2023-2024メディアデー⑫ AJ Griffin
インタビュー訳
サマーリーグを振り返って、あなたに改善してほしいと与えられた課題についてはどのように進んでいますか
『俺のゲームに磨きをかけているところさ。俺は自分の才能のすべてに磨きをかけている。サマーリーグではボールハンドリングなどに沢山取り組んできた。今はみんながチームに戻ってきて、一緒にワークアウトを始めて、今すごく研ぎ澄まされている感じがするよ。俺は大丈夫だ。頼もしいチームメイトもいるし、今年はいい年になりそうな気がするよ』
シーズンの早い段階でお父さんのいるバックスとの対戦ですね。
『あぁ。この質問、待ってたよ笑』
ちょっと興味があるんですが、そういう試合の前にどういう感情で試合に臨んでいるのですか
『すごくいい質問だね。それでも楽しみにしてるよ。コートに入るときに父から何か言われそうな気がする。それも結構高い確率でね笑。5フィートかそこら離れた、すぐそこにいるのが変な感じがするよ。ただ俺達は誰が相手でも勝たなきゃいけない。父との勝負はまだ2勝1敗だって言われたんだ。君と同じく、その試合は特別なものになりそうな気がするよ』
サマーリーグでのご自身の役割は何だったと思いますか
『リーダーシップとしてチームを引っ張ることだったと思うな。声を出すこと、それからどのようにチームを操るか。そういうことだね。それから試合のペースを知ることで、試合勘を養うこともできたと思っている。攻守でより積極的にチームと競い合い続けることもそうだな。今挙げたことは細かなことだと思う。それでもコーチたちはわかってその役割を俺にさせてくれている。サマーリーグと今でもペースの違いはあるし、学ぶことはまだまだ多い。2年目のキャリアを歩んでいくためにもっともっと学んでいかないとね。試合の流れを読んで、適切な場所にいることもそうだし、それを組み立てられるようにもならなきゃね。まぁ、あなたのほうがこのリーグにはよっぽど詳しいと思う。俺はまだ入り口に立っただけに過ぎないんだよ』
昨期はルーキーとしてシーズン全試合を経てどんな気持ちでしたか。82試合の経験値というものは今シーズンに向けてどのように準備し、どのように対処するかを理解できましたか。
『この年全体を楽しみたいと思っている。まずはこのNBAのシーズンに自分の心と体が追いつき始めたような気がする。リーグの1年の速さに対してね。あとは俺が2年目に向けての成長をみんなに知ってもらいたいし、先ほど挙げた課題をどう対処するかという姿勢もみんなに見てもらう機会を得たので、今から待ち遠しいんだ』
あなたのお父さんの質問に便乗したかったのですが、彼は今期からHCになりますが、お二人の関係はどんなふうに繋がっているのでしょうか。昨年ほどは連絡を取り合えないものですか
『特に変わらないんじゃないかな。実は知らされてなくて、俺の携帯に通知が来て父のHC就任の話を聞いたんだ。てっきり彼から何か言うんだと思ってたけど、彼は何も言わなかった。それでも父は俺をいつも支えてくれているよ。いい試合をしたとき、あるいはそれが何であれ幸せであることを知っている』
この夏、ルーキーの誰かと連絡を取りましたか?また彼らとの良い関係を築くためにしたことがあれば教えてください
『俺は奴らが大好きだよ。あまり大きな声じゃ言えないけどね笑。俺は彼らと遊んだだけだけどさ笑。それでも、彼らが素晴らしいことはわかってるから、今年のシーズンが始まるのが楽しみだね。モーにセス、みんないい奴らばかりさ。年も同じくらいだし、俺とコービーは20歳で同じ年だ。今年はさぞ楽しい年になるだろうね。課題にぶつかってそれを乗り越えるのは若さの
特権みたいなもんだ。すごく楽しいよ』
AJ,アトランタの街には慣れたか?それからここで経験したことの中で一番の出来事は何だった?
『あー。そうだな。今は散歩を沢山するのが好きだね。公園とか。どこによく行くとかは流石に言えないけど笑。ここはいい街だ。少し歩いたら美味しいものが手に入るし、ここはいいところだ』
先程のサマーリーグの話がありましたが、コービーやセスとも出場していましたね。特にセスはポジションが同じで、シューターですよね。サマーリーグの時に彼に何と声を掛けましたか。サマーリーグのときはリーダーだったと思いますが、チームメイトとしても経験があると思うので
『彼にはもっとやっていいって言った。彼は素晴らしいシューターだよ。スクリーンで切り抜けたらすぐ撃てってそういった。俺は彼が素晴らしい選手だと本当に思っている。シューターとしていつでも自信を持っているからこそ、1本外そうが2本外そうが、彼は撃ち続ける。チームメイトとしてもそういうことを経験するはずだよ。彼がオープンなのを見つけさえしたらいい。オフェンスで彼が必要としているのはそれだけなんだ。サマーリーグのプレーを見たらわかるさ、彼がどれだけ早いリリースで撃ち続けてるかをね。ディフェンスにとってもストレスがかかるし、彼も準備ができているのはわかるよ』
NBAのペースに関してはシーズンを通して順応できましたか
『あー、それはたぶん俺がペースのことに触れたからだと思うんだけど、それは単に1年目が右も左もわからない中だからこそ思うことでもあると思う。今は試合のことだけ考えている。すごい変なことを言うけど、2kをプレーするとディフェンダーが何を考えているか、わかるようなときがある。そんな感じで2年目になった今、俺としては大丈夫だと思うよ。俺にとってペースって本当にちょっとしたことなんだ。バスケットIQが俺のプレーを助けてくれると思うな』
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