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2022-23シーズン シーズン後インタビュー⑩ Onyeka Okongwu


Onyeka Okongwu

 Onyeka OkongwuはAtlanta HawksのC/PF。背番号は17番。高校時代にはボール3兄弟とプレーを共にし、ディフェンス一本刀でドラフト6位まで駆け上がったとんでもない身体能力とディフェンスIQの持ち主。3年目となる今年はカペラの離脱時に高まったリバウンド能力に加えて、徐々にシュートレンジを広げ、ついにはスナイダー政権下で3ptを打つことを正式に許可されるまでに至った。

ボールを担ぎ上げ、熱視線を送り付けるオコング選手

インタビュー訳

今シーズンはどのような目標を掲げていたのでしょうか。
『今年は好調な年だったと思っている。一年を通してかなり好調だったと思っているけど、シーズン終盤はマイアミの敵地で勝利を挙げ、セルティックスにも迫ることができたシーズンだったと思っている。彼らとの対戦を心から誇りに思うし、彼らの位置こそ俺達が目指す未来だ』

あなた自身はプレーオフでの経験をどう感じていますか
『どんなことでも経験になる。チームにも多くの選手が加わったところだったし、俺達はプレーオフで多くの試合を経験することもできた。プレーオフ期間を楽しめたと思っている』

チームとの関係はどうですか
『とてもいいものだ。俺のためにスリーを打たせてくれたりもした。しかもプレーオフのゲームでだぜ?最高だよ。つまるところ、彼は俺に沢山の信頼を寄せてくれているし、俺も彼に対してはそうだよ。彼は俺がコートに出たらどうやって相手を打ち負かすよう動いたらいいかを教えてくれる。Qが来てからずっと楽しい』

今話にも上がりましたがスナイダーHCとはどんな話をしますか
『彼は多分もう知ってると思うけど、細部にこだわる人だ。彼は特に選手との関係性を築くのが上手みたいな気がする。非常に選手との距離も近いし、良好だ』

今期はスリーを打つ場面もありましたが、HCとはどんな話をしましたか
『俺と彼のダブルチェックだよ。ここで打っていいかどうかでね笑。俺はシュートを打っていいかと尋ねて、彼はOKを出した。彼は俺がシュートを打つことにすごく自信を持ってくれている。それが嬉しい』

 恐らくダブルチェックが入ったであろうPOでのオコングの華麗なスリー

スリーを打つということはあなたのなかでどれだけ重要なプレーだったのでしょうか
『他のプレーなら前にもやったことはあるし、自分でもどうなるかはわかるけど、スリーはそうじゃない。未知の領域だからね』

この夏はどんなことに取り組みますか
『全部だね。全部よくしたい。体を強くすることもそうだし、ハンドリング、シュート、バスケットボールをプレーするのに必要なことは何でも』

プロアマリーグに出場する可能性はありますか
『あー。どうだろう。いい質問だね。今のところ何も考えてないし、そういう予定もないかなぁ。まずは実家に帰って色々会いたい人たちに会うところからかな。LAはここからだと遠いからね笑』

クリントとのプレータイム争いはありましたが、当人としてはどう考えていますか
『彼と組むのは3年になる。片方が出てるときは必ずもう片方が応援するし、俺達は互いの成功を祈ってる。勿論、俺も彼も試合には出たい。それは間違いないけどね』

あなたが加入してからチームは3年連続でのPO出場です。少しは意識されていますか
『そりゃするよね。俺がNBAに来てから毎年プレーオフに出られていることは幸せなことだ。願わくば次の年がチームを次のステップに持っていける年になるともっといい』

Game6、会場に多くのファンが押し寄せましたがそれについてはどうですか
『彼らは俺がアトランタを愛している理由だよ。あれだけ多くのファンが来て、ゲーム6の行方を見守ってくれていた。彼らの愛と同じくらい俺も彼らへの愛を持ってる。このホームの大歓声の中プレーできたことは最高だった』

おまけ

 ボギーからのパスをしっかり叩き込むオコング

 犬と戯れながらインタビューに答える貴重なカンペなしオコングの記録

 キャリア初のスリーを敵地でかますオコング(+自陣ベンチから盛り上がるカミンスキー30歳)

 ボギーのスクリーンを使い、フリーで3ptを沈めるオコング

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