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【復刻版】Life is like a Bird(Dyson Danielsルーキーインタビュー)

Dyson Daniels

コート外のニューオーリンズをどう聞いていたかとチームメイトのCJ(グリーンルームにいた全員と会話していたが)とどんな話をしたか
『正直ニューオーリンズのことはあまりよく知らないんだ。でもこれだけはわかる。俺達は何をすべきか互いにわかってるってことはね。このチームはとても素晴らしいよ。CJは本当にいい人だった。グリーンルームで話したんだけど、とっても高いバスケIQを有してるし、とても賢い人だと思ったよ。彼からも多くを学べるのはペリカンズに来ていいことだと思うね』

今のロスターをどのくらい知っているか、プレーオフを経験した今のロスター+ザイオンとどうやって並び立つチャンスを得るか
『どんなチームでも、皆死に物狂いで時間を奪い取っていかなきゃ行けないことはわかるよ。それにここは素晴らしいチームだ。スコアラーも何人もいるしザイオンも来期は帰ってくる。俺はこのチームに色んな側面から合わせられそうだと思ってるんだ。例えばプレーメイカーだったり、スクリーンからのオフボールムーブだったり、色んな場面でチームのためにプレーするよ。そうやって急速的に成長していけると信じてる。このチームに来れて本当に嬉しいし、俺がここにいる資格をもぎ取ったんだ。俺達が勝つためなら俺に出来ることはどんなことだってするよ』

君はディフェンスするときにトラッシュトークを使うけど、ディフェンスするときのあれはどのくらい好き?
『あぁ、ああいうときにちょっと卑怯な言葉を投げかけるのは大好きだね。もしかしたら相手には聞こえてないかもしれないけど、トラッシュトークを愛してる。それも試合の一部分だからね。ゲームを面白くするスパイスみたいなもんさ。時々誰かの癇癪を起こさせることもあるし、試合を面白くするひとつの側面を(トラッシュトークは)担ってると思うな』

サマーリーグに向けての意気込みと、NBAに向けての挑戦について
『めっちゃ準備できてるよ。本当に楽しみにしてるんだ。サマーリーグまで待ちきれないくらいにね。それにまたバスケが出来ることもそうだ。このドラフトに至る3ヶ月の間、結構調子がよかったからね。コートに出る準備もチームのロスターに挨拶する準備も出来てる。今はただ待ちきれないんだ、コートに出ていくその瞬間をね』

お父さんはアメリカでバスケのキャリアを始め、オーストラリアでキャリアを終えたよね (ダイソンのお父さんはノースカロライナ州立大でプレーした後、オーストラリアリーグで引退し、永久欠番になっている) 君はその反対のような感じだけどどう思う?
『うーん、ちょっと違うな。親父はNC州立大でプレーしてオーストラリアに渡った。そこで選手として開花して、俺は親父からは沢山のことを教わって育ってきた。君が言ったように俺は彼の逆をやってるけど、それは俺がNBAの舞台に立ちたかったからだ。親父がオーストラリアに行ってなかったら、今頃俺はここにいなかったよ。俺は自分のやりかたでプレーするのが大好きだし、こうしてペリカンズの一員になれてすごく嬉しいと思ってるよ』

今夜名前を呼ばれたときはどんな気持ちでしたか
『すぐにエージェントが俺に電話を寄越してきた。そのときは今心臓が動き出したみたいな感じだったよ。そのくらい嬉しかった。電話に出たら今ペリカンズが君を指名すると言ったんだ。そのあと名前が呼ばれて、胸躍ったよ。夢が叶ったんだ。この瞬間を小さい頃からずっと夢見てきた。色んなトレーニングを積んでようやくここにたどり着くことが出来た。こんな機会をもらえたことに、ここにいられることにとても感謝してる』

Gリーグがもたらしたものと、次のレベルに向けての準備について
『Gリーグは多くを俺に教えてくれた。NBAに近いスタイルでのプレーを学べたし、オーストラリアから見たら圧倒的に早いペースも体験できた。それからチームの選手たちもとてもいいベテラン選手だったり、いい選手達だった。それから素晴らしいコーチングスタッフもシーズン通して俺に多くを教えてくれた。彼らから多くを学んだから俺はどんどんよくなれた。シーズンが終わる頃には少しだけ色んなことが出来るようになった姿を見せられるはずだ。Gリーグは今日の俺を作り上げるのにとてもありがたいことばかりだった』

ニューオーリンズが食べ物の街と聞いてると思うけど、興味ある?
『俺は大食いだからね。特に魚料理が好きだね。シーフードがすごく美味しいって聞いてるから、いくつかレストランに入ってみるのが今から楽しみだよ。めっちゃ食べるから、俺』

ウィリーグリーンHCの印象
『ワークアウトした日に会食に行ったんだ。彼に会えて本当によかったし、いくつか彼に質問したりもした。本当に素晴らしいコーチだと思ったし、彼と一緒に仕事できるのは楽しみだね』

コーチがNBA選手の気持ちを理解できるのはどう思うか
『すごくいいことだよ。ウィリーはNBAでも高いバスケIQの持ち主だし、俺ともポジションが近い。だから彼から多くを学ぶことは実りのあることだし、彼から学ぶことが多いのは間違いないことだと思ってるよ』

NBAレベルに向けてのNBAアカデミーでの準備(NBAグローバルアカデミーというのがオーストラリアにあるらしい)
『アカデミーでのことか。オーストラリアで一番成長したいなら最適な場所だよ。本当に素晴らしいコーチ陣が揃ってるし、毎日競いあえる素晴らしい選手が沢山いる。ウェイトルームもあるし、まさに俺達がオーストラリアにいてNBAに行くための準備期間を指導してもらえる場所でもあり、オーストラリア人としてのプレーを学べる場所だよ』

影響を受けたオーストラリア出身の選手について
『例えばパティ・ミルズ、ジョー・イングルス、それから俺の兄貴分のジョシュ・ギディ、彼らは俺にとって大きい存在だし、デリー(デラベドバ)もNBAにいたことがあって、彼らとよく話してた。彼らは近代NBAのなかでのオーストラリア人の礎を作った人達だし、会えてよかったと思ってる。俺も彼らに続く選手になりたいと思うよ』

どんな選手を目標にしてる? それから誰とマッチアップしたい?
『一人の選手と決めてるわけじゃないんだけど、例えばロンゾボールみたいな2way選手を見て彼のディフェンスのやり方を研究してたり、ハリバートンのオフェンスでのリムに向かっていってチームメイトにロブを放る動きを見たりね。それからミケルブリッジズのディフェンスは自分と似てるから彼の動きを見て勉強したりして…あー、二つ目の質問はなんだっけ。あぁ、マッチアップしたい相手か。やっぱり兄貴分のジョシュ・ギディかな。彼とマッチアップしてみたら面白いだろうね。それからレブロンは確実に歴代でも指折りの選手の一人だし、あるいはウェストブルックを見て育ったから彼もそうだし、マッチアップしたい選手は沢山いるよ。どのチームにも素晴らしい選手はいるし、彼らとやりあえるのが待ち遠しいんだ』

オーストラリアのどのあたりの出身ですか
『ベンディゴっていう、メルボルンから2時間くらい走ったところにある町だよ。』

バスケット以外でやりたいこと
『音楽も好きだから、DJの演奏もやってみたい。それから食事も好きだから、外出してレストランにも行きたいね。ゲームも少しするかな。でも外に出歩くのが好きなんだ。友達とプールで遊んだりとかね』

お気に入りのスニーカーについて
『そうだね。ジョーダン4が最高に好きだけど、それ以外ならダンクシリーズかな。半々くらい』

ニューオーリンズでの楽しみなことについて
『何でもやってみなきゃいけないけど、素晴らしいレストランが並んでるから、そこにいくのも楽しみだし、チームの皆にあうのも楽しみだし、バスケもそうだし、ゴルフにいくのも楽しみだね、でもやっぱり一番はいいレストランに巡りあうことかな』

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