朝起きたら家でアイドルが寝てました 6
東京へ到着した彩と○○
○○:東京に来たのは去年の夏以来だなー
彩:旅行ですか？
○○:違う違う！神宮ライブ！
彩:え！来てくれたんですか！！
○○:うん！あ、そうだ！
彩:？
○○:俺あーやからレス貰ったんだよ！
彩:ほんとですか！
○○:じゃんけんしよってスケッチブックに書いて掲げてたらあーやが見つけてくれてさ笑
彩:へー笑
○○:勝って嬉しそうにしてるあーやがめっちゃ可愛かったんだよ笑
彩:なんか恥ずかしいです…笑
○○:あの時はありがとね！
彩:いえいえ！喜んでくれたならよかったです笑
(ちなみにこれは作者の実話です笑)
○○:さてと、東京には着いたけどこれからどこに行けばいいの？
彩:んー、事務所に行っても財布がないと入れないし…
○○:そうか…
彩:彩達が住んでる寮に行けば5期生の誰かがいるはずです！
○○:じゃあその寮に行けば安心だね
彩:はい！
○○:でも、ファンの俺が寮の場所知ることになるけど…大丈夫かな
彩:大丈夫です！○○さんは彩の恩人なので！
それに○○さんはいい人だって彩わかってるから
○○:あーや…(嬉しすぎるよ泣)
彩:いきましょう！
○○:うん！その寮はどこにあるの？
彩:えっとー、ここから行くには………
○○:うん
彩:うーーーん………
○○:？
彩:あの…どうやって行けばいいかわからないです
○○:ええ！！？？自分の住んでる所だよね！？
彩:いつもマネージャーさんが送ってくれてたし
出かける時もメンバーと一緒だったから1人で出かけたことあんまりなくて…
○○:そうか、それは仕方ないね
(お家の場所がわからないあーや…かわいい！！)
彩:すみません…ｼｭﾝ
○○:大丈夫だよ！
最寄りの駅とかならわかるかな？
彩:乃木坂駅まで行けばなんとかわかると思います！
○○:よし！行こう！
電車に乗って乃木坂駅へ
○○:ついた！
彩:ついたーー！！！
○○:いやー、まさか乃木坂駅までの行き方もわからないとはね笑
彩:あまり電車に乗らないし…
東京の電車難しいんですもん！
○○:あははたしかにね笑(かわいい)
彩:○○さんは大阪に住んでるのによくわかりましたね？
○○:そりゃあもちろん！なんたってここは乃木坂の聖地だから！
彩:そっか！来たことあったんですね
○○:東京に来る時は毎回きてるねー
彩:さすがです！
○○:笑
ここから寮までの道はわかる？
彩:はい！任せてください！
ところが…
彩:……………………
○○:あーや？さっきから同じ所をぐるぐる回ってる気がするんだけど…
彩:…
○○:もしかしてあーやって…方向音痴？
彩:…
○○:あーや？
彩:……はい
○○:やっぱり笑
彩:だって東京の道複雑でわかりずらいだもん！
○○:あはは笑
彩:あ〜○○さん彩のことばかにしてるでしょ！
○○:してないよ笑
彩:絶対してるじゃないですか〜！もう！
○○:(怒ってるあーやもかわいい笑)
○○:寮の近くになにか目立つ場所とかないかな？
彩:んーそれなら…
そのあと彩の記憶を辿りに歩くこと30分
彩:ありました！あそこです！
○○:やっと着いた…
彩:すいません、彩が方向音痴なばっかりに…
○○:気にしなくていいよ笑
本来5分で着く距離だったことを知り苦笑いの○○
○○:とりあえず一安心だね
彩:はい！ほんとにありがとうございます！
○○:誰かメンバーいるかな？
彩:5期生の部屋鳴らしてみます！
ところが…
○○:まさか全員留守とはね
彩:どーしよう…
途方に暮れているとそこへ…
？？:あや！！！？？？
○○:ん？あれは…
彩:美空！！！
5期生 一ノ瀬美空の姿が
美空:あや今までどこにいたの！？
みんな心配してたんだよ！？
彩:ごめん…
美空:とにかく無事でよかった、
彩になにかあったらみく生きていけないよ…泣
彩:心配かけてごめんね…
美空:あやが無事ならそれでいいの
数日ぶりのあや〜！！！
彩:ちょっと！やめてよ！笑
○○:……
完全に蚊帳の外な○○
美空:ん、？
○○:(お？)
美空:ｼﾞｰｯ
○○:ﾆｺﾆｺ😊
美空:………誰よあなた！！みないで！！！
○○:えぇ…💦
まあ当然である
彩:違うの美空！その人は…
美空:まさかあなたがあやを誘拐してたの！？
○○:ゆゆゆ、誘拐！？
美空:そうなのね！今すぐ警察呼ぶから！
○○:いや、俺は…!!
彩:美空やめてよ！○○さんはそんな人じゃない！
美空:あや？？
彩:その人が困ってる所を助けてくれたの！
○○:そうそうそう！
美空:あや…
○○:(わかってくれたか)
美空:あの人に脅されて言わされてるんでしょ！
もう大丈夫だからね！みくが守ってあげる
○○:はぁ！？！？
美空:あなたあやに何をし…
彩:やめてよ美空！話聞いて！！
美空:(ﾋﾞｸｯ!?
彩:○○さんは私の恩人なの！
○○さんを悪く言うなんていくら美空でも許さないよ
○○:あーや…
美空:ほ、ほんとなの？
彩:とにかく話聞いてよ
美空:うん…
美空の部屋に上がらせてもらうことに
○○:おじゃましまーす…
(こ、これがみーきゅんの部屋!!)
美空:あまりジロジロ見ないでください
○○:あ、すいません…
彩:○○さんに強く当たらないでよ
美空:あや怒ってるの？
彩:だって美空が○○さんに酷いこと言うから…
美空:ごめんねあや…
だって心配だったから、
彩:謝るなら○○さんにでしょ
○○:いやいや大丈夫だよ笑
彩:○○さんは優しすぎるんですよ
○○:みーきゅ…美空ちゃんも心配してくれてたんだしさ
彩:そうですけど…
美空:……
美空:あや？なにがあったの？
彩:あのね…実は、
数分前…
美空が部屋の片付けをしていた時
彩:本当のことを話さない！？
○○:ちょっ、声大きいよ！
彩:(どういうことですか！？)ﾋｿﾋｿ
○○:(きっと信じて貰えないし余計に疑われると思うんだよね)ﾋｿﾋｿ
彩:(じゃあどうやって○○さんのこと説明するんですか！)
○○:(……あ！こんなのはどうだろ)ﾋｿﾋｿ
美空:タクシーに乗ったらいつの間にか大阪に着いてた！？
彩:そうなの…起きたらいつのまにか…
美空:そんなことある！？
彩:彩が間違えた場所伝えたんだと思う…
美空:それでも大阪まで行く？？
○○:帰る分のお金もなかったから降りるしか無かったみたいで…
彩:そうなの
美空:でも、なんですぐ連絡しなかったの？
彩:それが降りてからスマホ持ってないことに気づいて…財布も持ってなくて
美空:それでこの人が助けてくれたってこと？
彩:うん
美空:なるほど………
○○:(いけるか…？)
美空:そういうことだったんだね
○○さんさっきはごめんなさい…
○○:(いけたー！)
いやいや、わかってくれてよかったよ
美空:とにかく無事でよかった…
彩:ほんとにごめんね…？
美空:ううん、大変だったね
○○さんほんとにありがとうございます
○○:いえいえ無事に帰れてよかったよ
美空:あや？明日ちゃんとみんなに説明するんだよ？
彩:うん
美空:あやお腹すいてるでしょ？なにか作るね
彩:美空料理できるの？
美空:…………なにか頼むね
○○:ハハハ…笑
そのあと美空が頼んだご飯を食べる3人
美空:○○さんはなにをされてる方なんですか？
○○:大学生だよ
美空:え！何歳？
○○:19
美空:なんだ！年下じゃん！
○○:うん笑だからタメ口でいいよ
(逆にこっちがタメ口で喋っちゃってたな)
美空:○○はこれからどうするの？
○○:それが財布の残りがもうわずかで…
彩:え！
美空:それじゃ大阪に帰れないね…
○○:何日かしたらバイトの給料が振り込まれると思うからそれまでは適当にホテル探すよ
彩:だめですよそんな！
美空:それに東京のホテル高いんだよ？
○○:そうか…どうしよ
彩:彩の部屋にいてください！
○○:え！？
彩:○○さんは恩人ですから！
○○:でも…
美空:だめ！
彩:えなんで！
美空:あやが男の人と2人でなんて許さないよ！
彩:いいじゃん！
美空:それにあや部屋入れるの？
彩:あ…
○○:(部屋の鍵も持ってないよな)
彩:鍵も持ってないんだった…
美空:もう…今日は2人とも美空の部屋に泊まって？
○○:え！？(それもまずくないか？)
美空:明日の朝管理人さんに部屋開けてもらうまではそうするしかないでしょ？
彩:うん…
○○:ほんとにいいの？
美空:あやを助けてくれた○○だからいいの
美空:とりあえずお風呂入って？
そして寝る時間に
美空:あや？ベッド使っていいよ？
彩:私は○○さんと床でいいよ！
○○:えぇ！？
美空:だめだよあやが床なんて
彩:○○さんだって疲れてるんだし…
美空:じゃあ美空と2人で床で寝て○○さんがベッド使う？
○○:いやいや！悪いよそんな
彩:○○さん遠慮しないでください！
美空:あやは美空と寝たいんだもんね？💕
彩:ちがうよ！
○○:俺は床でいいって！
美空:もう〜…あ！そうだ💡
「3人でベッドで寝ればいいんだ！」
○○:は！！？？
彩:○○さん寒くないですか？
美空:○○もうちょっと寄って！
○○:いやいやなんで俺が真ん中なの！！！
アイドル2人に挟まれる○○
○○:こんなの寝れるかーーーー！！！！
つづく
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