スマブラ ルフレについて

唐突だが、スマブラを長時間プレイする期間が最近まで多かった。1月の頭に始めたわけであるが、復帰距離が長いからという理由で友達の制止を振り切って、なぜか特に知らないルフレを最初のファイターにした。初心者向けかと言われれば怪しいラインである。

VIP入りを達成して、魔境くらいまで戦闘力が挙がり、オフに行って強い人とも多少やる機会が増えた。なので改めてルフレというファイターの性質について何回かに分けて、備忘録的な意味を込めて記事を書いてみる。

なお、この記事は正しいものを記述するのではなく、私自身が感じたこと、考えたことをつづるのみである。必ずしも正しいことは書かれていない。


ルフレの戦い方

ルフレはFEから参戦したファイターということで、剣を用いての間合い管理と武器判定の押し付けという要素を持つ。しかし、他の剣キャラと比べて足が非常に遅く、全キャラでブービー賞の足の遅さである。

そこで、FEキャラとしては特殊要素として飛び道具を持っている。B技はどれも従来の剣キャラにはない魔法による特殊攻撃である。

ルフレの特殊要素

サンダーソード
・ほぼアルセーヌ。サンダーソードは強靭な判定とダメージを持つ代わりに、一定回数の使用で一定時間使用できなくなる。サンダーソードの使用目安のゲージが表示され、1回振るごとに2メモリ減る。そのあとはサンダーソードがアイテム化して、普通に拾える。
10秒がリチャージ時間、撃墜時にゲージが切れると4秒短縮。青銅の剣でスマッシュ入力をする度に、ほんの少しリチャージ時間が短くなる。

魔導書
・賢者の証。B技はすべて魔導書の制限に基づいて使用する。サンダーソードと同じように一定回数の使用で一定時間使用できなくなる。魔導書もアイテム化する。

ちなみにアイテム化した後のサンダーソードと魔導書には少し違いがある。サンダーソードのほうが吹っ飛ばしが強く、ダメージも高い。それ故コンボの確定帯が異なる。次の記事で記述。

ルフレの技

技1個1個について思ったことなどをまとめてみる。

強攻撃

横強
・使い道がほんとにない。なぜなら他でいいから。発生が9Fと遅いので透かし行動も横B、NBや弱、下強のほうが強い。差し替えしも発生が横強より早いDAでいいし、横強は撃墜しないのに対してDAは撃墜する。

上強
・結構強い。吹っ飛びが低く、%によっては展開がすごくいい。足が遅いルフレにとって着地狩りがしやすい飛び方をする。発生も6Fと早い。

下強
・意外に強い。下強→横回避キャンセルつかみが確定するらしいが、実践したことはない。弱より回転率が高いのと、ヒット確認がしやすい。発生は7Fと意外に遅い。 



・最強クラスに強い弱だと思っている。フレームは発生も4Fだし、特別フレーム的に有利な弱ではない。しかし、特筆するべきはその撃墜力とダメージである。弱3は崖端120%くらいでなんと撃墜、弱百裂も150%くらいで上方向に寿命撃墜する。弱百裂に至っては、20%以上稼ぐことができるし、キャラによっては0%時の下投げから確定するので使いやすい。ただ百裂を使いすぎると、風の魔導書が著しく減り、後述する復帰の弱さを突かれると詰みかねないので注意。

DA


・立ち回りにおいては、まず必ず青銅状態であること、そしてどうしても足が遅すぎる故に本来の機能でDAを使うと物足りないと感じることがある性能である。しかし、コンボパーツとして優秀な面を持つ。密着でサンダーがヒットした際は基本的にDAが確定する。さらにエルウィンド1段止めでの復帰阻止に確定コンボとして加わる。サンダーソードがない状態でギガファイヤーに引っ掛けたときに、撃墜手段にもなる。

投げ


発生は普通だが、ダッシュつかみが絶望的に弱い。低%は青銅空前・空後から確定、中%ではサンダーから確定。リターンは高いのでガンガン狙っていきたい。

下投げ
・ルフレの唯一のコンボパーツと言っていい投げ。基本的に0%以外は70%くらいまでを目安に、上強(低%)・空N・空上が確定。個人的には上強は、ルフレが苦手な密着展開を作るとともに、上強へとつなぐ場面はサンダーソードがないことも多いので、あまり好きではない。0%はキャラ限で弱百裂が確定。90%以降はキャラによって、外ベクトル以外限定で空上で撃墜が確定する。ちなみに190%くらいで寿命撃墜する。

上投げ
・なかなかみんな使わないが、自分は好き。吹っ飛びが低%でも高%でも飛びすぎず、着地狩りやダブルアップがすごくしやすい高さである。終点などの着地狩りが強いステージでは、使う機会がある。しかし、コンボは0なのでベクトルが同じでも下投げのほうが使う機会が多いのは紛れもない事実である。90%以降の投げコンがない%では(後ろ投げがダメージが一番高いが、使いづらいシーンがある+投げバーストのためにOPを掛けたくない)上投げが安定して%を稼げる。

前投げ
・特にいうことはない。崖狩りでの展開維持に使うことが一番多いし、崖外に投げた時の展開はすごくいい。油断してる相手に刺さるのは、前投げトロンや前投げエルサンダー。100%くらいを目安にちょうどいい高さに相手が吹っ飛んで、回避やジャンプをできないとそのまま当たってくれたりする。

後ろ投げ
・ビュオーン。崖端130%くらいでバースト可能だが、ベク変依存。後ダメージが一番高い。展開自体はおいしくない。


空中攻撃


基本的にサンダーソードがある時とない時で性能が大きく異なるので、サンダーソードありでの記述となる。

空N
主なガーキャン行動となる。発生7F、ガーキャン10F。個人的にはルフレ最強の技、コンボパーツでもあり、とりあえず振っとけ感。先端の押し付けが強く、ガーキャンからはおそらくシュルクのエアスラッシュくらいでしか反撃をとれない。そしてベクトルが低いことが何よりいい。中%まではダウン展開も望めて、連携が高くなりやすい。実は撃墜力もあるんだが、マジでクラウドの空後並にOPがかかるので基本しない。

空前
・便利。先端12.7%、本当て15%。序盤のコンボ始動技であり、下りで当てても上りで当てててコンボに派生できる。特に上りは40%ほど稼げるのでおいしいし、締めが空Nであれば崖の展開も作れる。中%以降は展開がおいしくないので、コンボの締めは空Nか空上にしたい。ニュートラルでは、置き技としてかなり優秀。全体フレームが短く、持続もたっぷり。着地隙は11fなので気を付けること。これはサンダーソード全般に言えるが、持続あての後の展開が、微妙な浮きで非常にいい。

空後
・吹っ飛びバケモン。主な撃墜択の一つ。ベクトルがほぼ真横で、なんと崖端90%くらいから撃墜を狙える。素で当てるのはかなり難しい。全体フレームが短く、先端当てできれば反撃が少ないため、パルテナの空後の様にガードを削る目的でも使える。ギガファイヤー→反転空後がとにかく撃墜力あるし、意外とコンボパーツになる。

空上
・個人的にお気に入りの技の一つ。コンボパーツや始動にもなり、120%くらいから撃墜も狙える。範囲が正面から270度ほどカバーされ、判定が非常に強く、きちんと当てればゲーム&ウォッチの空下にも勝てる。着地狩りにおいて非常に圧がかかるだが肝心の足が遅くて、着地狩りの強さは普通レベルだと思う。

空下
・一般垂直棒状空下。発生は並(12F)、着地暴れとしてもあまり強くないが、台下まで判定は貫通。腐ってもサンダーソードなので、吹っ飛ばしやメテオの威力は高い。確定帯は狭いがコンボの始動になる。ギガファイヤーを打つのが気まずいフレームの際、崖攻めでの空下メテオはかなり強力なので狙う価値あり。



スマッシュ

当たり方のよって択は変わるが、すべてギガファイヤ―からコンボになるので使い道はどれもある。

上スマッシュ
一番撃墜してることが多い気がする。出だしの吹っ飛びがかなり高い。死ぬほどずらされない限り、横B→上スマで90%くらいから撃墜できるのでかなりお手軽。しかし、上方向に長い反面で左右方面の判定が狭く、地上の敵はあまり拾ってくれないのでガーキャン上スマとしては使いづらい。発生は12F。

下スマッシュ
攻撃範囲、持続、吹っ飛ばしが優秀で、120%くらいから撃墜を狙える。発生のみが16Fと遅い。崖狩りでの読みあいに使うことがほとんど。うまく調整すると、その場上がりと回避上がりの両方を狩れるような範囲にすることも可能。実はこの技は剣と放電の2段の多段技で、ジャスガした敵が継続ガードできなくて当たってくれることがままある。ガードが削れていると、1段目で漏れなくても2段目で漏れてしまうことも。

横スマッシュ
・発生16F。吹っ飛ばしが異常。下手したら崖付近60%くらいからおさらば。ただ横Bからの確定コンボ以外では、一点読みくらいでしか打たない。後隙がとんでもないので注意。



必殺技

ルフレの必殺技は、上Bを除いてどれも一線級の性能である。特にNBはNB界では屈指の性能だと思う。

NB
・ルフレの根幹を支え、ルフレをルフレたらしめる技。ニュートラルのすべてがこの技を軸に回る。溜める時間によって性能が変わるので別々に記述する。空ダを用いれば、読みあいのバリエーションがかなり増えるのでぜひ混ぜたい。ちなみにどの段階でもOPは共有である。

溜め1 サンダー
・静電気。回転数が高く、ノックバックあり。コンボ始動にもなり、足が遅いファイターに良く刺さる。これがないとルフレは始まらない。サンダーありきの他のNBで、読みあいが回る。

溜め2 エルサンダー
・筋斗雲。弾速が速くて威力も13.2%となかなか。地上戦メインの待ちキャラには、主にステップにかなり刺さる。吹っ飛ばしも実は高く、崖付近なら120%くらいを、ニュートラルでも150%付近を目安に寿命撃墜を狙えるのもGOOD。復帰阻止にもかなり使えるので、読みあいで早期撃墜を狙っていける。

溜め3 ギガサンダー
・最強。巨大な当たり判定の多段技、OPなしで20%ほどのダメージ、ガードされてもつかみが確定して高リターン。また、ガード削り値が高く、下スマを入れ込めばガードが割れることがある。だが溜める時間が長いことと弾速がないことが欠点。近距離じゃなければ、相手はローリスクに対応できる。故に相手にラインがない時に効果的だと感じる。足の速い相手に良く刺さる。

溜め4 トロン
・かめはめ波。エフェクトは派手だが、使い道は一番限られる。魔導書の消費が著しく、ゲージの半分くらい消える。基本的には撃墜のみで用いり、その長い持続と当たり判定、強い吹っ飛ばし、どこに当たっても同じ吹っ飛ばし力ということを生かして使いたい。セットアップを後程記載。

横B
・デブの火刑。ルフレの火力の根源。ルフレがデブキャラに軒並み有利がついている理由の一つ。50%くらいまでは、1回ひっかけたらコンボで30%以上は稼げる。また、撃墜択の要でもあり、約半分の撃墜はこれに頼っていると言える。リターンが莫大だが、その分後隙もとてつもない。ジャンプで飛び越えられたり、横回避を通されるとロイクロムの横スマが余裕で確定する。ニュートラルでは4式空ダや透かしで使うのが基本。だがやはり崖狩りのギガファイヤ―は足切り性能が高い。中%以降は、ひっかかかればそのまま撃墜まで行けるのがやはり最強。ハイリスクハイリターンなのが、やはりいつまでもワクワクする。

上B
・ケツ隠して頭隠さず。復帰技としての性能は弱め。復帰距離はありえん長いが、ケツ以外に攻撃判定がないので復帰阻止がされ放題。また、この技も魔導書依存の使用回数なので、ゲージが切れると当然死ぬ。ネスのヨーヨーとか地獄。一方で、エルウィンド1段止めや単純に直接判定を当てる形での復帰阻止が攻撃面での主な運用方法になる。たまに着地で暴れるのも強い。魔導書がない時に使用すると、ふわっと浮くがこれは尻もち落下にならないのでいい着地択になる。

下B
・ダメージレースを壊せ。ガード不能の%吸収技。ちなみにつかみ判定なので、レバガチャで効果時間が変わる。透かし行動として一級の性能だが、台上でガードで固まる相手を崩せることがポイント高い。ルフレの空後の圧が強いので、空ダで向きも反転できるとより刺さりやすい。さらに言えば、アイテムを持ってるときに使うと通りやすい。


以上ルフレの技の感想・記述である。
以下のリンクより、ルフレの技性能の詳細は確認できるのでどうぞ。

技についての記述だけでもかなりの長さになってしまった。
なので、ニュートラルや着地狩り、崖狩り、復帰阻止、その他の要素については次に記事で記述することにする。

ではまた。

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