旧してもらわなくてはなりません。業者間のやり取りではギクシャクして角がたつので所有者が取り持つのがベターです。

エレベーターマネージメントホームページこちらは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?