風の記憶の続き

僕は白い雲たちと立ち向かっていった
どんどん迫ってくる黒い雲たちと
僕たちはぶつかった
白と黒が渦となり混じり合っていく
下には町の神社が見える
さっきの風の精が佇んでいる
町の人達も心配そうだ

やがてぼく達は融合し
溶けあっていった
晴れ間が見えた
僕の最後の記憶は町の人たちの笑顔だった

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