第10回 無理して"いい人"になっても損!

こんにちは、本日3記事目の執筆です。

さて、今回は神戸大学時代のお話しです。

2浪しても目標の東大理三には箸にも棒にもかからなかったため、後期で受かってた神戸大学数学科に入学しました。

神戸大学には1年だけ在籍して中退したんですが、この1年間僕は(自分の中では)かなり"いい人"に徹しました。テニスサークルのボール運びをほぼ毎回買って出たり、人となにかあったらとりあえず自分が悪いことにするみたいな感じでした。周りに嫌われず人間関係を円滑に回していきたかったんです。

ですが何かおかしいと思ったのは大学を中退した後のこと。めっちゃ仲いいと思ってたサークルの友達に連絡してみても、みんな急に冷たくなりました。ああ、仲いいと思ってたのは自分だけで、みんなはただ同じサークルだから俺と仲良くしてただけだったんだと、そのときはじめてわかりました。当時は納得いかなかったです。あんなにいい人演じてたのに、あんなに感じ良く振る舞ってたのにって。でも、結局無理していい人を演じてみたり、自己犠牲型のお人好しをやってみても、人って離れていくんだなって思いました。

サークルとは逆に、数学科の友達は僕が中退してからの方がむしろ仲良くなりました。退学してもうすぐ8年になりますが、今でも月1ぐらいでごはん行ったり旅行したりしてます。思えば彼らに対しては、なぜかあんまり"いい人"を演じなくても接することができるんですよね。結局そういうふうに接することのできる相手が自分の周りには残ってくれるんだなって勉強になりました。

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