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【デュエプレ】トスカーナの第5回デッキビルド杯投稿作品まとめ

こんにちは。トスカーナです。

デッキビルド杯入賞作品が発表されたということで、入賞者の皆様、おめでとうございました。

前回行った入賞予想は、【変わり種ダヴィンチ】【リーフカゲキリ】が入賞するだろうという方針自体は合っていたし、見事『異次元「略奪メルキス」』を予想して当てることができたので、かなり満足している。次回もやると思うのでお楽しみに。


閑話休題。


というわけで早速、私の第5回デッキビルド杯投稿作品のうちいくつかを紹介していきます。

尚、投稿作品の一つである『永刻と小宇宙の設計図』については別途解説記事がありますので、ここでは省略させていただきます。興味のある方は是非ご一読ください。


それではやっていきましょう。

【投稿作品一覧】
・『JAPAAAN!』

小型を複数体並べる必要のある《ジャパン》《ZAGAAN》を組み合わせたデッキ。今回作ったデッキの中でも、投稿された《ジャパン》や《ZAGAAN》デッキの中でも、最もネーミングが面白かったのでは?と思えるくらい、名前には自信がある。

名前のユニークさだけではない。小型を《ザガーン》に変換することで除去されにくくしつつ、ドルバロムに巻き込まれないようにし、さらに《デュランザメス》(以下デュザメ)G0召喚で《ジャパン》の覚醒条件も満たしやすい。実はめちゃくちゃ相性がいいのだ。

覚醒後はターン終了時に《ドルバロム》を呼び出し、《デュザメ》で回収した《キリン》を添えて突撃。場が整っていない時、ターン終了時に《ZAGAAN》踏み倒しも視野に入る。ターン終了時なので召喚良いも気にならず、ブロッカー化した《ザガーン》で耐えの姿勢も作れる。

《ジャパン》の情報がが出て真っ先に思いついたデッキで、その翌日には名前・思い・説明が決まっていたほど。特にネーミングに関してはかなり自信がある方だが、いかがだろうか。

思い切ってトリガーをほぼ抜き、自分の動きに徹してみた形になるが、実戦で使うならば《ジャラ》が《デュザメ》G0達成条件を緩和してくれるため、いくつか枠を空けてねじ込むといいだろう。

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改造案



・『キリモミテクノロジー』

《Mジェスティ》が《コスモビュー》《アカシックファースト》を拾えることに着目しつつ、「キリモミビュー」のコンボを目指したデッキ。

赤を入れつつ《テクノロジー》を撃つか手札を9枚ためるまで耐久する為に、マッドネスを偽装して耐久することにした。

8マナある時に《テクノロジー》から《ドルボラン》→《コスモビュー》×3→軽減アカシック×2(4コストと3コスト)+キリモミと動くことができれば1ターン脅威の12打点が揃う。できれば。

このデッキ、弱い。というかこのコンボがまず決まらない。なぜなら肝心のテクノロジーが一枚かつサーチカードがないからだ。

普通に赤青マッドネス、時々テクノロジーくらいで戦うとデッキになる、という感じ。あくまで最大上振れムーブとして考えよう。

テクノロジーを返して...は無理か。


・『忍法・祖宇流司賦斗』

《ダヴィンチ》の「進化元のコスト分、コスト軽減して進化できる」という能力は、紙では「ソウルシフト」というキーワード能力だった。その「ソウルシフト」を活用したいという考えから生まれたデッキ。

トリガーで出た《クマッタ》、シンパシーの軽減で早出しする《ドルゲーザ》の上に置くことで、《ダヴィンチ》が3コストで出せる。また、《ヴィレム》を採用することで、踏み倒されたクリーチャーが次から次へとSAになるようにした(...が、先に《ヴィレム》が破壊されるとオジャンになる。ブロッカー軍団に突っ込むときは便利。)ジャイアント、サムライなので《クマッタ》が破壊されても出せる。

《ドルゲーザ》は持っていなかったので《セイカイザ》で代用して回していた。

「クサナギクマッタダヴィンチ」のコンボは私以外投稿している方を見かけなかったので、密かにドヤ顔している。が、ジャイアント軸のダヴィンチはやはり面白みがないというのも若干ある。


・『JAPAN×HEAVEN』

『JAPAAAN!』で《ドルバロム》と組み合わせたなら...と思って対になる《アルファディオス》とも組み合わせてみた。

本当は《アルファディオス》ロック下でも、光以外のクリーチャーを《ジャパニカ》で踏み倒せることを利用して《ディルガベジーダ》を出すギミックを入れたかったが、《HEAVEN》でいいやってなって抜けた。除去範囲が違うのと《ジャパニカ》を巻き込まないという点で差別化はできるが。

《ジャパニカ》覚醒後は、手打ちまたは天門ミルザムから、《ジャパニカ》効果で《アルファディオス》や《HEAVEN》を乗っけてミルキャンするのがいいだろう。

デカブツを返せる《花籠》、生きるドロソ《ヴォイジャー》《ピカリエ》《ロリエス》、マナブに《ウルコス》《フェアホ》、《HEAVEN》で除去されるのは《ジャパン》(覚醒していれば解除で済む)か5コスサイキックだけと、かなり隙のない構築になったのではないか。

ちなみに、「アルファディオスジャパニカ」はかなりの頻度で見かけるのに、「ドルバロムジャパニカ」はあまり見かけなかった。何故?


・『自壊輪廻ベルベルペイン』

「ベルベルペイン」デッキその1。《ベルベル》に《ノロテラ》を当てて、パワー7000の《ヘックスペイン》が立ちつつ、能力込みで脅威の単体3000火力4ドロー1ブースト。

《ベルベル》で《ベルベル》を蘇生すると謎に山札回復にもなり、アウトを狙ってきた相手に対して延命が可能。一枚しか回復しないのでかなり細い勝ち筋ではあるが。

確定探索にするため《ナス》《デスライオス》《ヘックスペイン》以外のクリーチャーは入れたくなかったので、《ボルホ》の枠は火文明で、クリーチャーカード以外でクリーチャーになるカードとして入れた。

が、《ノロテラ》と火力範囲が被るし、緑マナ確保の意味でも《至高無常神》2枚と交換でもよかったかも。

ちなみに《ボルホ》はレジェンドバトル報酬読みで再生してなかったので、見事予想を当てたことになる。ドヤァ...(180パック剥いて一枚も当たらなかったことに目を背けながら)

《ベルベルペイン》が《デモンベイン》っぽいから、漢字四文字にしたのが名前の由来。


・『グルグル回ベルベル』

「ベルベルペイン」デッキその2。奇しくも、ミケガモさんのデッキとは《デーモンハンド》から《デスマーチ》に変わっているだけとなっている。かなり驚いた。面白い現象だったので、なぜこうなったかの推測?をしてみた。

「ベルベルペイン」というデッキを使おうと思うと自由枠が少なくなる。上のデッキを見てもらうとわかるが、《ナス》《ベルベル》《ヘックスペイン》《ロストチャージャー》に加えて、デッキの死神の枚数や文明により《デスライオス》か《デスモーリー》《マルドゥクス》がほぼ確定枠と考えると、これだけで4×5=20枚が確定枠になる。

残りの20枚は

・マナが伸びるビートダウンだから《バリアント》4確
・緑の枚数確保かつビートダウンに向いてる《マンホール》4確

なので、黒緑ビートダウンにすると自由枠は実質12枚

残りの枠は
・《ヘックスペイン》とあわせて墓地回収できクリーチャーでない《リバホ》3〜4枚
・クリーチャーの弾切れが気になるので、「ナスマーチ」ができ、1コスSAにもなる《デスマーチ》4
・緑の枚数は確保したいが4枚だと多いので《フェアホ》3

最後に残る1〜2枠程度に、《ベルベル》自壊要素が足りないと思い、《ヘックスペイン》以外のパワーが低いことに目をつけて《芋》を入れた。《芋》1は不安定なので、役割が若干被る《リバホ》を削って《芋》2にした。

ミケガモさんと丸々被ってしまったのは《芋》に気づいてしまったからだと思う。最初、《ヘックスペイン》や各種サイキックを守りつつ緑マナになる《ジャミング》を検討していたが、そもそも《ヘックスペイン》が出てこない問題が発生したため、自壊要素を探していたところ《芋》を見つけた。

かなり面白い出来事だったので、自分なりの思考ルートを書いてみた。ミケガモさんはどういう風にこの形に至ったのだろうか?聞いてみたいところ。


全く関係ない余談だが、《ナス》と《芋》でピンときたので、黒緑ワイルドべジーズ+《芋》で『園芸教室デッキ』みたいなのを思いついたので、次の弾はワイルドべジーズ強化がきて欲しい。


・『バルティス式ナイトマジック』

《ディアホ》及び《ディアナ》の登場により、呪文ナイト軸が可能になった《バルティス》。以前までは《ラジューヌ》を入れて誤魔化していたが、これが弱いのなんの。《ラジューヌ》が抜けて速さは失ったが、《アヴァ公》のドローが決まりやすくなり、安定感が増した。《バルティス》効果で《アマテラス》《ネロ》を踏み倒し分けしよう。

これだけ呪文が多ければ《アヴァ公》のドローも気にならず、《アヴァ公》《ディアナ》と進化元も十分。《アレグル》で山に呪文を返して攻撃するのがいいだろう。

《バレバイ》を一枚増やし、《コルテオ》を一枚減らす方がいい。


・『バルティスダーツの旅』

ただの超次元ダーツじゃあつまらない。《バルティス》で攻めながら《ダーツ》を打ったら面白いよね、というコンセプト。呪文カウントも進みやすく《アレグル》とも相性が良い。

呪文の枠がもう少し欲しいので、《ラジューヌ》を光の呪文に変えたいところ...だが、あまりいいのが思いつかなかった。《アマテラス》から打つ4コス呪文が少ないので、《エタガ》と《プラスワン》あたりだろうか?

《シャニホ》生成はまだ良いとして、《エナホ》4枚生成はかなり勇気がいる。わたしはやらない。


・『除去メイデン』

リーフ除去コンとトリガーHDMをベースに作成した、『メイデン』の高パワーの殴り返し、《ガブラ》による2アドが魅力。某氏の開発した、懐かしのデッキを現代風にチューニングしてみた。

問題としては、とにかく《メイデン》が出しにくい。《メイデン》を頑張って出しても《ガブラ》を単色マナとして埋めてしまったり…なんか良い構築は無いものだろうか。

今コントロールを使うなら《お清め》及び緑が必須級なので、もしかしたら光るかもしれない?

・『コケソッコー!!』

《サンライズ》が軽減で3マナで、手札消費無しで召喚できて、《ザークピッチ》を捨てれば破壊時に蘇生できることに目をつけたデッキ。

速攻なのにマッドネスを前向きに採用することができるので、ハンデス相手にはめっぽう強い。相手にハンデスがないなら捨てて、蘇生先の準備と手札補充が同時に行える。

代わりに速度を失っているので《ゼンアク》が間に合ったりするので、強くは無いという感じ。

うまくいけば《ライジング》まで立てることができ、速攻なのに《神羅》が立つというなかなか面白い動きをする。

《カゲキリ》は基本《レイブン》が出せた時のみ出すイメージ。リソースを枯らさず攻めていこう。

こっちもネーミングセンス良くないか?もしちょっとでもクスッときたなら、教えてほしい。


・『デスマッチ・ビートルーダー』

紙版の《デスマッチ・ビートル》というクリーチャー名に掛けつつ、《ビートルーダー》を《デスマッチ》と《クロスヘイム》で活かすことを目的としたデッキ。

反省としては《ボルシャック》がこんなにいらないのと、手札が減る《ヤッタルワン》も2枚で良いかなと。その分《ウーワンダフォー》を入れてあげるのがいいだろう。《ケンジ》から出てリソースにもなり《バイケン》しかいないマッドネスを増やせる。枠が足りなくて抜いてしまった。


・『必殺仕掛人アスラ』

VR以下杯で流行っていた《アスラ》デッキから着想。そこに《クサナギクマッタダヴィンチ》要素を加えてみた。

しかし、青が入るならやはり《ドルゲーザ》は欲しいなという感想。《クマッタ》は3枚でいいと思ったので、《クマッタ》《奇兵》《ユキハナ》《エマタイ》を削り《ドルゲーザ》と《ライフ》に割り当てた方が良さそう。

ビート相手にはノートリじゃない限り無敗。


・『悪魔城キャッスルカディア』

ブロッカー化したドデビルや《デスアルカ》を《スカム》で守るというコンセプトのデッキ。

チャンプブロックしても相手のクリーチャーが破壊される上、《スカム》がいなくてもマッドネス《アルゴ》もブロッカーになっているなど、かなり嫌らしいデッキ。

アンブロッカブルは《デスアルカ》で対策。ただランダム焼却なので城が焼かれる可能性あり。

枠が足りない。

実はこのデッキは第1回デッキビルド杯入賞作品である『アシガルカディア』のリスペクト作品となっている。


・『超次元ペガサス』

サイキックの登場により、《ペガサス》のはずれを減らしつつ進化元を用意できるようになった上、《ジャパン》により横並べで踏み倒すルートも取れるようになった。また、《フェアホ》によりマナが伸びるため素だしのプランも取れるようになった。個人的にかなり気に入っているデッキ。

《フォボスエレイン》がかなりのキーカードで、今まではペガサスデッキにおいて《天門》をランダム入手する役割しかなかったが、《超次元呪文》にアクセスできるように。つまり進化元を手札に加えられる可能性があるのだ。

《花籠》で当たりを山に返したり、サイキックでビートダウンしたり、《シャニホ》《ペガサス》でタップキルしたりと、かなり面白いんじゃなかろうか。

もうちょい捻った名前が出れば…

《ペガサス》を一枚も持っていなかったので、疑似的に紙デュエマで一人回ししつつ、「とび・ごんごん」氏のnoteを参考にした。この場を借りてお礼申し上げます。

このnoteを見て思いついたデッキがある。その名も《超次元サバイバーペガサス》

トリーヴァ要素詰め込みデッキ大好き侍

サバイバーが全く当たらなかったせいで、以降まったくサバイバーデッキを作る気が起こらず生成もしてこなかった。あまりにも当たらないので周辺パーツも分解してしまっている。が、かなり面白そうなので、誰か作って調整してみて、感想を教えて欲しい。少なくとも私の場合2400×12ポイントかかるので諦めた。

《ファクトリー》と《フォボス》が当たりの《レムリア》を引っこ抜かないのが偉く、《オービス》は引っこ抜いても《天門》で出したいカードな上、《シータ》のために一枚はマナに埋めておきたいカードでもある。
《ティアラ》はマナ埋め専用カード。

ミケガモさんのお題箱に投げておくのもありかもしれない。→投げました。マスターで7勝2敗だそう。結構いい線いってるんじゃないか?

尚、進化元およびサーチが少ない/無いので《ペガサス》は2にしてサブプランに止めるのが無難。手札補充クリーチャーが多いので《ムーンナイフ》を入れるといいだろう。


・『イモータルコンバット』

カジュアルマッチで当たった「イモータルトリビ」から着想したデッキ。墓地にクリーチャーが多すぎるとかえってピンポイントで回収できないので、モヤシをスレイヤー化して、使った炸裂サイクルを戻すのがいいのではと思い作成。

色調整かつ、トリビなので相性がいい《ベガ》と、フィニッシャーにも、モヤシ再利用で複数回殴れる《サードニクス》を採用。


【おわりに】

今回も色々なデッキを作ってみて、入賞には至らなかったものの、とても楽しかった。

色んなデッキを見て、実際に回したり戦ってみて、新たな発見や驚きが得られるというのは、何にも変えられない幸福でさえある。

今回の作成したデッキのまとめが、誰かのデッキビルドの一助となれば幸いである。

今回のデッキビルド杯における敗因は正直わからない所が多いが、自分がビルド杯をメタ的に分析したりしているにも関わらず、デッキビルドに何一つとして活かしていないのは反省すべき。そういうメタとか何も考えずにデッキビルドする方が楽しい。

一応名前や説明に関しては気をつけたので、まったく活かせていないわけでもないが、次回はちゃんと「需要と供給」を頭の片隅に入れつつデッキビルドしていきたい。


以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた。

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