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2022-23シーズン シーズン後インタビュー⑫ Saddiq Bey


Saddiq Beyとは

Saddiq BeyはAtlanta HawksのSF/PF。背番号は41。昨期、途中加入ながら、分厚い体とパワー、滑らかなスリーポイントを放り込む。どこからでも顔を出す積極性のあるプレーと自分のやるべきことを懸命にこなす姿は一級品。加入当初はトレードの正式決定が遅れた影響で数試合遅れての合流となったが、今ではチームのオフェンスに欠かせない立役者の一人となっている。


今期はNBAで1番左コーナーからシュートを放ったサディック・ベイ選手。迷いのないフォームだ

インタビュー訳

2月に移籍して以降、あなたのゲームは移籍前と比べてどんな風に変わりましたか?
『メンタリティとしては誠心誠意込めてプレーするってことはこれまでと何一つ変わっちゃいない。今みたいにチームに必要なことは全部やっていくつもりだ。このシーズンではそれがフロアのスペースを広くとることだったし、それからどのポジションでも俺ができるところは守備でも努力する。俺は俺自身を信じ続けているし、チームの必要なことや、どのポジションでも彼らが求めることは何でもやっている。俺は移籍以降変わらずに準備できてた、そう思っている』

チームとの関係についてはどうだろうか
『俺は彼らを信じてる。そうするのに長い時間は必要なかった。どのようにこの組織を俺が選手として背負っていくかはすぐに理解できたからだ。今は彼らのためにプレーすることが俺の喜びでもある』

コート上でのあなたのリーダーシップについての考え方を教えてください
『コートにいようがいなかろうが、リーダーである意識を持つことだな。彼らが示してくれたものに俺の持ってる考え方ややり方を加え続けていく。まだまだ俺のゲームは相互作用としてもよくなっていくだろうし、個人の技術としてもこの夏の間に磨きをかけていくつもりだ。戦術的なところはまだまだこれからになるけど、より汎用性の高い選手へと昇り詰めていきたいね』

キャリアで初めてのプレーオフ出場となりましたが、どんな心境ですか
『そうだね。俺にとって初めてのプレーオフだった。出場できたことに対して感謝したい。俺が思うに、このチームは幾度も俺と調整して受け入れてくれたし、今までに経験したことがないものを経験することができた。だから俺も自分ができるプレーを懸命にこなすことができたし、俺が思う最高の形を示せたとも思っている。ゲームが始まったら、どのようにマッチアップや攻守のポゼッションで強みを押し付けられるかが勝負のカギになる。今年のプレーオフじゃそれはまだ出来てなかったけど、次の年のプレーオフではそうできるチャンスはあると思ってる。だってこのチームが出来ることがどれだけいいものを生み出せるのか、皆ちゃんとわかってるからね。だからこの夏は個人としてもチームとしても磨きをかけるいい時間になると思うよ。俺達がたどり着ける最高のチームに向けて、突き進んでいくつもりだ』


アトランタの街についてはどう思いますか
『あーそうだな、この街からは本当に多くのものをもらっているよ。コーチングスタッフとのやり取りでもそうだし、街が一つになって俺達を後押ししてくれている感じもする。これからもここで選手やコーチたちと友情を育んでいけると思うと待ち遠しいね。そして、もっとよくなっていくのが楽しみだ』

アトランタのファンたちについてはどう思いますか
『俺が最初にここに降り立った日から本当にすごい熱量だ。俺もすぐに好きになったよ。この組織の一員として懸命にプレーするには十分だった。勝ち負けにかかわらず、毎試合彼らは俺に多大な愛を見せてくれた。俺は必ずこの愛にお返しをしたいと思っている』

トレイのGame5での活躍で相手のファンたちを一気に静まり返らせました。彼が有している潜在能力についてはどう思いますか
『彼はやるべきことをやってのけたんだ。そうだな、まさにビッグショットだったと思うよ。特にああいう展開でやり切ったんだから。あんな風に敵地で逆転のシュートを決めるってのはすごいことだと思うし、チームの一員として立ち会えてよかった』

この一年は嵐のような年だったと思う。この夏はどうやって過ごす予定ですか
『なかなかにあわただしい年だったからね。ちょっと一息入れたいかな。それから実はまだ家が決まってなくて、今期はずっとホテル暮らしだったんだ。だから変な感じだよ。他のチームや選手たちと同じような暮らしをしている。俺ここに住んでるのにね笑。だからこそこの夏で正式にここに本拠地を構えたいね。ただ俺は一度ジムに入るとそんなこと気にしなくなっちゃうから、ジムは心地いいからね。だからこの夏はコート外でのことを過ごしやすくなるように動くつもりだ』


家の候補は見つけているところですか?
『ああ、そうなんだよ。シーズン中はゆっくり腰を据えて取り組もうなんてサラサラ思ってなかったからね。別にそれで苦労もしていなかったし。ただ、今はちょっとだけ時間があるから言え探しに時間を使おうと思うよ』


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