奈良散歩 10
(タイトルを「奈良探訪」から「奈良散歩」にしました。)
奈良在住の私が訪れたところを紹介します。
今回は、明日香村にある石造物を巡りました。
県道155と209号線が交わる交差点の西側に、微笑んでいるように見える亀石があります。(車で行く時は、交差点にあるコンビニの駐車場に車を停め、西側の横断歩道を渡り、小道の角を左に曲がるとあります。)
長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mあり、亀と言うよりもカエルに見えます。
亀石から10分程度歩くと聖徳太子生誕地とされる橘寺に着きます。
その境内に善面と悪面の2つの顔を持つ二面石があります。亀石もそうですが、二面石も彫刻されたのではなく、自然にできたような気にもなります。
明日香村のランドマークである石舞台古墳は、7世紀初め頃に巨石を積み上げた横穴式石室墳です。蘇我馬子の墓とされ、蘇我氏に反逆する者が石室を覆っていた盛土をはがしたと言われています。
石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行約7.6mあります。入ると少しひんやりします。
このような巨石をどのように運び積み上げたのかを解説していました。一つの説ですが、すごい知恵だと思いました。