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自分にとっての仕事とは

自分にとっての仕事とは?

私にとっての仕事の定義は、社会人になった10年前から変わらず、2つ。
・社会に貢献するもの
・自己成長・自己実現につながるもの


1日8時間の時間を費やすんだから、会社の売り上げのためだけに働きたくない。自分の費やした時間や行動が社会や誰かのためになっていると、自分で納得しながら働きたい。

そう思って、私は何に貢献したいのかを模索してきたし、自分がどのように成長するとそれを達成できるのかを考えてきた。

この10年の社会人経験を経て思うのは、
「仕事(組織・チーム)は、変化の可能性を大きく広げてくれるものだ」ということ。自分一人の力が小さくて、世の中の何も変えられないという学生時代・新入社員時代の感覚だったものが、仕事や組織があって、その仲間と一緒に取り組むことで初めて見える世界があるんだという実感に変わっていった。ひとりでは実現できないけど、みんなで取り組むからできることがある。だから、仕事(組織・チーム)って大事なんだなぁ。

もう一つは、「自己成長・自己実現すると、できることが増えていく」ということ。当たり前の話だけど、貢献したい対象や物事を考える時、自分のスキルをベースに考えていく。(例えば、紛争解決したいと掲げてもゴールが遠すぎるから、自分の足元からできることを考えて、でもゴールが遠すぎて絶望する、みたいな、あるあるもあるよね)でも、自分の思考やスキルが増えていくと、こういう方法もあるかもしれないとか、見えてなかったまったく違った課題が見えてくる。そういうことって、仕事を通して成長させてもらったから見えてきたり感じたりするものだなぁと感じている。

最初は自分のための成長だけど、それが社会につながって、また自分の成長にもどってくる。その循環が起こせるのが、仕事なんだと思っている。

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少し私の仕事を整理

①過去の仕事の棚卸
1社目:某企業(ITソリューション・業務効率改善)にてシステムエンジニア
官公庁のオフィス効率改善に寄与したい、という想いで入社。官公庁のオフィスの効率が改善したら、生み出された余白の時間とお金(税金)を有効活用できて、もっと世の中がよくなるのではという仮説でした。

仕事内容は、お客様のオフィスの課題を営業とヒアリングしてシステムを提案。そして提案内容を実現させるシステムを設計・構築・保守管理。もともと文系なので、ITが好きなわけでは全くなかったので、システムやIT言語を勉強することはかなり苦しかった。12進法とか〇〇ビットとか、どうでもよかった笑(めちゃくちゃ重要で基本なんだけど)
結局7年ほどSEをしていたのですが、モチベーションはSEとして独り立ちしている状態であることと、業務効率改善やコスト改善などによってお客様が喜んでくれること。
何十ものシステムを導入してきましたが、一番好きだった仕事は、弱視の子ども向けに全国のNPOやお母さんたちが特別に拡大制作した教科書データを預かって管理したり受け渡したりする、全然システム関係ないSEっぽくない仕事が好きだったし、意味がある仕事だなと思ってた。
7年働いて、一通りの仕事ができるようになったし、何より私の仕事を喜んでくれるのはシステム担当者で止まっていて、それ以上見えにくかったということもあり、もっと自分のした仕事が誰かの役に立ってるという実感を持って仕事したいなぁと思い、転職することにしました。

2社目:大学院時代の友人にご縁をいただき、NPOへ。研究員
企業のCSR部や新規事業開発担当者がクライアントで一緒に未来を考えていく仕事をさせてもらうことになった。
NPOだけどテーマ特化型ではないので、毎PJでテーマが変わるのも本当に楽しくて、仕事を楽しんでいる。

おまけ1:プロボノ
社会に役に立っている実感を得られる仕事は、世の中に無数にある。そのなかで、何を選ぶのかは、迷ってました。それは転職活動をし始めたときから。どこの誰のために働きたいのか。すぐにはわからなかったので、それを探すことも見据えて2社目に転職。そして、アジアには関心があったので、アジアの女性を支援している団体へもプロボノで1年ほど関わりました。ここで、どの国の誰にということは具体的に見えてこなかったけど、同じ地球人として助け合いたいと思ってるということは見えてきました。

おまけ2:在野研究
お母さんとの関係が良くないことが、生きづらさにつながっている状況を学生時代から友人の話を通して何人か見てきました。30代になってくると、20代のころの考え方や視野が広くなっているのに、親子の関係は若い頃のまま。大人同士の親子関係(中期親子関係)について、何が障壁になっているのかプライベートでリサーチしたり、かぞく展をみんなで開催してみたりしました。
中期親子関係をよくしたいと思ってるんだけどきっかけがない人へのサービスがまだないので、そういうの作りたいな〜仕事にしたいな〜と妄想してます。(例えば、昔の写真を使って当時の様子を語ったり聞いたりする場の設定とアルバム作成とか。年末に家族が集まって家族のストーリーを懐かしむような機会や時間を作ってみたい)

②みえてきた本当にやりたいこと
この社会のなかで、それぞれの人が思いやりを持ちながら、自分の好きを軸に輝いていて、助け合う社会を作っていきたい。それぞれが良い状態で幸せな状態であることが、社会の幸せにつながっていくことだと思っている。
それぞれが幸せであることを前提に、個人と社会がつながっている状態を作っていきたいのではと思う。
そのために、私は今の仕事や生活を通して勉強するし、自分でNPOを作って実践していきたいのだと思う。

③これからの私の仕事は、〇〇です。
この言語化は難しい。ちょっと違うかもしれないけど、「暮らすように働く」かな。
私の実現したいことは、社会や地域にとっての願いでもあると思うし、それを実現しようとする私は、人間の自然な流れである気もする。
まだうまく言語化できないけど、暮らしの中で切磋琢磨・試行錯誤することが私の仕事なのかもしれない。

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