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【復刻版】拝啓、いつかの君へ(JJ、シャリーフATL入団会見)


はじめに


Jalen Johnson

チームに加入した今の心境
『今ここにいれてとても喜ばしく感じている。このチームが俺を信じてくれたこと、チャンスをくれたことに感謝したい。素晴らしい環境でプレーできることを嬉しく思っている』

あなたがチームにもたらせるものについて
『ここに至るまでには本当に色んなことがあったが、今こうしてアトランタにいる。俺がこのチームにもたらせるのは汎用性だ。俺がコートで出来ることはなんだってやるよ。このチームの助けになるし、勝つために必要なことはなんでもする』

チームのロスターとのフィットについて
『この若くて多才なチームが好きだ。彼らは昨年ECFまで辿り着いた。とても若いチームがそこまで勝ち上がったんだ。何をするにしても楽しみだし、俺が自分の役割をこなすことが出来ればチームの勝利に貢献することも夢じゃない』

ドラフトされて24時間たったが、チームメイトからメッセージが来たかどうか
『トレイからはすぐに連絡が来た。それが最初のテキストだったね。それからケビン・ハーターも、オニエカも連絡をくれた。彼らはたくさんの愛をすぐに俺に見せてくれた。彼らとプレーするのが楽しみだ』

ドラフトされて人生が変わったと思う?
『彼(シャリーフ)がいうように、現状はシュールだけど楽しみだよ。でもこれは旅の始まりだから。これからやらなきゃいけないことは沢山あるよ。準備は出来てるつもりだ』

大学と比べても少ないチャンスをものに出来ると思うか?
『自分が出来るレベルを皆に見せる準備はもう出来てる。去年は上がり下がりのあるシーズンだった。今年は皆に高いレベルでプレーできることを見せつけたいと思ってる』

チームとフィットするかどうか
『彼らに合わせることに関して特段心配はしてない。俺のプレーのやり方や勝ちへの動きは既に多くの人に認められているし、このチームのように若くてレベルの高いチームでの時間はきっとすぐに馴染めると思うし、ホームを優勝に導くことも出来るはずだ』

長い時間をシーズン中ベンチで過ごすことについて
『今はあまり考えてないな。コートに立てばそこからはもうビジネスの世界だ。勝てばそれを通じて自己紹介が出来る。だから心配してない。俺はただ勝つことを考える』

ドラフトされたときの気持ち
『色んな感情が飛び交ってた。あまりに長い一日だった。正直昨日はあんまり眠れなかったよ。先のことが気になったり、なりたいものに近付けたワクワク感とかで。コミッショナーと握手したことは忘れられない記憶だ。あの瞬間を忘れないし、感謝したい』

Sharife Cooper

チームに加入した今の心境
『まずは神様に感謝の気持ちを伝えたい。彼がいなければ俺はここにいなかったはずだ。それから家族に、それから俺がフランチャイズに値する才能だと信じて選んでくれたアトランタ・ホークスに感謝したい。ジャージを着てこの街に恩返しできる日を待ちきれない』

アトランタ出身ですがホークスファンでしたか?
『そりゃあね。この街で育って、ジョー・ジョンソンやジョシュ・スミスや他の選手達が成功するのをみてきた。これは夢のほんの一部だし、俺のキャリアが始まるのを待ちきれない』

チームのロスターとのフィットについて
『素晴らしいコーチがいることを嬉しく思う。コーチとは先日お会いしたし、この素晴らしいチームにいることに非常に高揚している。チームには素晴らしいPGがいて、彼を中心にチームは大躍進を遂げた。次の段階にチームは進んでいるんだ。このチームの一部になってプレーできるのは確実に特別なことだ』

ドラフトされて24時間たったが、チームメイトからメッセージが来たかどうか
『昨日トレイから連絡がきて少し話したよ。ルーウィルからもメッセージが届いた。素晴らしい時間だったし、人間としても立派な選手さ。彼らとプレーするのを待ちきれない』

ドラフトされて人生が変わったと思う?
『そこまで変わったとは思わないかな。やるべきことがまだ山程残ってるから。今はまだピックされたことをシュールだと思ってるし、サマーリーグに出場するのを待ちきれないよ』

ドラフトされた時の家族の反応について
『皆すごく喜んでくれたよ。長い夜だったけど、ようやく名前が呼ばれたときには皆狂ったように喜んでくれた。叫んでる母さんを見たり、父さんは笑ってくれて、双子の兄弟も祝ってくれた。あれは間違いなく人生で最高の日のひとつだったと思う』

トレイがかつて高校生でtop4に入るとシャリーフを評していたことについて 『勿論覚えている。彼は俺がよく見ているお気に入りの選手の一人だ。彼とMPJをAAUで見たよ。俺は彼のファンの一人でもある。だから彼と同じチームになれたことはとても嬉しい』

バスケ一家として生まれたことがキャリアに与える影響
『うちじゃ本当に毎日競争みたいなもんさ。ドラフトされる前から3on3にかり出されていた。ほぼ毎日ね。特に年の近いいとこだったり、父さんが若い頃は覚えてないくらいの戦いを繰り広げてきたよ。それが色んな人とバスケするのに役立ったね』

大学と比べても少ないチャンスをものに出来ると思うか?
『JJと同じだね。過去とは比較にならないくらいに新しい次元でプレーするよ。先入観を忘れるくらいのやつを。大学では高いレベルで勝つことを見せられたと思うし、このチームをもっと勝たせてチャンピオンにできたら素晴らしいと思う』

チームとフィットするかどうか
『あれだけの怪我がなければこのチームはバックスとのシリーズも勝っていたはずだ。俺が世間に評価されてきたのはパススキルで、チームは自分でパスやシュートの出来るクリエイターを加えようとしていた。そうなってみせるよ』

Travis Schlenk

若干の賭けに見えるが、何故JJをドラフトしたのか?
『賭けだなんてとんでもない。彼はとても才能溢れる選手だ。立派なサイズと技術、リバウンドにディフェンスとね。デュークとは明らかに揉め事があった(彼は2月でチームと分かれている)が、しかし20位で指名できるならよい選択肢だと思う。我々は彼とシカゴでインタビューする機会をもらえた。そのときの心象が非常によかったことも確かだ。我々は彼のように才能のある選手がチームに加わることに震えているよ』

JJとはワークアウトをしなかったが、チームに合うと思った理由
『先程申し上げたように、彼とはシカゴで会い、高校生のときから彼のことを見てきている。加えて言うなら彼が出た13試合は全て見に行った。ジョンも同じ状況だった。何もワークアウトしなかった選手をドラフトするのは初めてじゃない』

彼のポジションをどう考えるか(順当なSFと捉えるか否か)
『私は彼をデュアルフォワード(=SF/PF)として考えている。今年のデュークでのプレーから彼のディフェンスにはそれだけの汎用性があると考えている。大学時代のペリメーター周辺からインサイドに攻めていく強さとサイズも持ち合わせている。我々は彼のスタイルである、中でも外でもプレーできること、ディフェンスの汎用性を現代NBAの一つとして見ている』

地元の選手であるシャリーフをドラフトした理由
『我々は彼が48位以上にあがるだろうと読んでいた。あそこで彼の名前を見たときに思わず興奮してしまったくらいにね。彼は本当にいいプレーメイカーだ。ボールハンドリングもいいし、立派なパサーだ。テンポを早め、ファウルをもぎ取ったりできる。彼は我々のワークアウトにもやってきていた。ここ数年に比べてもその頃にはシュートもよりよくなっていたね(外角にやや難ありと見られているため)。彼をこのチームの計画に加えられるのは非常に楽しみだよ』

JJの大学時代の揉め事は彼から聞いたものか?
『勿論。私が聞いたよ。もし高校や大学時代にしくじった私に対してチャンスをくれなかった人々とはあまり一緒にいたくないからね。しかし、私が言ったように、スカウトチームが彼にあったときに彼はこの件から決して逃げなかった。自身の説明責任を果たしてみせた。君もご存じのように我々は人間で間違える生き物だ。しかし、彼は言い訳することはなく、堂々と振る舞った。これは間違えたときに一番必要なことだと私は思うよ』

JJを20位でドラフトすると思っていたか?
『いや。11位辺りから我々は皆そわそわしていたくらいだ。15人ほど我々がピックしないと決めた選手たちが指名されていったが、残ったチームも誰も彼を指名しなかった。故に我々が彼のような選手を獲得できた。我々の見解ではハイピックの彼をね。しかしね、我々はこれを好機と捉えていた。彼がまだ残っていたことに我々の見当違いだとへこんだりはしていなかった。ただただ、幸せを噛み締めていたんだ』

オコングが間に合わないから彼を指名したのでは?
『それは関係ない。JJはインサイドでもプレーできるが、彼はセンターじゃない』

トレードアップの可能性を探っていたか?
『数チームとトレードアップの話し合いはした。10位以内から10位以外から様々ね。どことも折り合いがつかなかったけど、いくつかの可能性を探ってみた。もしかしたら、今年は我々が微塵も動かなかった初めての年だったかもしれない』

JJの足の怪我についてメディカルスタッフの見解
『彼のエージェントと話をした。数チームが彼とワークアウトをして、彼を見ている。その中でもATLが彼を獲得できたのは大きい。彼は明日MRI検査を受け、彼が完全に怪我から回復しているかを確かめる。今言えることは全てうまく行っているということだ』

シャリーフはGリーグでどれだけの時間を過ごすのか
『育成チームから競うチームへの昇格についてのことかな。ロスターにいる全ての若者が等しくNBAのコートで時間を得る機会があると言うのが正しい。過去数年ドラフトをした若者たちもコートに出て経験を積んできている。彼らの成長と求めるプレータイムを得るために、誰もが等しく試合に出る権利がある』

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