乾杯のない夜に

自分の感性に従って道路を敷け

ありえないくらい大きな恋を

僕は君を君は僕を

好きになって然るべき

許されるべき


ねぇもうありえないほどに

僕は僕でいいんだろって

僕をもって示しゆく旅を

僕は今やってるんだって

気づいた夜、午前3時、

焼けた東の空、この街が蠢いて。

生死がドラマにならないこの国に

飲み交わす酒だけはこの海は越えない


この国で僕は心を拾い集めて

欲しかった僕を取り戻したのさ

この国に僕が落ちていて拾ったわけじゃなく

全てに煽られつつかれて

また感情が芽吹きだすけれど

それでも僕はこの国で

新しい僕が待ってたと思いたい

心は僕のものだとしても

全てによって生まれ直したのさ

そう思いたい


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