見出し画像

エレベーター定期検査報告未実施の理由

今から25~35年前に建てられた建物はバブル全盛期で、当時エレベーター新築工事の需要増より工事が間に合わないケースが多かったらしいです。
完全にイケイケの風潮で建築基準法から逸脱した施工より建築、昇降機共に建築指導課検査が受けられない、要するに確認申請時と完了時の建物が完全に違っている施工の為、完了検査を受けないで引き渡してるので定期検査を受け付ける行政が物件登録無いので受付できない状態のエレベーターが実は大阪市内中心にけっこうあるんです・・・。
そういったエレベーターには通常かご内に添付している検査済証はありませんし、今更どういった手続きをしようが検査報告受け付けてほしいと懇願しても却下されてしまいます。
25、30年の間、物件転売、所有権移転で現所有者様がそういったエレベーターの認識を引き継がれてるケースは稀です。
そういった違法物件のエレベーターの保守は特別視され、引き受けない会社も最近多いようです。
コンプライアンスが会社の生命線となり、もし不慮の事故、不測の事態となった場合の社会的ダメージは所有者、保守会社共に計り知れません。
そういったエレベーターの現状確認から最善の対応策、リスクマネージメントの相談も受けるので一度お問い合わせください。

エレベーターマネージメントホームページはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?