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呪契約

・はじめに

はじめましての方は、はじめましてイオタιと言います。今回は先日のBORにて呪契約でベスト8を獲れたため使用していたリストと呪契約の動き、対策を書いていきます。

今回の記事のみで完結させるべく事細かに書いていきますので、前回の記事と重複する部分があると思いますがご了承ください。


・リスト

40枚ピッタリのリストになります。ネクサスの枚数を多く取り、序盤にネクサスが来ないことを避けるようなリストになっています。

・採用カード

・オボロ

除去とドローを同時に行える珍しい契約カードです。契約にドローがついてるのは言わずもがな除去もついているのでオボロ単体でかなりの仕事量があります。最初から最後までどれだけ生かして除去とドロー効果を使えるかが勝敗を左右します。まずはオボロを生かし続けることを意識して回しましょう。

・ヴァンピーアヴォルク

カウント7以前の時の降臨メタカードです。主に序盤に使いますが中盤以降ラルヴァンのアタックから入りたい時に相手のソウルコアを残しておいて貰うためにも使うので出すタイミングは慎重に考えましょう。上手な対面だとアヴォルク以外にリソースがない時にソウルコアをリザーブに置かれドローすらできずに除去され、リソースが切れて負けることがあるため2枚採用です。

・オンミョウジャ

他カードに依存しないドロソです。基本呪契約はオボロ、月鬼城、デストロードXVなど破壊してくれるカードにドローリソースを依存しています。しかしオンミョウジャだけは召喚時で確定で1ドローが保証されています。この1ドローでオボロ、月鬼城、デストロードXVなど引けることはよくありオンミョウジャのおかげでリソースが復帰し安定する盤面を作ることができます。序盤中盤での雑なリソース、絶体絶命の時に踏ん張りを効かせてくれるカードなので3枚採用です。

・タブー

カウント爆盛りドロソ兼裏目作りカードです。序盤に絡めばカウントは爆速で伸び、中盤で来た場合はケムリヒグマとタブーでコアをいくつ乗せても破壊できるようにし、終盤では6コア乗せられた相手のスピリット+アルティメット(以下、生き物と書きます)を破壊することができます。基本は後半に使いたいですがハンドと相談してリソースを稼がないといけない場合は序盤から使っていきましょう。自分の使用感では序盤2割、中盤2割、終盤6割で出して使うイメージです。

・ラルヴァンダード

コアブ、ライブバーン、ハンド保護、全色シンボルの最強カードです。月鬼城の効果でその時のシンボルの色の数でかかるコストが変わりますがダークタワーが貼りやすくなったり、逆にダークタワーが貼ってあるから1コスで出せたりするので、ドローをしていい時であれば序盤は効果で召喚していいと思います。中盤以降ではライフバーンをいかに丁寧に使えるかでゴクオボロの効果でライフを取りやすくなるので安易に破壊しないようにしましょう。月鬼城効果や、受け降臨ができる時のケムリヒグマなど相手のターン中に出すことができると次のターンに6色シンボルを確保して開始できることがあるので慣れてきたら相手ターン中にも出すタイミングを伺いましょう。

・ケムリヒグマ

カウント5盛りと裏目制作カードです。まずカウント5盛るルートの確認です。

初期カウント2
オボロアタック[カウント計4]→ケムリヒグマ降臨[カウント計5]→ケムリヒグマ破壊→ドロー(任意)→ケムリヒグマ破壊時効果→オボロアタック[カウント計7]

ケムリヒグマの降臨時でケムリヒグマを破壊するところがポイントです。ポイント部分をよく理解し使うと現実味は一切ありませんが先2キルが一応可能です。
このルートにはカシウスの槍、フラッシュで絶甲氷盾、返しの復帰札欠損など裏目がかなりあります。私の基準としてダークタワーがあって破壊されにくい対面の時にこの動きをするようにしています。理由としては受け降臨ができないのでソウルコアを温存していてもあまりメリットがないのと、次のターンにゴクオボロでメインに無理やり復帰できる範囲まで持っていき6コア乗せを要求できるのでこの動きをしています。

カウントを盛る使い方は確認したので次は基本の使い方です。

基本の使い方は大きく分けて3つです

・ダークタワーがない時にタブーLv2を立てて破壊せずに残しハンドのケムリヒグマを構える
・シンプルにメインステップで召喚する。
・自ターンのアタックステップで降臨、自滅しない

・ダークタワーがない時にタブーLv2を立てて破壊せずに残しハンドのケムリヒグマを構える
呪契約はタブーとケムリヒグマで理論上どのコア数の相手の生き物でも破壊することが出来ます。このことを利用し何コアでもアタックしてきた相手のスピリットを1度目のフラッシュで破壊できるという圧をかけていきましょう。

・シンプルにメインステップで召喚する。
メインステップに召喚する場合はカウント盛り、ゴクオボロの破壊体数確保、オボロの復帰の3択があります。体感値だと、カウント4割、破壊用5割、オボロ復帰1割です。
ケムリヒグマの召喚にコストがかなりかかりリターンがあまりにも少ないため避けれるのであれば基本は避けるようにしましょう。

・自ターンのアタックステップで降臨、自滅しない
この動きは最序盤にダークタワーがありカウントがあまりない時にします。ダークタワーがある時にソウルコアを残すのがもったいない動きであり、もし除去られたとしてもオボロの状態でもケムリヒグマの状態でも基本除去されています。ケムリヒグマを残していたとしても召喚で復帰はカウントが足りないため結局はアタックステップでの復帰になります。アタックステップに復帰したところでできることは多くて2ドローだと思います。であれば早めに降臨をし相手の除去に使いドローを進めたりカウントを盛るだけに使ったりした方がいい使い方ができてるのではないでしょうか?
正直この動きは確実にあっているとは言いきれないのでその場の盤面を見ながら考えてみてください。

基本とカウントを盛る使い方を確認しました。ここからは2枚採用にした理由です。

ケムリヒグマの悪いところは他のカードと比べハンドに複数来た時に消化不良を起こしやすく、使うタイミングで必ず何かしら自分の裏目を踏み抜く必要があるところです。
召喚して無理やり使う動きをしても最低2コスであってかなり贅沢なコアの使い方になります。2コスト払うのであればオンミョウジャや紫の世界など他のカードに依存しないドローを使用したいところです。
なら降臨して使う動きをすればいいのですが、降臨は実質2ターンに1回制限があり降臨した後に除去されてしまった場合、復帰札が欠損し立て直しが効きにくくなります。
相手の裏目を作れますがそれと同等に自分にも裏目が発生する。しかし強い動きを押し付けるのに必須。
この2つの点と現環境の場合は裏目を気にせず強い動きを通しに行くのと裏目を避けるのどちらを行った方が勝てるかを加味して考え、裏目を避ける方が大事だと結論付け2枚採用にしました。

先2キルルート
必要カード:オボロ×2 ケムリヒグマ×1 ラルヴァンダード×1 先1出でるスピリット×1

先1
スピリット召喚(タブー、オンミョウジャなど)
後1
シンボルが消されない
先2
オボロ×2を召喚、
オボロAアタック→破壊無し→1点目
オボロBアタック→オボロAを破壊→2点目
先1のスピリットでアタック→ケムリヒグマを降臨→ケムリヒグマ自滅→オボロ蘇生→3点目
蘇生したオボロでアタック→ラルヴァンダード召喚→4点目
ラルヴァンダードアタック→5点目

今回はBOR7回戦目で使ったルートを例にあげましたが、これ以外のルートが存在すると思います。1つのルートが見えれば先1のカードが月鬼城以外のネクでもできるなど他のルートも見えやすくなると思い紹介しました。全てのルートを紹介するのは分岐が多い呪契約では難しいと思うのでnoteの1番下の部分に自分が思いつく限りのルートを記載しておきます。

・デストロードXV

アタックステップ終了ケア+コアブ+カウント盛りカードです。このカードをいかにアタックステップ終了ケアに使えるかで相手の白晶を序盤に使わせられるかが決まります。序盤に白晶を使わせることが出来れば終盤のゴクオボロの要求値が高くなりフィニッシュ力が高まります。最初の一枚目だから脳死で召喚して即自滅させるのはやめましょう。コアブは横のオンミョウジャとタブーや相手のLv2のスピリットを破壊して行い、カウントはケムリヒグマなどを使い盤面にあわせて盛っていきましょう。

・フリーデンXV

最強バースト!ネクサスを焼き払え!シンボルの色偉すぎるカードです。基本は自分で開きません。フリーデンXVの返しに開いたりヴァンピーアヴォルクが破壊された時などに開きます。最初に破壊しに狙うのはハンド保護ネクサス、次にドロソネクサスです。オボロをトラッシュに送ったとしても開く価値のあるカードなので消滅破壊された時の盤面をよく見て考えて開きましょう。基本メインステップの最後に伏せるのが良いですがどうしてもデストロードXVの召喚時を通したかったりする時は伏せた後に召喚時を使うようにしましょう。月鬼城とフリーデンXVが立っているとラルヴァンダードの効果召喚が0コストになるのでフリーデンXVの除去を見送って開く択があることも覚えておきましょう。

・ゴクオボロ

最強フィニッシャーカード!安易に投げれば投げるほど弱いカードです。まず基本的には相手を巻き込んで破壊しなければ、かえって自分の打点を減らしてしまうことになります。

ゴクオボロ+自分の小型4体=5打点
ゴクオボロ+効果+残りの小型1(破壊3)=4打点
ゴクオボロ+効果+残りの小型2(破壊2)=5打点
ゴクオボロ+効果+残りの小型3(破壊1)=6打点

上のように自分の小型を3体破壊すると瞬間的な火力は出ますが合計の打点は減ってしまっています。自分の小型2体破壊で変化なし、自分の小型1体破壊でようやくアドバンテージが取れるようになります。最低でも相手の生き物を1体を絡めてライフバーンを飛ばしたいところです。
しかし自分の小型を2or3体破壊してライフバーン効果をよく使うことになると思います。理由は相手の契約を魂状態にしないであったり、踏んだら負けるフリーデンXVを回避するためであったりなど、もし耐えられてしまった場合のリスクヘッジが行えるためです。
耐えられてしまっても基本的にダークタワーで蓋をしてあれば返しのターンではオーバージャッジメントで耐えることができるのでオーバージャッジメントで耐えれるように魂状態にしない、フリーデンXVを開かれないように破壊対象を選びましょう。
すごく稀に相手のソウルコアを奪い白晶のコア数を足らなくさせるために使うことがあります。効果のライフバーンだけに囚われずにソウルコアを奪うため、相手1面の除去のためにも使うタイミングがあります。コア数を数えたり、生かしたまま返して良い生き物なのかを考えて使ってみましょう。

・ムドウ

裏目潰し遅延カードです。ムドウの役割は言わずもがなのソウルドライブですが、タイミングには条件があります。まずフリーデンXVを踏まないことが最重要な条件です。コアをなくしてもネクサス破壊と高打点のスピリットが立つだけで負けうるのでまずは踏まないようにしましょう。次にカウント7以上であるという条件です。仮にカウントが7未満の時にソウルドライブを発揮したとするとオボロの復帰がオボロ2枚目、ケムリヒグマの破壊時しかなくなります。カウント7までのカードが用意してある場合には発揮してもゴクオボロで復帰できますが基本難しくなります。オボロ欠損している呪契約は他の環境に存在する山より体感3倍近く弱いです。復帰ルートを確実に確保してからソウルドライブを発揮するかを考えましょう。

次にソウルドライブの発揮目的です。
裏目潰し兼遅延カードと紹介したように、コアの数を減らし相手の次のターンに行える行動を大きく狭めます。最低6個もコアが減った状態で降臨メタを掻い潜り降臨しこちらの防御札をケアしてライフを全て削り取るのは不可能に近いと思います。カウントは増えてますが単純に5ターン前の状況に戻ることになり5ターン前には余裕で耐えられているため、次の相手ターンは耐えられるはずです。
この動きは裏目ケア、ゴクオボロのフィニッシュ力を最高点まで持っていく遅延の動きを同時に行っています。
フィニッシャーをサポートするカードですが効果がゲームに1回しか使えない、単純に召喚条件があったりなど最序盤に来ると負け筋になるので1枚採用です。

・アイランドルート

追加の足場カードです。呪契約は序盤にネクサスでいくつシンボルを確保できるかによって中盤以降の動きやすさが大きく変わり勝敗までの全てに直結します。他ネクサスカードは基本3枚確定のカードですがこの枠は人によって変化する枠だと思います。私はネクサス9枚では初動に引けないと思い今回は直接ドローができるネクサスを追加で2枚採用しました。変わり得るカードとして、ゴッドブレイクなどが挙げられます。自分の使用感と相談してこの枠は変更してみてください。ちなみにアイランドルートのLv2効果を使ったことはありません。

・月鬼城

お気持ちメタ最強ドロソカードです。このカードのおかげでアルケーの理不尽キル、カシウスケア、スピッツァー封じ、相手のラルヴァンダードのコストアップなどお気持ち程度の召喚メタがあります。この効果を忘れて相手のスピッツァーを通すなどは許さないようにしましょう。ドロソカードと書きましたが月鬼城が1番他のカードに依存したドロソになります。全てが揃えば最強のドロソになりますがそんな上手く行きません。平均2.5枚ドローできる感覚です。Lv2にしておいて相手のターンにフラッシュ効果を稀に使います。主にタブーとデストロードXVを破壊して相手の面に触りつつ月鬼城の使用回数を増やしてリソースを稼ぎます。コアが余って圧をかけ続けたい時にこの構えをするようにしましょう。

・ダークタワー

相手のターンの降臨メタカードです。基本はこのカードの縛りを常にかけられるように動きます。そのため相手の契約は魂状態にしたくないのとハンド保護ネクサスを破壊しておきたいです。この2つを徹底して行いながらダークタワーが破壊されないように動きましょう。フリーデンXVの登場により簡単に破壊されるようになってしまいましたが2枚目以降をあえて貼らずに抱えておくなどちょっとした我慢を行うことで立て直しが利くため2枚目以降は対面によって配置しないようにしましょう。Lv2効果で自分のメインステップで赤シンボルに変わる点も注意しましょう。隣に月鬼城がある場合はデストロードXVやタブーを破壊する前にコアを置いておくことで1コアも得できます。この1コアでリーサルが無くなることがあるので常に意識しましょう。

・紫の世界

初動最強遅延カードです。アタックしたスピリットから1コアトラッシュに送るのが主に使う効果ですが、相手の契約が1コアの時は効果を使うか考えましょう。相手視点では消滅させてくれたらあとハンド保護をつけるだけで降臨できるようになります。こちらは側は大型に降臨されフリーデンXVを開かれたり、大型のパワーによって為す術なく負ける可能性があります。そのため基本的には相手の契約が1コアの場合は効果を使わないようにしましょう。
ここからは転醒の効果についてです。紫の世界の転醒はできるタイミングがあればします。転醒がいかに上手く使えるかで破壊対数増やし、カウント盛り、コアの節約が楽になります。主に転醒するタイミングはメインステップ中です。デストロードXVの召喚時で相手を巻き込んだ時やケムリヒグマの召喚時で相手を破壊した時に転醒します。この時にソウルコアをコスト支払いに使うことを忘れないようにしましょう。注意事項として転醒したことにより紫の世界がなくなってしまうことになります。1コアをトラッシュに送る効果で遅延をかなりしているため、無くなった時に猛攻撃を受ける可能性があります。2枚目を配置しておく、オーバージャッジメントを用意しておくなど対策をとっておきましょう。

・オーバージャッジメント


最強防御札です。打ち消しとかがなければこれ1枚でターンが返ってきます。相手のターンに打つタイミングは早めであれば基本は間違いじゃないので早めに打つようにしましょう。
この防御札は稀に自ターンで打つことがあります。目的としてバトルをただちに終了させフリーデンXVを開かせないようバトルを終了させるためです。基本的にブロック後のフラッシュタイミングで打つようにしましょう。
ネクサス破壊が目に見えてない時はこの動きを徹底し自ターンにダークタワーを破壊されないように動きましょう。

・絶甲氷盾

4枚目の防御札です。呪契約はドローがかなりできるデッキであり、防御札がジャムったら負けるデッキです。最低限の防御札の枚数まで落とし、ちゃんと引けてジャムらない枚数にするため4枚目の防御札として採用しました。
絶甲氷盾を選んだのは、コストを支払わなくて良い、1枚でターンが返りやすい、バーストとして伏せられる。これら3つの点が現環境ではかなり相性が良いため絶甲氷盾を選択しました。

・呪契約デッキ全体の基本の動き

呪契約はプレイ難易度が他の契約山と格段に違い、自分の周りに同じくらい擦ってる人を見かけないのでまずは対面を細かく想定せずデッキ全体の基本の動きを紹介します。

・先1後1

どちらもネクサススタートが理想です。先1では1枚、後1では2枚置けるとかなり良いでしょう。
ネクサス内での優先度は
紫の世界→アイランドルート→ダークタワー→月鬼城
になります。
ドロー系を最初に置けるのは最序盤からリソースを減らさずに足場を立てて次に回すという強いムーブができるのでドロー系ネクサスは最優先です。
次にダークタワーその次に月鬼城になりますがどちらもメタカード枠になります。最序盤からメタカードを置けるのは強いですがダークタワーの場合は受け降臨、月鬼城の場合はデストロードXV+ラルヴァンダードの動きに支障が出ます。最序盤に動きが鈍くなるのはその後の動きに支障が出てしまいます。他になければ配置するの一択ですが選べる状況にある時は優先度に従って配置しましょう。

ネクサスを多く採用していても初手に来ないことは多々あります。そんなネクサスがなかった場合の優先度は
オンミョウジャ→タブー→→→→→ヴァンピーアヴォルク→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→オボロ
になります。
ドローを最初に行えるオンミョウジャ、破壊されたらドローできるタブーはドロー系ネクサスと同じでリソースが減らないので優先度は高いです。
次にヴァンピーアヴォルクですが、相手のソウルコアの位置を縛れる点と破壊耐性があり、最序盤の降臨を封じられるので出す価値は少しあります。そのまま返ってきたら軽減として扱えるので何も無く確定で除去が飛んでこない場合は出していいと思います。
次にオボロです。絶対に出すな、大事なのでもう一度言います。絶対に出すな
呪契約の1番強いリソースであり除去を飛ばせるカードを失う可能性があります。もし最序盤に出して復帰できなかったらその時点で負けであとは時間の問題です。
2枚目のオボロを抱えていてケムリヒグマもいる。除去が飛んでくる可能性が限りなく低い時に出す価値がほんの少しだけ生まれます。基本的に出さないようにしましょう。

・序盤に意識すること

序盤に意識することは3つです。

  • 相手のバースト

  • オボロの生存

  • ドローのタイミング

まず相手のバーストです。
呪契約は相手のバーストに対する回答は基本ないです。バースト発動メタもなければスピッツァーも入れにくいので踏み抜くしかありません。そのためもし開かれた場合は致命傷になりうる可能せいがあります。ドローや破壊、召喚時の使用は慎重に行いましょう。

次にオボロの生存です。
先1後1にオボロを出さない理由と同じで呪契約の1番強いリソースを序盤の失うのはかなりの痛手です。復帰を狙うより生存し続ける方が明らかに楽なので相手の除去を考え避けるように戦いましょう。

最後にドローのタイミングです。
簡潔に言うとオボロを出す前にできるドローを先にしようというお話です。オボロを出してからアイランドルートや紫の世界を配置するより逆の順番の方がオボロを失う可能性は低いです。オボロの生存に関わらず1枚でも多くカードを見てから次のターンはどう耐えるかを考えこのターンどう動くかを考えましょう。

・中盤に新しく意識すること

中盤に新しく意識することは3つです。
序盤に意識することも延長して考えなければならないので中盤では序盤に意識することとあわせて6つです

  • 相手のハンドの降臨札

  • 相手のネクサス破壊カード

  • 白晶を使わせる

まずは相手のハンドの降臨札です。
相手ターンでの降臨札はダークタワーで封じられるので主に意識するのはお互いのアタックステップで降臨してくるカードです。契約スピリットは降臨中より契約スピリットの状態の方がパワーが低いです。1番弱い状態でいてもらうためにもヴァンピーアヴォルクで受け降臨を封じたり、そもそもアタックせずに相手のフラッシュを作らないことで降臨させないことを意識します。

次に相手のネクサス破壊カードです。
ダークタワーで相手の降臨を縛り続けじわじわとライフを削りたいですがダークタワーを破壊されては元も子もありません。主に意識するのはフリーデンXVです。破壊がコンセプトの呪契約ですが破壊して得られる物よりフリーデンXVを開かれて失う物の方が大き過ぎるので相手のスピリットは破壊しないようにしましょう。

最後の白晶を使わせることです。
目的は最終盤でのゴクオボロの要求値を引き上げるために早い段階で使わせたいです。白晶防壁は確実に耐えることができますがライフ1つは削ることができます。こちらの盤面は磐石で相手が白晶を打ってくれれば次のターンはオーバージャッジメントで耐え、次の自ターンそのまた次の自ターンにじわじわライフを減らし最終的にゴクオボロで一気にライフを飛ばすプランが理想です。

ではどのように白晶を打たせるのか、主に2つのルートがあります。
まず1つ目がラルヴァンダードのアタック時です。ライフをボイドに送る効果はどんなライフの削り方より1番強い削り方です。相手のハンドで白晶がジャムってる時はそれを嫌がり吐いてくれることが多いです。吐いてくれなくてもライフの数が減りゴクオボロの要求値が高くなるのでこの動きはし得です。相手のフラッシュタイミングを作っていい時には積極的にするようにしましょう。
2つ目がデストロードXVのアタックステップ終了できない効果です。現環境での主に使われている防御札が絶甲氷盾(零ノ障壁)と白晶防壁の2つだと思います。その2つのうち1つの絶甲氷盾をケアして攻めれば相手はもう1つの白晶を打たなければ負ける状況になります。
そして、これら2つに当てはまるのがゴクオボロを温存し相手に何も無ければリーサルまで持って行ける形が取れるという点です。
白晶を打たれればオーバージャッジメントで耐える。何も無ければリーサルという保険がある状態での詰め方になります。保険がない状態よりある状態の方が良いのは間違いないので基本はこの動きを徹底しましょう。

・終盤に新しく意識すること

終盤に新しく意識することは2つです。
序中盤の意識も継続して同じく行います。

  • 白晶の残りの数

  • 詰め方

まずは白晶の残りの数です。これは今ゴクオボロを投げた場合の通りやすさを見るためです。相手のハンド枚数と使った白晶から今ゴクオボロを使うべきか否かを考え、このターン行うプランを考えましょう。

次に詰め方です。具体的な状況上げ考えてみましょう。

相手
ライフ1ハンド10、バーストあり疲労状態の契約一体のみ、防御札白晶1枚のみ使用

自分
オボロ ヴァンピーアボルク オンミョウジャ タブー デストロードXVLv2

この状況でゴクオボロがあった場合は効果バーンを使うべきか、答えはNoです。
この盤面で効果バーンを使う場合は自分のスピリット3体を消して飛ばすことになります。これでもし白晶×2 バーストで1体破壊ブロッカー生成、ブロックと言われターンが返ってしまう可能性が少なからずあります。であればデストロードXVの効果を使うため一体だけ破壊し詰めて行くのが確実です。
必ずしもゴクオボロのライフバーンが正しいとは限りません。その場その場で1番安全なリーサルルートを取れるようにしましょう。

リーサルルートとして知っといた方がいい物を2つ紹介だけします。練習する日に1日1回はこのルートを使うので覚えて扱えるようになりましょう

1回のアタックで4点プラン
ラルヴァンLv3アタック(1)→フラッシュゴクオボロ→降臨時でアタック中のラルヴァン以外を3体以上破壊(2)→ラルヴァンのアタック1点(1)
計4点

フラッシュを挟んで3点
ラルヴァンLv3アタック(1)→フラッシュゴクオボロ→降臨時で3体以上破壊(2)
計3点

・各対面で意識すること

ここからは各環境山に当たった時の気おつけることを紹介します。

・アイボウ

相手の意識するカード:バゴウゼニズ、フリーデンXV
自分の意識するカード:デストロードXV、ヴァンピーアボルク、ダークタワー

最序盤から最優先で意識するのは相手のバゴウゼニズです。バゴウゼニズが何枚ネクサスを割ってくるか、生存し続けるかでアイボウ対面の勝率が変わります。
次にフリーデンXVはバーストが伏せられた時に必ず意識するようにしています。
相手の意識するカードに共通して言えるのがネクサス破壊です。どちらも立った時点でダークタワーを優先的にネクサス破壊をしてきます。自ターンにダークタワーを破壊されると相手ターンにジークフリートXVに降臨されエンゲージをし必要なカードを揃えられて負けるルートが存在します。
それらを防ぐために、アタックステップ中に破壊しない、ヴァンピーアボルクを召喚する、フラッシュタイミングを作らないなどのケアの仕方をしましょう。

次に意識することを踏まえた基本の動き方です。
アイボウのダークタワー対策の主はネクサス破壊なためリソース源であるアイボウは積極的に破壊します。
アイボウの山コンセプト的にレベルアタックステップ中にレベルを上下させます。そのためデストロードXVを相手のターンに破壊できるように置いておくだけでアイボウ視点はプレイしづらくなります。相手のターンに破壊できるとコアブ量も大きく変わるので常に意識しましょう。

・獄契約

相手の意識するカード:バランドール、ロードジャバト、マグナザッパー、スコルエンペラー、イルデザール
自分の意識するカード:ダークタワー、ドロー系ネクサス、ヴァンピーアボルク、ケムリヒグマ

獄契約の序盤は先2までいつものルートがあるので確認します。

呪契約 先行  獄契約 後行
先1 ネクサス配置
後1 ジャバド召喚 アタック→フラッシュなし→カウント2ワンドロー→ライフ4
先2 オボロ召喚 アタック ジャバド破壊 バーストがあるならドローなし→お互いフラッシュなし→ライフ4

ここまではどんなカードが来ても基本変わりません。稀に先2で連パンを狙う人がいますがヴァントゥースの着地が早まるのとバランドールに乗られカウントを盛られてしまうので絶対に連パンしないようにしましょう。
この後はお互い降臨札があるか、カウントをもるカードがあるかによってどちらに傾くか変わります。基本的に先に降臨札を吐いた方が魂
状態で終わることになります。ジャバド2枚目のフラッシュでオボロが除去されなかった場合に先に降臨してしまうとバランドールとロードジャバドでソウルコアを使った状態でオボロが魂状態になってしまいます。相手が降臨したら降臨するを徹底できるようコア管理を気おつけて行いましょう。
呪契約は相手に降臨札がないと分かればカウントを盛りつつ先3以降にライフも狙いに行きましょう。

次に獄契約対面でのネクサスについてです。
獄契約相手の場合優先度が状況によって変わります。最序盤は基本の動きと同じ優先度です。
変化するのが中盤以降です。
まずは1枚目のダークタワーが来るまで配置しましょう。もし最序盤に配置できた場合はネクサス3枚まで置いて、残りはリソースが詰まった時に配置しましょう。理想としてブラムザッファーグの召喚ロック中に余ったネクサスを貼って暇な時間をやり過ごすムーブがあります。
ではなぜ3枚なのか、理由は呪契約に紫軽減は3つで十分だからです。今回採用してるカードには多くて3軽減、後は効果で軽減を満たしたり降臨用のカードだったりします。であれば3軽減を満たせればいいのでネクサスを3つだけ配置し残りのコアはオボロに乗せて生存率をあげた方が得策です。ハンドにネクサスが来たからと言って5枚6枚も脳死で貼るのはやめましょう。

・超星

相手の意識するカード:バーストカード、トラッシュのニクス
自分の意識するカード:ダークタワー

ゴットブレイクがないと不利対面なので軽めな解説で行きます。
理想は1点+4点プランを行います。1点は最序盤に、4点は基本の動きで紹介したルートを狙っていきます。
慎重に丁寧に相手するよりも無理やり打点を通そうと走ると勝てるイメージがあります。長期戦になればなるほど相手のノヴァXプランのパーツが揃ってしまうので早い段階で詰め切りましょう。

・呪契約

相手の意識するカード:デストロードXV、バーストカード、ヴァンピーアボルク
自分の意識するカード:オボロ、ラルヴァン、デストロードXV、ダークタワー、紫の世界

まず絶対やってはいけないことを3つ紹介します。

  • ダークタワーがある時に相手のオボロを魂状態にする

  • Lv2のスピリットを置く

  • ダークタワーとオボロの2枚目を安易に召喚/配置する

1つずつ解説します。
まずダークタワーがある時に相手のオボロを魂状態にすることです。
普通の契約山の場合魂状態にすることはリソースを減らすことにつながりアドバンテージを取れる行動になります。そして呪契約のオボロはそれ以上にリソース源であり他よりも大事に丁寧に扱うはずです。
ではそのオボロが最高のタイミングまでハンドに抱え続ければいい物を盤面に出して破壊できるではありませんか!それじゃあリソースを削ぐためにも破壊します!
相手ターン:オボロ2枚目召喚→ラルヴァンダード→ハンド保護+魂状態なのでゴクオボロ降臨→負け
なんてことが起きます。実際に私は非公認で起きて練度差に絶望し静岡から東京にナヨナヨと帰りました。
結論を言うと、リソース源は削げずに降臨元を用意されるだけで終わります。
相手のハンドにオボロ2枚目または復帰札が無さそうに見えるかもしれませんが、それらを抱えて動いてるだけです。ダークタワーを貼ったら何があっても相手のオボロを魂状態にするのはやめましょう。

次にLv2のスピリットを置くです。
これは簡単でデストロードにコアブの餌にされるだけです。呪契約のコアブはラルヴァンLv3の要求値を下げたり、盤面が空の状態からの復帰難易度を下げたりします。
破壊された側は破壊時でドローするだけ…
アドバンテージに差がありすぎます。相手にアドバンテージを取らせないためにもLv2のスピリットを置いたままターンを返すのはやめましょう。

最後にダークタワーとオボロの2枚目を安易に召喚/配置することです。
これらのカードの役割は違えど相手は基本的にここの2種を除去したがります。オボロは逆の視点をオボロを魂状態にしてはいけない部分に書きました。
ダークタワーもオボロと同じで、「2枚目引いて無さそうだから除去しとくか」と除去してきます。その後にすぐ配置できないと立て直しが効かなくなります。ダークタワーは全ての契約山相手に意識するカードに含まれています。1番大きな理由がここにあります。絶対に覚えておきましょう。

これでやってはいけないことを確認しました。次にやった方がいいことを紹介します。

  • ソウルコアを使えるなら使う、使えないなら破壊するスピリットorリザーブに置く

  • ヴァンピーアヴォルクはリソースに使う

  • 中盤以降のラルヴァンダードは抱える

1つずつ解説します。
まずはソウルコアを使えるなら使う、使えないなら破壊するスピリットorリザーブに置くです。呪契約ミラーの場合降臨できるタイミングはそんなに多くはありません。ですができた方がアドバンテージはとれます。そのためできるなら早い段階からする。できないなら相手のヴァンピーアヴォルクをリソースにさせない為にリザーブに置いておくを徹底しましょう。

次にヴァンピーアヴォルクはリソースに使うです。まず呪ミラーでお互い磐石の状態を考えてみてください、お互いのターンで降臨できずオボロも魂になれない。この状況の時にヴァンピーアの降臨メタの効果必要ですか?あってもなくても誤差ですよね?この時にヴァンピーアボルクを出したとしても破壊して自分のリソースするくらいしか仕事がありません。なのでヴァンピーアボルクは相手のソウルコアがリザーブにない時を見計らって出しオボロのアタック時で破壊し自分だけのリソースに変えましょう。
相手のソウルコアがリザーブにある時はハンドに抱えておきましょう。ラルヴァンダードのハンド保護圏内に入れるために0コスで出すスピリットとして重宝します。

最後に中盤以降のラルヴァンダードは抱えるです。
中盤までのラルヴァンダードはリソースを稼ぎコアを増やすアドバンテージを稼ぎまくれるカードですが中盤以降はリーサルと降臨用のハンド保護に必要になります。最後の最後にラルヴァンがなくて降臨もライフバーンも飛ばせない状態でライフを削りきれと言われても無理なお話です。こんなことにならないよう中盤以降のラルヴァンの使い方は丁寧に行いましょう。

・蒼契約

相手の意識するカード:バーストカード、
自分の意識するカード:ダークタワー、紫の世界

蒼契約相手の場合、シャックを基本魂にしないように動きます。そのため最序盤に降臨をされるとかなり支障が出ます。これを防ぐため最序盤のネクサスの優先度が変わり、ダークタワー→紫の世界→アイランドルート→月鬼城
になります。仮にダークタワーを貼る前に降臨されてしまった場合はマーラーサーミズ深海都市が見えるまでは破壊し続け、見えた時に弱い降臨中のカードで破壊を止めて降臨を封じましょう。

・呪契約対策講座

前回に引き続き呪契約が嫌な動きを紹介します。これを元に対策を練ってみてください

・バースト絶甲氷盾

これが1番リーサルプランが崩れます。フリーデンXVに見えるからメインでは引かせる動きアタックステップ中では開かせない動きをしてかなり神経を使います。シンプルで1番嫌な動きです。

・蒼呪の契約スピリットコア1個乗せアタック

バーストが伏せてあるとなお嫌、魂にしたくないから効果使えない、使わないと負けるから使ってバースト開かれたら流石に泣きそうになる。この動きができるとちゃんと対面知識あるなって身構えるくらいにはいい動きです。

・先2のアイボウ2体出し

どっちかを破壊してもカウント盛られてバゴウゼニズまで見える。バゴウゼニズが見えたら負けルートにハマる可能性があるためかなり避けたい、アタックするか迷うくらいには嫌な動きです。

・獄契約のジャバドに6個横の一体にソウルコア1つ

ソウルコアを残すと降臨される、けど消滅させたらマグナザッパーが飛んでくる。降臨されるのが嫌なので一択しかないのですが強いられるのがかなりキツイです。

・コア6個乗せの生き物をポン置き

タブーを要求されていて、基本的にちょうどよく引き込めてなかったりしてます。中盤あたりからこれをやられるのはかなり嫌です。

これらが主にされると嫌な行動です。ほとんどが絶妙なコア数にされて顔が歪みます。呪契約対面ではコアの置き方を意識するのが良さそうですね。

先2キルルート(1)
必要カード:ネクサス、オボロ×2、ケムリヒグマ、ラルヴァンダード、ヴァンピーアボルクorタブー
先1
月鬼白以外のネクサス
後1
シンボルが消されない
先2
オボロ×2 タブー
オボロAアタック→破壊無し→1点目
オボロBアタック→オボロAを破壊→2点目
タブーアタック→ケムリヒグマ降臨→ヒグマ自滅→オボロ蘇生→3点目
蘇生したオボロアタック→タブー破壊→ラルヴァンダード召喚→4点目
ラルヴァンダードアタック→5点目

・最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

次の環境で呪契約がどうなるかは分かりませんが、私はどうやら癖のあるコンセプトが好きなようなのでこれから先弱くなったとしても使っていくと思います。
また何かの大会で爪痕を残せたら書こうと思います。

今回は投げ銭コーナーを作ってみました。投げ銭コーナーには意味不明な迷言を残しておきます。このnote有料物だろ!と思った方は投げ銭してくれると嬉しいです。ありがたく練習の日の飲み代にします☆

今回もリプやDMで質問をくれればお答えします。

改めて最後まで読んでいただきありがとうございました。

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