わたしのじんせい

生まれてから21年
もう立派な大人といえる年齢になっているのに
私は相変わらず布団に横たわり向精神薬を飲み自己犠牲と一時の多幸感を求めてオーバードーズする日々を送っています。

私は北海道の大きな空港があるわりと栄えてるところに生まれ、19の時に高校卒業と共に大阪に身一つで飛び出しました。

頭に浮かぶ家族というものは酷いもので
アル中薬中ギャンブル中毒コンプリートの母親
たびたび変わる父親
母親が関わりを持っていたヤクザから贈り物として家に放り出された犬たち
これらで形成されています

普通の家というものとはまるでかけ離れていて
家に帰るとビールと薬に溺れ暴れる母親、それを取り押さえる父親、大きな音に脅え吠える犬たち。
それが日常だったので、大人になった今
命の危険がない暖かい家庭が複数存在するという事実を知る度に私は死にたくなります。

死といえば、私は1度心肺停止するほどのオーバードーズを一昨年の2月にしていて
その時に服用したのがイフェクサーSRという向精神薬。
通常1日3錠、朝に飲めばわりと体が楽になるものですが
120錠をアルコールで飲み干し、だんだん早まっていく心臓、寝ているはずなのに目が回る、キーンとした耳鳴り
遂には泡を吹いて心臓が止まりました
その当時の記憶が一切ないため、ツイートを元に書いていますが
気がついた時には個室の病棟で、点滴を自ら何度も引き抜き、トイレにもまともに行けず、病院でも相当の問題児だったと看護師さんに言われました

死を体験した今でも希死念慮は止まらないし、隙あらばODするような人間
私は生き方というものが全くわからなくなってしまいました
何度も遺書を書き残し睡眠薬でODし続けた今のわたしは心臓や肝臓に負荷がかかり過ぎて
そう長くは生きられない、突然死する可能性もあると言われています
それでも死というものに囚われ続けて生きている毎日です

人間の脳みそはよくできていて、過度なストレス状態になると記憶を書き換えたりなくしたり、魔法みたいに消してくれます
そして余りにもストレスがかかりすぎると無意識にその場から離れ「解離性遁走」といわれる状態に陥ります
「解離性遁走」とは、急に家を飛び出して普通の旅行感覚で旅をするがその時の記憶は全く残されていないという謎のシステムです

私の場合は今年の三月に二週間程家を飛び出しまして
Twitterで家出少女とタグをつけてツイートし、知らないおじさんの家に寝泊まりしました
そのおじさんはいい人の部類で私に何も求めず、新品の布団、歯ブラシを残し出張に出かけていたので
LINE上でのやりとりしかありませんが
多分あの人は家に帰ったら誰かがいる暖かみが欲しかったんだろうなと思います。
当たり前の話ですが、あのタグに群がってる時点で犯罪性がとても高く本当にオススメしません。
ほとんどが体目的です。
私は性的搾取に慣れすぎていて身売りも風俗も経験して、女の愛嬌で今でもご飯を食べています。
世の中よくできていますね 
話を「解離性遁走」に戻すと、当然記憶がないので、あまり語れないのですが気付いたら大雨の中帰宅してました。
普通に家に帰れちゃうあたりなんか笑えてしまうのですが、スマホの履歴を見ると空白の二週間で何があったのか大体わかってしまいます
当時見たことを今思い出そうとして書き出しているのですが頭にぼんやりとした霧が浮かんでよくわかりませんでした
これが私なりに自分を守るやり方なのでしょうね
最近では1週間前のことが思い出せなくなり、遂には昨日の記憶も消え去っています
このまま今日も消えていくのかなと思うと少し悲しい気持ちですが
何も生産性のない毎日なので特に問題はないでしょう

文章をまとめることは昔から得意だったはずなのですが先程飲んだ頓服のおかげで頭がふんわりとして
なかなかまとめられませんでした

私という人間はネタにできるほど落ちぶれているので、また暇な時更新しようと思います

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