エレベーター工事のトラブル事例④-1

老人保健施設と総合病院併設のエレベーター改修工事での出来事です。
その老人保健施設工事は2台並列の積載量1700kgの大型巻上機の搬出、搬入がかなり難しく、玄関からエレベーターで屋上機械室まで運ぶのは、高齢者の方が廊下とかで作業中に接触するリスクあるので、施設側からNGの指示でした。
クレーンで釣り上げるには屋上機械室位置が道路から一番奥にあり、屋上床はあらゆる配管や設備機器があるので人力手運びしか方法はありませんでした。
しかもクレーン作業設置場所はちょうど隣の総合病院の緊急車両救急車の搬入口なので日時を事前に消防局に許可をとらないといけなく、時間制限も厳しい条件でした。
そんな現場に限って・・・! 事件はやはり着工初日の搬入直後に起こってしまいました!!!!
なんと、2台の新規巻上機の内1台が間違った型の巻上機が来ていてしかも苦労して屋上機械室に運び終えた後に発覚しました・・・。
もうクレーンは消防局の許可に2週間必要なので今から追加で取るのは工期間に合いません。
どうするの?!なぜ間違った巻上機が配送されてくるのか!?誰がチェックしたの!?・・・・・・。
続きは明日のブログでお会いしましょう・・・・。

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