8月ricca-りっか-活動の報告です

riccaメンバーのMです。

りっかは、新潟県魚沼地域の発達障害の自助グループです。毎月第四火曜日の18時半よりNPO法人あんしんさんにて交流会をしています。

今回は、8/28の日の活動報告です。

テーマは、「自分のトリセツ」

看護師のNさんサポートのもと、SST(ソーシャルスキルトレーニング)認知行動療法とWARP(ラップ)を行なってみました。

WRAP(ラップ)とは、Wellness(元気)、Recovery(回復)、Action(行動)、Plan(プラン)の頭文字をとった言葉で、元気回復行動プランのことです。

WRAPは、マリー・エレン・コープランドさんを中心に、アメリカの精神障害をもつ人たちによってつくられたリカバリー(元気回復)に役立つツール(道具)です。WRAPは仲間とともにつくることでピアサポート(仲間同士の支え合い)の側面も持っているのだとか。

まずは、SST認知行動療法から。

前回の活動のときに、MさんがADHDの不注意、うっかりのせいか、思いこみによる予定の書き込みミスが多いという悩みがあり、サポーターの看護師のNさんから、相手に書いたものを見せて確認してもらうと良いよとアドバイスを受けました。

今月の活動で、その後、職場で実践できましたか?という問いかけに、やれましたよ!ということで、その場面を再現してみることに。

再現してみて、メンバーから良かった点や気づきを共有しました。

本人では気づきづらい自分の行動の良い点を会話の中で気づけることは、グループで行うメリットでした。

続いて、NさんサポートのもとWARPを行いました。


参考書は以下のものを使いました。


『つっち〜の健康回復プログラム』自分らしさを取り戻しませんか?土屋徹著 看護出版 2009年

『WARP(R)を始める!-精神科看護師とのWARP(R)入門』土屋徹著 看護出版 2016年

『つっち〜の健康回復プログラム』を使い、グループで話しました。話したテーマは以下の項目です。

●私の夢や希望 私はこれから〇〇がやってみたい!

●いまの私

自分の自慢出来ること

自分の得意なこと

WARPを通じて私が感じたことは、自分を正しく認知することの難しさです。「自分のことはわかりにくい」それは自分に対する「印象」を自分で抱くのが難しいからです。

グループを通じて行うことで、マイナスもプラスに言い換えられ、看護師のNさんサポートのもと、グループの中で気づきも促されました。

例えば、Oさんの自分の得意なことは、粗探しだと話してくれましたが、分析力があるとグループの会話の中から良い言葉も出てきました。

実際は半年間かけて行うプログラムだそうですので、りっかの活動で少しずつWARPを進めて

いき、気づきを沢山得ていければなと思います。

次回は、9/25(火)18時半より、NPO法人支援センターあんしん(きぼうワークス)にて活動します。

ご関心がある方は、ご連絡のうえお気軽にお越しください。

りっか (id:ricca-hattatsu) 1年前

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