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[まねきのお勉強]音声記事をオーディオドラマ脚本から考える

どもっ、元清純派のまねきです(主婦いぢめの黒幕といわれた🤣)。

最近noteで続々誕生している音声記事。
よく聞くのは「山田ゆり」さんの番組なんだけど、これを聴きながら常々思っていること感じていることを書き、他の音声番組を実施している人、これからチャレンジしようと思っている方に役立ってくれたらうれしい。

(音響とはとか、機器はとか技術的なことは触れない。あくまでも脚本ベースから見た話しだ)。

まず、この記事の大基本として「音」が「映像」結ぶか意識することが大切。素人が喋りだけで、ひとつの記事を最初から最後まで待たせるのはかなり無謀といえる。

ラジオやCD(俳優さんによる読み聞かせシリーズなんかね)のオーディオドラマ脚本を作る際には、当然「音」だけで構成しなければならない。
そのときのお約束は、

「場所や時間帯は効果音や台詞、ときには音楽で分からせなければならない」
「人物の動きも音で」(効果音)
「場所や時間帯も音で」(効果音+(説明)台詞)
つまり、音で説明できないものは極力排除する。

一分間に必要とする文字数は300字が理想(ペラ2枚とかいう😆)、3分目安なら900字のペラ6。
(山田ゆりさんの場合、言葉で説明しようとしているから、文字数が多すぎる)。

基本的な作りを脚本にすると、例えばこの時期だから、クリスマスに会う遠距離恋愛の恋人というテーマなら、いきなり曲想をイメージさせるものではなく、登場人物の説明を静かに始める。

まずその日のテーマに沿った導入音(会社にむかっているのなら、電車の音とか、朝の騒めきなど)で、場所や時間帯を連想させる。
そしてペラ2枚、自己紹介や状況の補足、次の場面への繋ぎの台詞を入れる

そして状況や情景を表す音楽のイントロを30秒程度挿入、ペラ2枚。
物語のクライマックスに向けて台詞を傾けて行く。

番組転換に短い効果音。

クライマックスにペラ2枚。
結びエンディングの代わりに先ほどのイントロの曲を続きから流す。

音の調整で3分の原稿が5分のオーディオドラマ脚本になる。カンタンでしょ🤣

とにかく音。音をどのように効果的に使うか、考える。著作権の問題に注意しながら、フリーの音源からチョイス、その台本に合うものにお化粧していく。

グループトークメインならそのテーマを曲想させる音を静かに流し、トークを聴かせる。
内輪ウケのフリートークは本人たちは楽しいだろうが、聴く方には辛くなる。だから脚本とまでいかずとも番組の目安となる進行台本をとりあえずは作って。
それを収録前に読み合わせて、音入れのタイミングを測る、これだけでかなり完成度は違う。

今リクエストしたいクリエーターさんがいるなら「ごみちゃん」。ボイストレーニングも再開したそうだから、娘さんの奏でる音楽にのせて優しい物語を語って欲しい。

まねき?
無理です、音痴です。いつも宴会が大笑いの演劇場になっています🤣

女好きでドスケベーで、さらに音痴のまねきでした。

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