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アトランタ・ドリーム⑬ 2024ルーキー紹介+α


はじめに

うぃ、おこめっす。更新しない間にいくつか新しいニュースも飛び込んできているので、まずはそちらを紹介しながら、タイトルにもあるようにドリームのルーキー紹介をしていきましょう。
いやー!!楽しみっすねー!!!!!



え?ぷれぇおふ?……あー、あのペリカンズが出てるやつね!!
ペリカンズが勝ってくれる分には俺の聴くインタビューが増えるだけなんで何の問題もないです!いや、下馬評覆して勝ちましょう!!!
ペリたちは!!!!!!!!!強い!!!!!!!!!!!!!!
つよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいという青嶋アナを
置き去りにして、ニュース紹介に行きましょう。



見たかったなぁ……。

ドリーム、シーズンチケット完売

ということでまずはこちら。

アトランタ・ドリームがシーズンチケットを完売したようですね。

まぁ、WNBAで一番小さいアリーナ(5,000人収容)ということもあるかもしれないがこまけぇこたぁいいんだよ!
ゲートウェイ・センター・アリーナのあの独特の熱気は画面越しでも面白かったですからね。

ということで時を同じくしてダラスもシーズンチケットは完売。あとは各試合ごとのシングルチケットを買っていく形になるようですね。
いやー、しかしシーズンチケット完売は普通にすごいことですよ。だって、1試合限定じゃないですからね。数試合、数十試合見に行く、見に行こうとしている人がこれだけ増えたってのはリーグとして立派ですし、チームとしても立派でしょう。これがフィーバーの試合だけ売り切れとかだったら、ケイトリン・クラークすげーとかなるんでしょうけどね笑。鎬を削るところなんて、トップオブトップは面白いと思いますけどね。
ちなみに一番早くさばいたのは優勝候補筆頭のエーシズさんでした。チーム力だけじゃなく、そこも強かった。

オーストラリア代表、北海道襲来

はい、お次はこちら

オーストラリア代表が!!!!北海道に!!!!!!

くぅ~るぅ~!!!!

ということで、いかがお過ごしですか皆さん。
おこめの第二……いや、第三……まぁ、いい、おこめの街に!!!やってきます!!!オーストラリア代表が!!!!
ということでね、会場で白いお米の着ぐるみを来て闊歩しているやつを見かけたら、そいつがおこめですんで、声をかけてあげてください!

まぁ、時期も時期ということで、WNBAの選手、それからNBA選手もチームによっては来るかもしれないですけど、まぁ、基本的には難しいだろうなとは思います。
WNBAはこの時期シーズン真っ盛りなので、抜けるのは厳しいでしょうし、わざわざNBA選手が来てくれるかというと……。
とはいえ、高いレベルであることに間違いはないですから、楽しみな試合が見れると思います!!
それからもうひとつ。私にとっての楽しみ。
それは、恐らくIsobel Borlaseが来るということでしょう。

誰だぁ?と思ったそこのあなた。そうです。彼女のことはまだ少し触れた程度で紹介していません。なので、今日は彼女も含めたドリームのルーキーたちを紹介していきましょう。

ルーキー紹介

Nyadiew Puoch


身長・背番号・ポジション
身長は6'3(191cm) 。背番号は13番。ポジションはSF/PF/C?
所属チーム名・昨シーズンスタッツ
Southside Flyers 6.2得点, 3.6リバウンド, 1.0アシスト
FG%:40.9% 3pt%:28.9% FT%67.4%

既視感…だと

まぁ、正直なところですよ。あぁ、この子が来るんだなと思いました。
オーストラリア出身のフォワード。
いや、彼女を知ったのは、ついこの冬にWNBLが開催されてたときで、彼女が在籍しているフライヤーズというチームはまさに今年JordinとNazがいたBoomersも、AariがいたLynxも圧倒的な適応力でねじ伏せて優勝したチームですね。いやー、勢いで上回ったLynxが勢いそのままで行くと思いきや……っていう話はまた今度にしましょう。


Puochはその中でもローテーションメンバーの一人でした。彼女がこのWNBLで今年2年目で昨年は6 Women's of The YearとBreakout Player of The Yearに選ばれ、今年はしっかりローテーションメンバーで優勝する、19歳とは思えない濃密な経験を積んでいる選手ですね。
今回は代表に名前を連ねていないものの、U-19のメンバーとしてワールドカップは経験しており、14.7得点、5.4リバウンド、1.6アシストを記録。ポジティブな話をするなら、そのうち代表としても名乗りをあげられる逸材かもしれませんな。

選手としてもあれこれ出来る選手で当たり負けしないパワーやスピードもありながら、外角も撃てないわけではない、器用なタイプ。まだ19歳ということも考えれば、現段階で約3割の外があると考えると、オフェンスでの伸びしろもまだまだございますでしょう。WNBLではウィングとビッグの戦い方の二刀流で活躍していましたね。WNBAだとインサイドとしては小さいほうではあるんですけれども、その戦い方ができないではないですし、サイズのミスマッチがあればパワー、難しければスピードで抜くスタイルは選手としては理想形ですよね。
得点パターンとしてはインサイドまで突っ込んでの得点か外からのスリーかというところ。現状はフィニッシャーとしての役割が多いですね。その中でいくと、オフェンスの精度は結構高いかなと思う反面、ハンドリングはまちまちかな。今後を考えるなら、彼女のドライブの仕掛けからバリエーションを増やすことが大事でしょうか。合わせとしては存在感もあるし、撃つべきシュートは撃ってきていると思いますが、ウィングとしての動き方なら、中に突っ込んで外にパスを展開、とか、中から中への仕掛けなんかが出来てくると更に面白いですね。
シュート確率っていうのも必要なのかなぁとも思いつつ、一番はプレータイムかしらね。もう少し時間もらってみないと、シュート撃つ撃たないの話でもないし。
ディフェンスはいいです。フライヤーズでもガードのJordin Canada相手に一歩も引かないディフェンスをしてましたし、サイズがあるのでマッチアップにも困らない。こういうタイプの選手は経験値をつけていけば順応も早いでしょうから、早くWNBAで見てみたい選手ですね。
来期はWNBLに残るでしょうから、ここから成長していく彼女が楽しみですね。

彼女の長所
・年齢に見合わない経験値
・複数ポジションをこなせる汎用性
・綺麗なシュートフォーム
・すばしっこいガードでも追い掛け回せる俊敏性と踏ん張りのきくパワー

彼女の短所
・ハンドリング

比較選手:こんな選手いるか……?と諦めそうになった俺。現時点だと系統としてはジェフ・グリーンとか、ジェームズ・ポージーみたいなタイプ。ハンドリングがついてパスさばき始めたらもっと化ける。

Isobel Borlase

身長・背番号・ポジション
身長は5'11(180cm) 。背番号は14番。ポジションはG/F
所属チーム名・昨シーズンスタッツ
Adelaide Lightning 15.6 得点、4.7 リバウンド、2.5アシスト
FG%41.7% 3pt%27.5% FT%73.8%


今回のドラフトではPuochと同世代の19歳のガードですね。Puochと同じくオーストラリア出身で、ユース代表でもPuochと同じ代表として戦った経歴もある選手です。彼女自体はアデレード出身で、現在所属しているライトニングも地元のチームという、地元ファンからしたら愛されやすい要素も持っていますね。ちなみに、彼女が同じチームにドラフトされた時のPuochの反応はこんな感じでした。


彼女のプレースタイルは、スラッシャーですね。体格差を活かしたドライブが持ち味でもあるし、オフボールからのカッティングで味方にボールを預けたところから得点できる選手でもあります。ただ単に大きいから強いというより、しっかりとした体幹があるので、ちょっとやそっとの接触では崩れないというのも強みでしょうか。逆に外の攻撃は3pt%が物語っているようにまだまだ発展途上というところ。

というのを頭に入れたうえで昨シーズンのWNBLのスタッツをいくつか持ってきてみました。

平均得点ではリーグでも10本には入り、平均得点だけで考えたらJordin Canadaと同等くらいの得点力はあるわけですね。ちなみにスタイル的にも近しいからか、平均の2ポイント成功本数も同等レベルといったところでしょうか。3pt%的にはJordinが27%、Isobelが25%とその辺りも似たスタッツです。

いいところばっかり紹介すると持ち上げすぎともなってしまうので、改善が必要なところで言えば、この平均ターンオーバー数ですかね。アシスト数/ターンオーバー数の比率はよく某選手を下げたい人が使う指標でもあるんですが、とはいえ、昨シーズンアシスト平均が2.5アシストで3.5ターンオーバーはターンオーバーが多いかなというところ。ジョーディン・カナダもターンオーバーは似たようなもんですが、平均アシスト7.6と現状のIsobelの3倍近いアシストも量産しているので、ここはおいおい修正加えていく必要はありますかね。彼女がドリームに加わるなら、ここはテコ入れしておきたいところでもあります。

ドリームという枠で考えると、Jordin Canadaは勿論彼女にとって高い壁になりますが、同系統の選手としてHaley Jonesもいるので、そこに割って入れるかどうかは今後の外角とアシストの成長にかかっていると思います。奇しくもHaleyも3ptにはまだまだ成長の余地があるとも思いますし。

ドリームの狙う大型ガード枠としては確かに貴重な選手だと思います。2巡目でとれる選手としてもそうですし、まだ19歳という年齢的なポテンシャルを鑑みても。彼女も今期はWNBLで修行になるので、チームとの合流はないとのことですが、呼ばれる可能性ゼロではないので、じっくり彼女の成長も追いかけようと思います。
余談ですが、オーストラリア代表のなかに彼女の名前があるので、もしかしたら、北海道で彼女のプレーを見ることができるかもしれませんね。

彼女の長所
・代表経験もあるところ
・スペースがあれば縦横無尽に駆けまわれるスラッシャー
・ディフェンスに関してもよい
・オフボールカッターというドリームにはいない枠

彼女の短所
・外角の強化
・アシスト数が伸びるといいね

比較選手:初期のマーカス・スマートなのか(今のマーカス・スマートはスリーポイント厄介なところて決めてくるタイプなので。でも、そうなってほしいですね)

Matilde Villa

身長・背番号・ポジション
身長は5'8(173cm) 。背番号は5番。ポジションはPG
所属チーム名・昨シーズンスタッツ
Venezia 10 得点, 2.5リバウンド、3アシスト
53.6%,39.1%,76.2%

うむ。彼女はイタリア出身のPGです。いや、真面目に情報が少ないんだ彼女は。今19歳で代表経歴もあるし、この高確率な得点はなんなんじゃこりゃと思うわけだがその一方で問題もあってな
ハイライト少なすぎ問題。

彼女の今期のスタッツも25分出場での記録なので、かなり確率が高いプレーを出来ているってことでもあるんだよな
視野も広く、得点力もあるし、正統派PGではあるよね。あとはどれくらい通用するかってところかなぁ。どこから得点してもスムーズな動きだしとハンドリングの鮮やかさは普通にアリーナを盛り上げる選手ではあると思うんだよな。

正直彼女に関してはもう少し映像見ないと強みも弱みも何もないかなと思うので比較選手だけつけて終わりだな。

比較選手:TJマコネル

女子の代表戦もこれで少しずつ、とっかかりが出来て来たし、楽しく見れるようになるといいわな。
とりあえず、次回は溜まったインタビューから何かしら使っていくことになると思います……多分。プレシーズンのドリームの様子とか書いて見ても面白いかもね。次の試合5/5だし。

それじゃ、また次回。おこめでした。


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