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【夢】クリスタル・オラクルカードの効果か!?

こちらの記事で書いた2枚のオラクルカードのうち1枚は、夢の記憶を持ち帰り易くするもの。これについて検証結果というかその後に見た夢を書いていこうと思う。


古びたお寺に夫と子の3人で行った。

お寺の床は古い木材が敷き詰められ、古い神社などで見かける拝殿前の板の間のような感じで、外から折れた木の枝や枯れ葉、それに巨大ウジ虫が無数にいた。ウジ虫のように動いているものもいれば、ただの松の花かドイツトウヒだったのかもしれない。とにかく気持ち悪く怖かったのは覚えている。

さてそのお寺に何をしに出向いたのかというと、そこには霊能力に優れた僧侶がおり、子の能力がどれほどのものか見てもらう為だった。しかし僧侶に声を掛けられたのは私。まじまじと見られ居心地が悪い。霊視を終えた僧侶は何も言わずその場を去って行った。

一体どういうことか?私はその場にいた僧侶の妻らしき人に「つまり私には能力がなかったということですか?」と聞くと妻は頷いた。

子は呼ばれず私にも能力はない。となるとそこに滞在する意味もないので帰ろうとしたとき、僧侶の妻から声を掛けられた。

先ほどの板の間の隣室に通されたのは私一人。夫と子は車を取りに行くと出ていった。そこには40代以上の女性とその子ども達が大勢いた。お寺での法要の手伝いに集まった人たちのようだ。部屋はごく普通の昭和の台所といった感じ。

ここで僧侶の妻から「最近ココが痛いのでヒーリングをお願いできますか?」と頼まれた。たった今、僧侶から「霊的能力はない」と戦力外通告を出されたばかりなのに何を思って私に依頼したのか謎である。

とにかく患部を霊視してみる(能力がないはずなのに霊視する自分もどうかと思うが)と左わき腹に握り拳くらいの瘤があるのが分かった。

ヒーリングの施術を始める。

まず肉眼では見えない瘤を取り除く。そのあと一つ目の真言を唱える。真言はスムーズに口から出てくる。いつの間にか僧侶の妻の体に施術するのではなく、妻の服だけを手に持って施術していた。その様子を僧侶の妻は頷きながら見ていた。

一つ目の真言を唱え終わり二つ目の真言を唱え始めた途端、周囲の賑やかな話し声が聞こえ始めた。集中できない。何度も真言を間違える。とにかく集中しなければと思いながら唱え、施術を終了し僧侶の妻に服を返した。

それまで優しい笑顔で頷いて見ていた僧侶の妻の顔から笑みが消える。
「ここを匂ってみて下さい」と指さされたのは左わき腹。服を受け取り匂いを嗅いでみたが「すみません。鼻の調子が悪くてわかりません」と服を手渡した。

それ以上の会話は無く私の仕事は終わったようなので帰る事にした。

しかしお礼もないとはどういうことだ。
能力は無いと言われたばかりの人間に霊視でのヒーリングを頼む理由はどういう了見か。

モヤモヤとした気持ちを抱えながら夫たちを探す。寺の外から手を振る2人が見えた。外に出て少し歩いたところで僧侶の妻とその子どもらしき女の子が「あの~」と追いかけてくる。その手には焼きたてのパンと可愛くラッピングされたクッキー。

「うわっ!おいしそうなパン。お礼かな?ありがたい!」と思う気持ちとは裏腹に差し出されたのは女の子の持つクッキーだった。「良かったらこれ子どもが作ったので食べてやって」と渡された。

「え?パンは?うそ~。貰えないの?何しに持ってきたの?そしてやっぱりお礼の言葉はないの」と不満を募らせたところで夢から覚めた。


さて目覚めてから夢について考えてみた。

霊的才能はないらしいがそこはどうでもよかったし、パンが貰えなかったのも目覚めてみれば気にもならない……。いや、ここにこうして書いているのだから多少残念には思っているのだろう。

それよりもヒーリングの施術である。

私は以前、リーディングの際に感じた痛みを取り除くことをしていた。その手法は4ステップだった。

①痛みを取り除く
②1つ目の真言
③洗い流し
④2つ目の真言

今回の夢では①②④をやってみたのだが、①と②までは僧侶の妻は笑顔だった。④に取り掛かったとき周りが騒がしく真言も唱えられなくなった。そして施術は失敗に終わった。

この記事を書くまで「④は必要ないのかもしれない」と思っていた。でもここまできて気づいた。僧侶の妻の「ここを匂ってみて下さい」という言葉。私は③の洗い流しをしなかった。これが失敗の原因かもしれない。

ではなぜ③をしなかったのかの理由は『自分のヒーリング方法に自信を持っていないから』である。

私のヒーリングは誰から教わった手法でもなく、また変だと思われるかもしれないが、真言を唱えるくせに天使にも協力してもらうからだ。

仏様と天使のコラボレーション。こんな奇妙な方法でも効果はあった。だから何度も試したしそれなりの評価もあった。でも私の中ではどこかで「邪道でしょ?変でしょ?天使必要?」との思いが拭い去れなかった。

だがこうしてアウトプットしてみるとわかる。古来神仏習合が当たり前の日本だったのだから。八百万の神。どんな宗教でも受け入れる日本だから。仏様と天使のコラボがあってもいいのかもしれない。

私のヒーリングは相手の痛みをスキャンするのではなく、自分に体現させて取り除いていく。それが良い事か判断できず一度封印した。でもそんなことができるということはお仕事なのかもしれないと思い、師匠に相談し問題ないと言われた。それでもその手法に戸惑いが残っていたのだ。それを今回の夢で教えてもらったのかもしれない。






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