呪契約
こんにちは、イオタと申します。
つい先日の巨人猟兵杯にて予選4位、決勝トーナメント6/6位で終わった呪契約と呪契約の対策を解説していきます。
今まで呪契約しか握って来なかったのでリストもプレイもかなり自信はあります。
1つの情報として最後まで見ていただけると嬉しいです。
・初めに
呪契約は相手依存な部分が発生するデッキです。今回は今現在(2023/09/19)の対策が浸透してないであろう時の解説です。
・巨人猟兵杯リスト
1番気になるであろうリストになります。
今までのプロ選手達とかなり違いがあるリストですが、それぞれ役割があるので解説していきます。
・採用カード解説
起点であり、ドロソであり、このデッキの核である存在です。この子をどれだけ生かして動けるかで呪契約の勝率は変わります。
仮に2枚目が来て連パンできそうな状況だとしても2枚目は抱えておきましょう。
実質ネクサスカードです。序盤に来たら軽減かつ破壊用に、中盤移行に来たら月鬼城の破壊用、デストロードのコアブ、ゴクの破壊数増やし。いつ来ても仕事があり使いやすいカードです。
カウントが1しか伸びない点、月鬼城絡めても2枚しか引けない点があるため2枚採用です。
komainuプロ(@koma020116)の呪契約から2枚採用の案を拝借しました。ありがとうございます。
呪契約のメタカード枠です。降臨に対するメタカードはこの3枚だけで十分です。
ヴォルクとダークタワーとの違いを蒼契約を例に考えてみましょう。
対蒼契約
【ヴォルク】
蒼契約側はストリームかマシュバラ素出し、呪契約のカウント4以下であればマラサミで対策できます。
呪契約のカウント5は容易なため、基本ストリームとマシュバラを要求することができ、2枚目以降も相手に2枚目以降のカードを要求します。
1度処理した後は降臨し放題になります。
【ダークタワー】
魂状態のシャックとマラサミでのハンド保護がある時に降臨できます。なおマラサミは1度貼れば処理されないため2枚目の要求はされません。
1度降臨してしまうと降臨元に体制が無くなるので降臨できなくなります。
蒼契約は1度でも降臨されてしまうとトラッシュからネクサスを貼ってきたり強い動きをしてきます。これを止めなければいけません。
ではどちらが1度目の降臨に対してより多くのカードを要求するかは明確ですね。
呪契約は生き物を破壊しながら詰めていく山です。生き物である点でもダークタワーよりヴォルクの方が優秀です。
ゲームに絶対に絡めたいので3枚採用です。
月鬼城との相性が悪く毛嫌いしていました、ダークタワーと剛腕神殿が流行っているため渋々採用しましたがめちゃくちゃ強くて焦ってますw
ラルヴァンの仕事はコアブとライフバーン、次にハンド保護のイメージです。
オボロに頼らない1捨て1ドローができるためデッキ圧縮にもなります。しかし3枚採用にすると今度は来すぎて邪魔になるため2枚採用です。
モリア教授さん(@moria_kyouju)の呪契約から2枚採用の案を拝借しました。ありがとうございます。
ドロソ兼カウント盛り用です。
破壊時の「カウント+する。その後1ドロー」を最後に解決することでタブーを破壊し引き込んだラルヴァンダードを使うことができます。
ゴクオボロを抱えていない時は(月鬼城→)オボロ→カウント5以上→カウント+2→ラルヴァン→3個以上の順番でドローを解決しましょう。
ゴクオボロを抱えられた時には3個以上破壊していいのかを考えてから破壊しましょう。
10回やって2回出せばいい方です。ピンチの時デッキを引くために出すか、序盤に余裕があるから月鬼城探すために使うかです。
あわよくばネクサス処理できればいいなという感覚でいましょう。
ネクサス兼生き物の最強カードです。
召喚時で6以下の紫スピリット回収出来るのでフィニッシャー以外のパワカが回収でき、生き物立てたのにハンドが減っていないのです。そのためヘラパスト1枚だけで2体も破壊用が用意できます。
転生後は神託で月鬼城をサーチし、転生時でフィニッシャーまで回収でき、半永久シンボルを立てることができます。
呪契約のネクサスが欲しいけど生き物減らしたくない問題はこのカード1枚でほとんど解消できるので3枚採用です。
Reiyaさん(@Reiya_Robellion)の呪契約から案を拝借しました。ありがとうございます。
カウント要求なしで乗れるかつ、OCでのオボロ蘇生札としてオボロを生かしながら戦うために必要な枠です。蘇生札はとても大事なので3枚採用です。
余裕がある時は、相手のコアの数を見てアタックをしているオボロに乗せて一気にカウント盛りを狙いましょう。
オボロに降臨→降臨時で自分破壊→ドロー→破壊時でオボロ出す→オボロでアタック
召喚/降臨時のカウント1は強制です。忘れる人が度々いるのでクマってます()
アルティメットが環境から消えた場合はタツオボロに変えましょう()
メインでのカウント盛り、破壊、コアブ欲しいとこを全てしてくれます。
序盤では雑にデストロードLv2で出し、破壊することが多いです。裏目がない場合はコアブするため実質無料でカウント盛りと手札入れ替えができるため序盤は少し雑めに使います。
デストロ召喚時→デストロ破壊→コアブとドロー→デストロ破壊時の順で処理を行うことで引き込んで来たラルヴァンを出すことができます。
中盤〜終盤では、Lv2、3のこのターンの間アタックステップ終了できないを使って詰めていきます。そのためデストロを出してデストロを破壊するということはせず、デストロ以外の生き物を破壊することが多いです。
デストロ召喚時→生き物破壊→コアブとドロー→生き物破壊時→(ラルヴァン)の順で処理をしましょう。生き物の破壊時にカウントを伸ばすことができる場合は最後にラルヴァンを出すことができます。
破壊時にカウントを伸ばすことがない場合は召喚時で先に宣言をし、上記の効果処理の順番で行いましょう。
呪契約でメインでの破壊のカードは以外とありません。1枚での破壊を丁寧に使い、裏目がない場合は山上を見れる回数を極限まで増やしましょう。
最後の最後にライフを詰める時に使います。
まず呪契約の最終盤面ではライフバーンと面処理を起点に詰めていきます。ライフバーンと面処理を行った後は基本的に生き物、稀にマジックで耐久しようとしてきます。
マジックの場合は上手い具合に絡んだヘラフューチャーで無効にしましょう。基本行えないのでオーバージャッジメントで耐久をし次のターン詰めます。
生き物の場合は自分側の横を除去しながらアタックしているのをブロックし、耐久しようとします。そこでオニオボロを降臨させ、ツイノムムシバミを開きもう一度面処理を行いながら、オニオボロの効果で紫のスピリットを2点にし、そのターンで無理矢理にでもライフをとる動きが理想です。
獄契約対面の場合では特に重要です。
まず前ターンにムシバミをセットし開かずに置いておきます。
相手ターンにヴァントゥースで走られ、オーバージャッジメントで耐久、リュービでコアが6個のアルティメット2体にされターンが帰ってきます。
この盤面で無理矢理打点を通すにはムシバミ2枚が必要になります。
まず足りない分の生き物を並べましょう。その後ゴクオボロを降臨し、ムシバミで乗ってるコアの数を減らします。この時相手のアルティメットのコアが1個以上5個以下になるようにできていれば良いです。ムシバミ2枚目をセットしてアタックに入ります。
ゴクオボロで3体破壊し2点を飛ばす。その後ライフ減少提示、破壊の派生を処理した後、バーストとフラッシュでヌーベルorイルデザールが出てきます。
イルデザールの場合は詰めの時にドローをしない動きをするだけでケアができます。
ヌーベルの場合は横を寝かせ、デッキ下に送り、ブロッカーが1面立ちます。ですがアルティメットの召喚時を使っているためムシバミが反応し再度除去を行い詰めることができます。
相手のライフが残り2点の場合は、ムシバミの開き方を変え、オニオボロを乗せてムシバミを開き降臨時を使い2点で押し切ったり
ケムリヒグマを降臨させ自滅をし、もう1打点無理矢理作る
このように獄契約が相手の場合は特に受けを上から押し切る動きに必要になります。
最低でも2枚は採用しましょう。
個人的に好きな動きとしてバンショウラからムシバミを開いてネクサスを焼く動きが全部消えて爽快感があるのでおすすめです。
この子、実は強いです。
ムシバミを相手ターンに開き、召喚/降臨時が任意であり、ネクサスを焼き、ライフバーンもある。残り1点が遠い時にこの子を添えるだけで届いたりします。
1枚は抱えて置きたいカードです。
ただ召喚/降臨時しかない、OCが遠い、素出しするにもコストが重すぎることから2枚採用です。
オニオボロのアタック時は自分or相手って言ってんだろ!
フィニッシャー1種類目です。
最速で後手1、先手2で投げれます。
早い段階でのリーサルは通る事があるので受けがある場合詰めてみるのもありです。
オニオボロとデストロードでアタステ終了メタをしながら詰めると稀に通ることはありますが、オニオボロだけで通ることはほとんどないので中盤に投げるのは辞めましょう。
基本はゴクオボロでライフバーンをした後、生き物が出てきた場合にオニを乗せて、無理矢理打点を通すという使い方をします。
最序盤と最後の最後に1枚でずつで良いので2枚採用です。
オニオボロのアタック時は自分or相手って言ってんだろ!
フィニッシャー2種類目です。
呪契約はこのおかげで変われたカードです。
相手のカウントを奪うため、ソウルコアを奪うため、生き物を残さずターンを返すためにライフバーン関係無しに乗せることがあります。
ゴクオボロを乗せた後に開くムシバミは効果で防げ無くなるので、覚えておきましょう。
最初から最後までずっと使いたいので誰が何を言おうと3枚採用です。
呪契約で抜けてるリスト見た事ありますか?
抜けてるリストもしあったらそれはもう紫即です。呪契約名乗らないでください。
呪契約のネクサスは生き物の軽減が多い都合上あればある程動きやすくなりますが、ネクサスが増えるとその分生き物の数が減ります。最大でも6枚、最低3枚採用が理想だと思います。
月鬼城にいかに頼らないでドローを進められるかでメイン中に動ける量が変わります。大事に使いましょう。
抜くな(圧)3枚採用です。
最強防御札です。
オボロが居ないとコストが7で絶対に払えない量になるので一応注意しましょう。
極稀にミラージュ効果を使うことがあるので一応テキスト確認はしておきましょう。
抜けるわけがないので3枚採用です。
お手軽防御札
防御札計6枚はかさばりやすく、ドロー力がかなり高いデッキなので計5枚でも来るため5枚にしたく、コストを払わない防御札が良かったので無難に選びました。
変えれる余地があるというのを置いておきます。2枚採用です。
・不採用カード解説
画像の1枚ずつ添付は割愛します。
乗っていない物で気になるのがあれば回答します。
【旅団の摩天楼】
この中で1番採用が有り得るカードです。
呪契約はネクサスを増やすと動きやすくなります。ワンドローネクサスであればハンドも減らさずに済みますが、1コスで1枚引くのであれば、ヘラパストを絡めてタブーを使い回した方がコストに対するドローができます。
ここまで読んでるあなたに質問です。
相手が上手いと勝てないデッキと相手が上手くても練度次第で勝てるデッキどっちを握りますか?
もちろん練度次第で勝てる方ですよね。
これらを加味してネクサスを多く入れるのは避けたいため不採用です。
【紫の世界】
摩天楼と同じ理由です。
上手い人に勝ちに行きましょう。
【ダークタワー】
摩天楼と同じ理由です。
メタはヴォルクだけで十分です。
上手い人に勝ちに行きましょう。
【ゴッドブレイク】
最強のヘラパストと喧嘩するため不採用です。
【オンミョウジャ】
2コスも払ってドローしかできないのであれば、ヘラパストでタブー回収の方がいいので不採用です
・対面知識
【蒼契約】3:7 不利
早い段階からシャックを処理しヴォルクとヘラパスで長い間降臨を封じましょう。
中盤に出したとしても相手はストリームドローを抱えています。序盤から複数並べストリームドローを使わせる事が必要になります。
蒼契約自体が複数生き物を並べないデッキです。並べたとしても2体にコアを6個乗せられ、ゴクオボロのライフバーンを自分だけで揃えなければいけません。バーンを飛ばしたとしても白晶防壁で耐えられてしまいます。
こちら側にハンド保護も無いので、ヴォルクが絡まないで勝てることはほとんどないので不利対面です。
【獄契約】7:3 有利
ジャバドを継続的に破壊しながら攻める事ができるので、相手のカウントも増えにくくかなり有利対面です。
先日komainu選手の獄契約視点の呪の戦い方が発信されました。あれは呪契約視点で全てやられて嫌なことが書かれています。
この発信のおかげで獄契約は有利不利が付けずらいデッキになると思います。
【グラサジ超星】1:9 不利
全てがかなりキツイです。コアトラッシュで破壊時がでなく、最強防御札のオーバージャッジも無効化されてしまいます。
絶甲氷盾をバーストで伏せ、月鬼城があったとしても難なくスピッツァーが飛んできます。
早期でカウント7に盛り、ゴクオボロで無理やり突破しましょう。
【秘契約】2:8 不利
起点になるオボロが重疲労し、インクリースで効果を失います。ヘラパストで若干のリカバリーは効きますが、秘契約側はオボロをとにかく重疲労させるだけで勝ててしまうため不利対面です。負けたくないのであれば紫の世界を3枚入れましょう。
【呪契約】10:0
最近非公認などで結果を出してるリストの想定です。知識量とリスト差からの再現性、詰めの質、相手への依存度から、負ける気がしません。
調子乗りました、流石に真面目に評価します。😅
【呪契約】6:4 微有利
メタゲームにも対応できるようなリストですが、序盤の周り具合によって勝敗が変わります。カウント7にいち早く到達し、バーンを飛ばしオニを絡めて破壊しましょう。
・呪契約対策
本当は教えたくないですが、私の呪契約以外のリストで勝ってるのが許せないので対策を晒し皆さんに勝ってもらいたいです。では対策に行きます。
【序盤】
どこかの誰かが呪相手はコア3個と広めてましたが、間違いです。序盤はコア2個です。
理由を説明します。 ⚠今回はどちらもレベル2に達して居ない想定です。
まず呪契約で無理無く採用されるカードの中で2個乗ってるのを破壊できるのは、ゼツメイとケムリヒグマ、チシブキがあげられます。
次に3個乗っているのを破壊できるのはタブーのみがあげられます。
では、ゼツメイ、ケムリヒグマ、タブーの役割をそれぞれ考えましょう。
ゼツメイ:序盤ではカウントと破壊、ソウルコア回収ができるためカウント7に届く時に破壊したい
ケムリヒグマ:序盤のオボロの蘇生札、中盤に素出しすることで無理やりカウントを盛るのとができるため極力使いたくない
タブー:カウント盛り、ドロソ、カウント5に届く時に破壊したい
ここで問題です。
これらのカードをどれか1枚使われ、破壊された時、本来の仕事をさせずに無理やり使わせられたのはどれでしょうか?
正解は、ゼツメイとケムリヒグマです
コアか3個の場合はドロソで使いたいタブーで破壊されてしまいます。呪契約視点では除去もできてドローもできてラッキーと思ってます。
逆にゼツメイを使った時は、ソウルコア回収あと〇枚しかないのか動き方変わるなぁと思ってます。
ケムリヒグマの時は、頼む!カシウスだけはやめて!→お願い除去らないで!と思いながらかなりお祈りしてます。
これらの事から序盤は2個乗せが1番正しいです!
【中盤】
この段階でも変わらず2個乗せです。もし、乗せたいのであれば4つは乗せましょう。オニオボロで走られる可能性があるので4個で範囲から逃れましょう。
【終盤】
特に言う事はないです。ゴクのケアをして負けたら仕方ないです。
ゴクのケアの仕方としてバースト召喚があります。
呪契約は実は召喚時を度々使います。それに反応したバースト召喚で横に並んでいた生き物を減らすと破壊対数が減りかなりテンポが崩れるので召喚時バーストの時はやってみて下さい。
・対策まとめ
序盤2個、中盤4個、終盤6個!
2、4、6、!
獄契約使う人は特に覚えましょう。
・追記
先日、チャンピオンシップ2023 Cycle2 店舗予選、フルコンプ八王子本店、流星のPAO立川店にて優勝ました。
その時のリストと意識したプレイを追記したいと思います。
・店舗予選リスト
かなり大きく代わりテンプレに近い形になりました。
【意識したプレイ】
前までの考えではダークタワーは受け降臨がなくなって復帰が難しくなり、守りが薄くなる印象が大きく抜いていました。ですがそれでも復帰が安定しなかったり、ドローが進まないことがあり思うように動けないことがありました。
そこでいつも一緒に悩んでくれるbanshee(@ORCA02B_NORN)から助言を貰い、タワーがある時はソウルコア使い強い動きをするを徹底する事を意識してプレイしました。その結果今までのダークタワーに感じていたノイズが無くなり、ダークタワーが入れば強いゴッドブレイクも採用、相性の悪いヘラパストは不採用など色々変化し、より一層安定感が増し、蒼契約と超星にも安定して勝率が出るようになりました。
私が店舗予選より前と後で変えた思考はここだけです。もしダークタワーをノイズに感じている人がいて救いになれば幸いです。
・最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今までずっと練習してきたデッキだったため非公認で爪痕を残せた嬉しさで書きなぐってみました。私は今後も弱い弱いと言いながら呪契約は握り続けると思います。
また呪契約の事が浸透してないなと思ったら書くかも知れません、その時も是非読んでいただけると嬉しいです。
リプやDMで質問をくれればお答えします。
改めて読んでいただきありがとうございました。
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