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【※非公式】デッキビルド杯Q&A(今までの入賞傾向や公式HP記載内容のまとめ)

こんにちは、あるいははじめまして。

トスカーナと申します。

自己紹介すると、第4回デッキビルド杯から参加した新参デッキビルダー、両divisionマスター放置のカジュアル勢です。最近はVR以下限定大会に参加して遊んだり。

以前「バルティスサイン」という作品を投稿し、それについて記事を書いた結果、初投稿にしては好評価を頂き、(味を占めて)楽しくなってnoteを投稿しはじめました。もし興味があったら他の記事も読んでください。


さて、本題に入りましょう。


先日、ついに第5回デッキビルド杯が始まりましたね。私もいくつかデッキを投稿し、皆さんのデッキも楽しく拝見させていただいてます。どれも面白いデッキばかりです。


さて、そんなお祭りムードな中、ちらほらと、デッキビルダーの不安な声も、耳にすることがありました

「過去入賞してても入賞できるの?」

「未所持でも大丈夫?」

「他の人とネタが被っても大丈夫?」

一応これは「デッキを自慢する」お祭りなので、ぶっちゃけ気にせず投稿してもらって大丈夫なのだが、入賞を目指すとなると、不安になるのも仕方がない。


そんな不安にお応えするべく、今回、今までの入賞傾向や、公式HPに記載された内容をまとめていきたいと思います。

尚、審査基準などが変更される場合もあるため、参考程度にお願いします。

それではやっていきましょう。

※入賞例として「走るなニャンパッタ!(第4回)」を多用しますが、作品を貶める意図はありません。むしろ、今までのデッキビルド杯における多くのしがらみや疑問を打破してくれた歴史的入賞作品だと個人的に思っています。思った以上にこの作品を例として出す機会が多かったため、念のため追記。

【前提編】

Q:デッキビルド(杯)初心者だけど大丈夫?

A:全く問題ない。

例えば「走るなニャンパッタ!(第4回)」の作者はデッキビルド杯初参加ながら入賞した。

初心者にも入賞の可能性は十分ある。自由に、そして楽しく投稿しよう。


Q:過去入賞してても入賞できるの?連続入賞はできるの?

A:どちらも前例があります。

現に、「バルクライキングダム(第3回)」「エンドレス爆進ナーガ(第4回)」は作者が同一ですし、「ジェントルアイ(第1回)」「雷撃ファイナル(第3回)」の作者も同一です。また、前者に至っては連続で入賞していますので、連続入賞も可能だと考えられます。


Q:審査基準は何?

A:新たに追加される可能性もありますが、「新弾収録のカードを1種以上使ったデッキ」で、「強さ」「コンセプトの斬新さ」「再現率の高さ」「デッキのこだわりポイント」「想い」など様々な観点から総合的に判断しているようです。

つまり「ほぼ全ての要素で判断している」といって差し支えない。が、再現性や強さが今ひとつ足りないデッキでも入賞している。名前や説明、アイデアがユニーク、使ってて奥が深いなど、何かそのデッキにおける強みがあればよい。

また、新弾のカードは必ず一種以上はつかうように。

適当に決めたのがわかるような名前や想い、説明、デッキ構築でなければ良いと思う。

また、回を重ねるごとに明記される審査基準が追加されているので、今回もまた新しく審査基準が追加される可能性もある。(第3回で「再現率」、第4回で「想い」が追加。)

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Q:応募条件やツイートに必須な項目は?

A:新弾カード1種以上の使用、「デッキ名」「特徴」「思い」、デッキの画像、そして#デュエプレデッキビルド杯のタグ。あと期限も守ろう。

少なくとも上記が守られていれば参加賞の抽選に参加することが出来るだろう。新弾カード入れ忘れは意外と発生しやすいので、デッキを投稿する際1度見直そう。また、デッキ画像を投稿し忘れてる人も見かけるので、こちらも注意。 #デュエプレデッキビルド杯のタグをつけ忘れ 、あるいは間違えないよう注意。#デッキビルド杯でもダメ、#ビルド杯でもダメ。ちゃんと #デュエプレデッキビルド杯 のタグをつけよう。

もちろん期限内に投稿することも忘れずに。

少なくとも上記がわかっていればデッキビルド杯の参加自体はできる。


【テーマ決め編】

Q:他の人とネタが被ってしまったけど大丈夫?

A:大丈夫です。

入賞作品と同じデッキタイプのデッキも複数ありましたが、その中で最も優秀/差別化できている/目を引く/ユニークなデッキが選ばれるようです。

後述しますが、早く投稿した方が入賞しやすいというわけでもないため、後出しになり、誰かとデッキが似てしまったとしても、構築を洗練し、デッキ名や思いをこだわって差別化しよう。

ただし、トラブル回避のため丸パクリは避けよう。


Q:過去入賞作品とネタ被りしてても大丈夫?

A:なんとも言えませんが、入賞した前例はあります。

「バルクライキングダム(第3回)」「エンドレス邪眼王(第4回)」はどちらも「《邪眼王バルクライ》を連続攻撃させるコンセプトのデッキ」ですが、入賞しています。

しかし、「《バルクライ王》の連続攻撃デッキは前回もご紹介したので選定するか非常に悩んだのですが」とも書いてあり、似たコンセプトのデッキで入賞を狙う際、ハードルは高くなってしまうことに注意

似たコンセプトでもとりあえず投稿してみることをお勧めします。

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(第4回デッキビルド杯結果発表より一部抜粋)


Q:環境デッキや、環境デッキを少しいじったものは入賞できる?

A:入賞は厳しい。その他、趣旨から外れてしまったデッキも同様。

環境デッキはやはり「斬新さ」がどうしても劣ってしまい、デッキビルド杯の趣旨からは外れてしまう。ギミックやカードが目新しいものでないと入賞は難しいだろう。環境デッキを少しいじったものでも同様。

また、「映画のデッキ再現」「キャラクターのデッキ再現」や「シークレットのみで構成されたデッキ」なども、趣旨から外れてしまうため、入賞は難しい。

もちろん、入賞を目指さないなら投稿してもらって構わない。


【デッキ構築編】

Q:使用カードはADでも大丈夫?

A:大丈夫です。が、入賞傾向はおおよそND:AD=3:1 ※10/27追記 第七回はND:AD=1:3、第八回は全てAD。法則性が変わった可能性

今までは明記されませんでしたが、第5回から「デッキフォーマット(ND/AD)は問わない」ことが明記されました。

ただし、入賞傾向としてNDのデッキが多く入賞するため、入賞だけを狙うならNDのデッキを投稿するよう心がけるべし。→法則性が変わったためどちらでもok

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(第5回デュエプレデッキビルド杯公式HPより一部抜粋)


Q:新弾要素って何種類入れればいいの?

A:一種以上。目安は二種以上。

新弾要素を一枚入れることが応募条件となるのでここは死守。

「ジェントルアイ(第一回)」は新弾要素一種のみ、その他デッキは二種類以上採用しており、うち「ムキムキ ☆スチムパンプ(第2回)」「カウンタードデビル(第3回)」は二種採用している。

このことから、新弾要素は二種以上を目指すといい。


Q:SRなどの「ガチカード」は使っていいの?

A:使い方によりますが、大丈夫です。

今まで、SRドラゴン、ゴッド、神羅、フェニックスなど、環境でよく見かけるようなガチカードが入っているデッキも入賞しています。

ただし、ガチカードをメインに据えるのではなく、あくまでサブギミックとしての採用に留めるか、ガチカードの今までになかった使い方を模索するのがいいでしょう。

たとえば、SRの神羅を全て使った豪快なデッキ「オールムーン(第4回)」では、「羅月をリソース補充できる中継ぎ」として使用し、「羅月サンダーのコスト軽減で神羅をたくさん並べる」という、環境では使われてこなかった使い方をしている点が評価されています。

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(第4回デッキビルド杯結果発表より一部抜粋)


Q:シールドトリガーとか受け札入れないとダメ?

A:コンセプトによる。少なくても入賞例あり。

例えば「エンドレス邪眼王(第4回)」「オールムーン(第4回)」ともにシールドトリガーの枚数は4枚で、それぞれ《エマタイ》《ライフ》と受け札にならないものだった。後者は《ヘヴィデスメタル》含む14枚の受け・除去札があるが、前者に至っては《イカズチ》3枚しか受け札に相当するものがないが、どちらも入賞している。

(第3回までの入賞デッキでは、受け札のシールドトリガーが8枚以上採用されている構築がほとんどであったが、第4回で覆された。)

作るデッキのコンセプトから、実戦を見据えトリガーを採用するのか、ロマンコンボを追求してトリガーを抜くのかを考えよう。


Q:ハンデス・ランデス・シールド焼却デッキでも大丈夫?

A:ハンデスデッキは入賞例あり。ランデスとシールド焼却は今のところない。コンセプトによる。

「テクニカルサンクチュアリ(第2回)」「エンドレス爆進ナーガ(第4回)」はどちらもハンデス要素多めのデッキだが入賞している。しかし、それぞれ「アウグスト」、「ナーガ」と「エンドレス・パペット」の強さを引き出すためにハンデス要素強めになっただけであって、ハンデス自体をメインに据えているわけではない。また、他のデッキにもハンデス要素が入ってたりするが、メインではなくサブプランとしての採用である。

ランデスやシールド焼却も同様に、あるクリーチャーや呪文を強く使うために、仕方なく行う分にはいいだろう。

正直、デュエプレデッキビルド杯審査員に聞かなければわからないところ。


【投稿編】

Q:未所持でも大丈夫?

A:大丈夫です。

「走るなニャンパッタ!(第4回)」では、ディオーネ1枚、ディルガベジーダ3枚が未所持状態でしたが、入賞しています。

ただし、未所持カードが多いと、実際にデッキを回して調整できず、デッキの完成度が高められない点には注意。

あまりにも未所持が多い場合や、不安になるのであれば生成するのも一つの手ですが、その場合、「デュエプレ公式HPのデッキ編成画面をスクショする」ことで解決できます。これについては次の質問で詳しくお答えします。


Q:デュエプレ公式HPのデッキ編成画面のスクショでも大丈夫?

A:大丈夫です。

今までは明記されませんでしたが、第5回デッキビルド杯から、公式HPのデッキ編成画面のスクショでも大丈夫、ということが明記されました。

未所持が多い場合など、ご活用ください。

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(第5回デュエプレデッキビルド杯公式HPより一部抜粋)


Q:後出しでも大丈夫?

A:大丈夫です。

デッキ投稿がビルド杯初日に偏るため、一見すると早い方が有利に見えますが、中盤〜終盤に投稿されたデッキでも入賞しています。

後出しが故に、早く投稿した人とデッキが似通ってしまっても、入賞する可能性はあります。

より構築やネーミング、説明や思いを洗練したデッキを投稿することが大事です。


Q:ツイートを複数に分けたり、画像を追加で投稿しても大丈夫?

A:正直わからん。不安なら避けよう。入賞の前例は無し。

これは明記されてないのでわからない。が、公式HPに載っける都合上、文量は1ツイートに収まってるのが望ましいだろう。複数ツイートに渡って説明したりするのは避けた方がいいと思う。

また、たまにデッキの動きを図示しているものなど、「デッキ編成画面」以外の画像も追加している投稿も見受けられるが、これもなんとも言えない。図示くらいはいいのか...?

少なくとも現状、複数にツイートを分けたり画像を複数載っけている投稿は入賞していない。必要がなければ避けるのが無難か。

どーーーーしても収まり切らない、伝えきれないときだけにしよう。


Q:ツイートの投稿はテンプレじゃないとダメ?

A:テンプレでなくても大丈夫だが、「デッキ名」「デッキの特徴」「デッキへの想い」に相当する文を書こう。

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改変利用もOKとあるので、「特徴」「想い」というように省略しても大丈夫。文字数が足りなくなったら省略しよう。

非テンプレの投稿例:「水増しメテオ(駄洒落)(第4回)」


Q:再投稿はOK?

A:大丈夫です。不安なら改稿前のツイートは消しておこう。

今までの入賞デッキが再投稿されたものであるか調査する術がない(再投稿前のツイートは消されてることが多い)ため、確認のしようがない。しかし、改稿前のツイートを消しておけば運営からは再投稿でも「新規投稿」だとみなされるだろうから、再投稿は問題ない。


Q:クリーチャーの名前間違えちゃった/誤字があった...

A:ある程度は大丈夫。誤字がある投稿でも入賞例あり

「走るなニャンパッタ!(第4回)」では、よく見ると《ディルガベジーダ》の略称をベジー「タ」としているが、入賞している。誤字だらけなら訂正すべきだが、この程度なら全く問題ない。意図やクリーチャーがわかれば良い。

無論、誤字がないか自分でチェックしておけば安心だが、誤字が後で判明しても焦らなくていい。


Q:デッキビルド杯に参加するにあたって注意しておくことは?

A:公式HPにある「応募資格」「注意事項」に加えて、Twitterのアカウント名・プロフィール画像、デッキ名、説明や思いはコンプラに注意。

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「不敵と判断される場合」について、公式HPに載っけるため、過激な名前やプロフィール画像の投稿者、過激なデッキ名や説明・思いのデッキは載せられない。

当たり前のことではあるが、「○○を殺すデッキ」とか「○○を殺します」とかはやめておこう

その他、他社製品の名前など、コンプラ的に引っかかるのもグレー。たとえば、「ジャパニカ学習帳」とかは危ういと個人的には思う。セーフかアウトか明記されてないので、入賞を狙うならパロディは避けるか、パロディだとギリギリわかるくらいのラインに留めよう。(入賞を目指さないならok)


【おわりに】

大丈夫を連呼するおじさんになってしまった。

だがそういうことだ。デッキビルドは自由なのだ。

初心者だから躊躇っている、デッキが被って投稿するのをやめた、そんな人たちのために、今回はこの記事を書いた。

どうかこの記事を読んで、励みになり、一歩踏み出していただければ、僕はとても嬉しい。


尚、上記のことに気をつけ、更に構築や名前、説明、思いを拘りぬいても尚入賞しないのがデッキビルド杯。滲み出る「入賞したい!」という思いが逆に選考から遠ざけたり、選考班の嗜好とマッチしなかったりすることもあるだろう。

めげずに投稿し続け、たまには記事など書いてみてモチベを保ったり、あるいはそこまで自分を追い込まず気楽にやるのがいいと思う。


今後、デュエプレデッキビルド杯が開催されるたび、新たな審査基準やら、入賞デッキからあらたな情報も得られると思われるので、その際は更新していきたいと思います。

Q&Aの質問に関しては自分で考えたので、上記以外の質問がある場合は、記事にコメントしたり、またはTwitterアカウントにリプライやDMでお知らせください。

間違えてるところもあったら教えてください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


それではまた。


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